昨日は東急ホテルロワール鉄板焼に出没
今回は先週誕生日に味覚友人に祝ってもらってすぐの出没となった今回。
何故ならこのお店でも手に入るのが物凄く困難な今後も解らないかもと言われている幻のお牛さま『見島牛』が食べさせてもらえるという
うっすらと記憶で山口県で幻の牛が限定数で食べられるとは聞いた事があるが見島牛さんだった。
という事で前日天然記念物 幻のお牛さま…見島牛の勉強をして食べに挑む。
御通し
米沢牛のたたき
北の牛は別な甘さがある!食べやすい歯ごたえも丁度良いたたきでした。
本日のお肉さま
下の薄い塊は三田牛
右側のサーロインとヒレが見島牛
本日はこの2頭の食べ比べをさせてもらえます~
自分 三田牛は三田牛専門店で専門店なのに『むにゃ~』と悲しくなるお店でなら数回食べた事があるので牛の神様にかかるとどれだけ美味しい三田さんが食べられるのかも嬉しくなる。
見島牛ヒレ(シャトーブリアンと言われる部位)
あっぷ
今回はあの尾崎さんのお牛さま以来の大好きな焼け方を見た!!
綺麗に周りがくるっと焼けて中の赤身を見よ!!!と自慢したい
表面が綺麗な自分の好きな焼け方で食べる前から凄い期待感が高まる。
(感想)
写真通りの赤身の強さに程良い噛み切れる弾力。
自分が自分の判定基準で表現している弾力あるのに矛盾した表現のさくさく系。もう、さくさく そう、さくさく。あまくて美味しい。ぎゅ~と美味しい。
脂も綺麗で絞っても飲めるんではないかと思うくらいさらさらあっさりしている。
この脂の感想はどの部位も同じくさらさら健康的。
ヒレ(ももに近い部位)
更に強い弾力も柔らかい。そして弾力にまかせ噛めば噛むほどあまみが出てくる。
サーロイン部
あら びっくり
ヒレ部よりあっさりしたサーロインです。
不思議なくらいヒレよりあっさり食べられるなんて。
理由は普通の牛と違って50カ月飼い込んでいる為に余分な脂が落ちるのだろうと
かぶり部
ここは上のサーロイン部より脂 脂を強く感じられる。でもさらさらあっさりしていて。健康的で飲める脂で売り出しても良いくらい(笑)
焼き野菜
本日の椎茸(椎茸くささがまたたまらなく野性的で美味しい)と大根(あまいっ!)は特に美味しかった。
背中に近いサーロイン部
これもやられる焼け方
流石にあまい 脂もしっかりバランスが良い
自分好みでさく~~系で1番美味しく感じた部位でした。
今度は食べ比べの三田牛(さんだぎゅう)
瀬戸さんの三田。三田牛といったら瀬戸さんといったくらい超有名な瀬戸さんの三田牛との事
三田牛(肩ロース部)
見島牛が中に向かってぎゅっと力強いあまみならこちらは横にふわ~~と広がっていく味。
はね下ざぶとん部
更に柔らかく脂が美味しい
大ぶりぶよぶよ部
ぶよ部は右に行くほどあまくなる
見島牛のぶよぶよ部(すじ部)
三田牛ぶよぶよ部(三田牛すじ)
すじ比べです。
見島牛は最初に牛の神様が塩 胡椒で味を調えてくれてありますが焼いているうちに脂が落ちて味が凄く凝縮 中に旨みが閉じ込められびっくり深みのあるぶよぶよ部 濃い・旨い・あまい美味しい
三田牛はよく食べ慣れたような脂感覚の表面を覆うような舌で直接ダイレクトに伝わってくる脂 うまい・あまい・おいしい
ガーリックライス
べっちょりしていなく しかし脂がしっかり深みがあり美味しい安心できる一品
デザート
栗洋ナシ中心のデザート あっさりまったり美味しくいただけました。
見島牛(みしまうし)
山口県萩市 日本海に浮かぶ孤島見島に生息する日本在来牛。数の減少もあり西洋の影響を受けていない。
昭和3年天然記念物に…。
歴史の教科書などの最初の方に出てくるずんぐりな黒い牛さんですね。
では何故天然記念物が食する事が出来るのか
ただでさえ頭数がすくないのですが島に残す牛の数は決まっており残りの雄達は死んだものとみなされ島から出され飼い直しにて熟され50カ月という他の牛の28カ月などより長くぎゅ~と濃い味のお牛さまになるようです。
純潔の但馬牛
今回は由太郎くん
このように今時期流通は10~12頭程度で幻のお牛さまと
牛の神様でさえおっしゃっていましたが
『ホテルの鉄板焼なんかには出さない(売らない)』らしいが今回は色々な方達のご尽力にて夢かなう結果と
前日見島牛の予習をしていた時に偶然出会ったミドリヤファーム
唯一見島牛をこの時期に予約販売するお店。オンラインショップもありほぼ完売の中 肩/うですき焼き用ロースが500g残っていたので家用にゲット
それが本日届きました
開けると
明日はすき焼きです~
500gですがお手頃価格。これで6800円。
そういえば昨日も値段を聞いておらず 食べる組み合わせもお任せにしていたくらいでお金を実はいくらだ?と財布を重くして出動したもののやはり良心的な値段でしたでのびっくり。
幻だが良心的 しかし味よしなんて最高だわ。
総合感想として
最後に舌に残って覚えやすいのは三田牛のような脂の慣れた味なんでしょう。見島牛は兎に角濃い濃い濃い味だよとは聞いていたのですがそれが即座に納得出来る内側にぎゅう~ぎゅ~に詰まったぱんぱんのあまさと旨み。
今回面白かったのはどちらの脂もさらさらで飲める!と初めて思えた事。
美味しいお肉の(珍しく)ディナーでした。
珍しく体重増加も1kg程度(笑)普通ロワールさまのあとは2kgアップするのだが