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テーマ:マジック・手品について(477)
カテゴリ:マジックの本
今日は、一風変わったメンタルマジックの本を紹介したいと思います。マーティン・ガードナーのMentai Magicという本です。この本は子供向けの洋書で、それほど目新しいトリックが多いわけではありませんが、実践的なものが多いですし、何より本の構成が面白いです。
まず、本のそれぞれのページには指示が書いてあります。たとえば、33ページには、このような指示があります。「以下のものに当てはまる言葉を書いてください。1、野生の動物。2外国の大都市。3、野菜。書き終わったら、80ページをみてください」みると、何とそれの答えが予言されているのです。そのほか、数字を操作した結果やさいころにも続いて計算した結果などが予言されています。 そう、この本では、まず読者がメンタルマジックを体験して、その指示通りに今度は実演できる、という仕組みになっているのです。自分が驚き、今度は人を驚かせるというふうに2回楽しめる本なのです。 ただし、似たようなマジックや、心理学に基づくため100パーセントとはいえないマジックもありますので気をつけてください。 面白そうなものを紹介。 ・10枚のカードをカットして、上の2枚をひっくり返す。またっカットしてひっくり返す・・・という操作を好きなだけ行ったとき表向きの課あー度が何枚になるかを予言する。 ・ABCABCという6桁の数字を作ったとき、それが13で割り切れるかどうか予言する。(これはカール=ファルブスの本にも載っていた) ・スプーンを放り投げてキャッチしたときに、裏向きか表向きかを予言する。 後、言葉で説明しづらいですが面白いトリックもいくつかあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.11 22:31:01
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