夢みるきのこ
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鍵地区の八坂神社は、十一面観音菩薩像で知る人ぞ知る神社だが、ここでヘビ巻きがみられるというので覗いてみたが、ここでは見られず午後になって訪ねた今里の杵築神社で遭遇した。杵築とは出雲大社と同名で八坂といい杵築といい、スサノオのオロチ退治にちなむ祭事が行われていることが知られる。肝心の十一面観音も神主無住の社ゆえ、観音堂の閉ざされた堂奥に納められているとみえ、拝観はできずじまい、それを理由に境内でジョニ黒で乾杯、来し方のおさらいと行く末の予習をした。
半世紀ほど前までの大和盆地では、考古遺跡として唐古・鍵遺跡がメインの観光スポットだった。しかし、今では、銅鐸文化の終焉の地としての価値を認められるだけの公園となってしまった感があるが、この環濠集落遺跡の価値は、まだまだ色褪せたものではない。 纏向古代都市丹生以前よりあり、天皇家の大和入り以来、激動の大和盆地のど真ん中で数世紀にわたって存続したことは奇跡に近いし、そこにはそれなりの理由があったはずだ。 唐古・鍵遺跡から国道風24号線の信号を渡ったところに道の駅レスティ唐古・鍵があり、ここでは書写山のイケメンの猿回し興行に代わって、美女による猿回し伝統芸能にまたまた出会った。
また工房やぶせのこんにゃくの匠 難波信介さんが大淀町から出張販売していたので、画伯がレスティで樽酒の地酒を買い求めてきて賞味した。 吉野葛入りという触れ込みだったので「口がはれそうなこんにゃくですな」というと、「ほんのほんの微量ですよ」と遠慮がちな答えが返ってきた。<まっすぐにひたむきに蒟蒻と向き合う>まさにそのキャッチフレーズそのままの匠だった。蒟蒻も匠の気持ちに似てけれんみのないほっこり味で、おでんの一品としてではなく、こんな形で賞味すると実に味わい深いものがあるなと考えさせられた。 道の駅 レスティ唐古・鍵から岩見駅の方へ向かうと寺川べりに杵築神社があり、今里の蛇巻きが見られた。 毎年のこの五月から六月にかけてこの蛇巻きを掲げて練り歩く神事があるという。 その神社の脇には寺川が流れ、近世まで今里の浜として問屋場があったと伝えられる河川交通の集荷場であったようだ。
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