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カテゴリ:川西きのこクラブ
私が休耕田のアワダチソウを感慨深く魅入っている間、きのこクラブの人たちは足元の叢(くさむら)にご執心の様子だ。初冬のリンドウの株を数えているそうな。見てみると身のまわりの至るところに株立ちしたリンドウが花をつけていた。 いたるところに間歩(まぶ=手掘りの坑道)が顔をのぞかせる多田銀山はきのこを筆頭に、いつも新鮮な驚きがあり楽しいところだ。 道のところどころには冬いちごが顔をのぞかせ、乾いた喉を潤してくれる。 かくして2021年の川西きのこクラブの旅も無事幕を降ろした。 この30数年の間に、身のまわりの生きものは次々と姿を消してきた。 地球がわれわれだけのものではないことを確認する一期一会の観照に徹する旅は何物にも替え難いもので、いのちの限り続けていきたいと改めて思ったひとときであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年12月10日 08時38分45秒
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