夢みるきのこ
PR
< 新しい記事
新着記事一覧(全3363件)
過去の記事 >
田原本・岩見の鏡作神社は、私の見るところ出雲の岩見の鏡作集団が住み着いたところと考えられ田原本・鏡作神社6社の中では陰の総社ではないかと思っている。手入れの行き届いた境内はすがすがしい。 そこからさらに西へ歩くと黒田の法楽寺に至る。学界では実在しなかったとされる孝霊天皇の宮処跡とされるところだ。聖徳太子開基とあるのも面白い。吉備との関係を重視し、今、田原本では桃太郎研究会がさかんで、桃太郎誕生の地として町おこしにつなげている。 この法楽寺にと隣接するのが黒田大塚古墳である。こじんまりした墳墓で天皇家のそれではなくこの地の豪族の墓であろう。 さらに孝霊神社を巡り、田原本駅の西側に位置する保津地区の鏡作伊多神社2社を訪ねた。こちらは亀岡の保津川流域と関連がありそうだと上垣内憲一さんはいう。この夏、その亀岡の行者山へも登ってくるつもりだ。ここには鉱山跡があるらしい。 この伊多のつく鏡作両神社は、鳥居は北面していて本殿は西向きに作られている。やはり何かのメッセージが込められていると考えられる。ちなみに出雲大社の鳥居は南向きに建てられ、本殿は西向きである
保津の鏡作伊多神社。 孝霊神社を抜けたあたりから眺めた二上山。 かくして何処へ行ったも似たり寄ったりの神社9社を巡ってきた。それそれの神社では由来書を買い求め、いつ・どこで・だれが何のために建てたのかを探ることで深みが出る。今年はさらに多くの神社をくり返し訪ねきのこたちの声に耳傾けなくっちゃ。
宇陀の旅-1 2022年11月22日
元出雲 2022年09月07日
亀岡・行者山のシロハツモドキ Russula j… 2022年08月17日
もっと見る