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カテゴリ:きのこの文化誌・博物誌
昨日は降りそうで降らなかったが、夜中になってひとしきり雷雨になった。でも朝晩は随分としのぎやすくなった。今朝起きてすぐ近隣の公園に行ってみると、誰も遊びにくることのない公園の土手にあきらかに一昨日から昨日にかけ発生したと思われるてナラタケモドキの群落が8ケ所ほど顔をのぞかせていた。 秋になって朝夕の温度が下がり始めるとまずナラタケモドキちゃんが顔をのぞかせはじめる。温度がさがると発生するので好低温菌といわれるが、彼らは温度が下がるとそこで生きて行けなくなると感じてきのこをつくって胞子を飛ばそうとするので嫌低温菌が本当は正しい。きのこは人の常識を裏切る良い例である。寒いのが好きだから発生するのではなく嫌いだから発生するのだ。でも雪をかぶりながら健気に出ている姿をみると元気がもらえたなんてきのこ好きまでがそうのたまうので厄介きわまりない。 秋から冬に出るきのこは僕と同じでマツタケをはじめ寒いのがきらいな菌ちゃんばかりなのだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月08日 18時22分01秒
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