193785 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

raskiのマジックとミステリの部屋

raskiのマジックとミステリの部屋

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

Profile

raski

raski

Recent Posts

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

まつや@ Re:弁護側の証人(08/29) お久しぶりです。小泉貴美子さんの「弁護…
raski@ Re[1]:懐かしい日記の声に(08/25) 神田ぶらじるさんへ お久しぶりすぎて申…
神田ぶらじる@ Re:懐かしい日記の声に(08/25) 新しい名前<神田ぶらじる>で登場します…
raski@ Re:明けまして、おめでとうございます。(01/01) いちプロさんへ あけまして、おめでとう…
いちプロ@ 明けまして、おめでとうございます。 明けまして、おめでとうございます。 年…

Favorite Blog

初心者手品同好会 … ミヤコタナゴさん
ふくのホームページ ふく京さん
World travelerのイ… 負け犬三昧さん
へたれマジシャンの… Kousuke0435さん
MAGICIAN正鷹 正鷹さん

Category

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2007.01.14
XML
カテゴリ:マジックの本
 カードマジックの本を一冊購入しました。プロフェッサー・ホフマンの"Tricks with cards:A complete manual of card conjuring"という本です。出版されたのは1889年で、同著者の『モア・マジック』が発表されたのと同じ年です。内容に一部重なりがあります。(たとえば、「大文字のQ」トリックなど)
 この本は、プロフェサー・ホフマンのカードマジックに対する考え方がよく出ています。たとえば、彼が技法を使うことを重視していたことが伺えます。イントロダクションにおいて、「スライト・オブ・ハンド(技法)なしでは、最善の演技は不可能である」(カッコ内は引用者)(同著、kessinger publishing、p.3)とまで言い切っています。私はそうは考えませんが、ホフマンはそう考えていたようです。また彼は簡単なマジックでも、技法を盛り込むことによって、すばらしいマジックになるということも指摘しています。だから、いきなりパスという技法の解説から入っています。
 ただし、ここで注意しなければならないことは、ホフマンが、特殊な仕掛けのあるカード(トリックカードという)に関心がなかったわけではないということです。一般には、この時代の著者は、一部の例外を除いて(アウグスト・ローターバーグのこと)、トリックカードに関心がなかったと考えられています。『モダン・マジック』『モア・マジック』にもトリックカードを使ったマジックはありますが、あまりはっきりと明示して取り上げていないのです。具体的にいうと、それだけで章を設けていないということです。
 しかしこの本においては、トリックカードに1章をさいて紹介しています。(印をつけたカードも含めると2章になる)しかも、解説されているのは今も使われていると思われるカードです。ページ数を埋めるためにいやいや取り上げたのか、逆に出し惜しみをしてここに出したのかは不明ですが、やはりホフマンもそれなりにはトリックカードに関心があったようです。
 もうひとつ、以前にこのブログで、クリック・パスの発明者として、プロフェッサー・hぃーるどという人物を紹介しました。その人物についても、言及があったので、次回取り上げたいと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.01.14 19:53:04
コメント(0) | コメントを書く
[マジックの本] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X