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テーマ:男の子3兄弟の子育て(996)
カテゴリ:三男
昨日、今日と、幼稚園の学芸会。
お客様を分けて呼ぶために、二日同じ演目を演じます。 昨日は観覧し、今日は母も手伝いで参加しました。 我が家の三男が出演するのは、「金太郎」。 テープの音声にあわせて、演じる音楽劇です。 一番大きな三男は熊、小柄な子はリスやさる、すらっとした子は鹿と、はきはきした元気な子は金太郎と、誰が見ても本人のキャラクターどおりといった配役でした。 先日TVで、どこかの園の学芸会で、主役の桃太郎が18人でるビデオを見ました。 「身勝手な親」というようなテーマの中で、取り上げられていました。 その幼稚園では、配役に親からクレームがつくので、子供をみんな主役にしたそうです。 そして、おじいさん、おばあさんなど人気のない役は、先生という劇でした。 まさしく「身勝手」。昔話の中身まで変えてしまうなんて! うちの幼稚園の配役は、先生と子供の相談で決めます。 相談中は、おうちの人には「内緒♪」と先生に言われます。 でも、たいがいの子は、おうちに帰ってお母さんに「あのね、内緒だけどね。ぼく○○!」と言ってしまいます。(内緒と言われて、言いたいのは子供も同じですね) 今回も金太郎に出る男みんなが、当初「内緒だけど、金太郎!」と、おうちで断言してました もちろん、三男も同じ事を言っていました。 しかしこちらは、三兄弟の母「ふ~ん、よかったね。」と言いながら、心の中では「一番大きい三男が熊がやらなきゃ誰がやるんだ。絶対に熊!」と確信を持っていました。 案の定、相談が進むにつれ「熊は三男しかできない、やってくれると嬉しいな。」と先生が説得され、「お母さん、秘密だけど、ぼく熊になった。熊になるっていったら、ほめられちゃった。」と喜んで帰ってきました。 お芝居の中で熊は、金太郎と2度すもうをとって、2度とも負けます。 負けず嫌いの三男だけに、お芝居だというのを忘れて、押し勝ってしまうのではと?心配してました。でも、先生の上手な指導で「上手に転べたって、ほめられちゃった~。」と喜んで負けることができました。 金太郎ばかりのお芝居じゃ話にならないけど、皆が譲り合って、自分の役割をしっかり果たしたので、とても楽しい劇になりました。 鹿も、猿も、リスも、小鳥も、熊も、そしてもちろん金太郎も、とっても上手。 先生や親の協力で、子供たちも納得しているので、自分の役を楽しんで演じることができました。 結局、親さえ身勝手なことを言わなければ、子供は素直に納得するんですよね。 桃太郎18人じゃ、せっかくの大切なことを学ぶ機会を捨ててるのも同じ。 何で、わからないのかな~??? ともあれ、これで学芸会も終わり。 小学生の持久走大会と、園の学芸会で、風邪もひけませんでしたが、何とか両方とも参加できて、ホッと一安心です。 気が抜けて、風邪ひかないようにしなきゃね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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