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テーマ:聖域を巡る旅~♪(42)
カテゴリ:~'07.瑠璃と金とで水を縫う旅~
『都波岐奈加等神社』 を示す看板が目についた おりょ~ 手を振ってみました (ここから~kmという看板でしたけどね…なんとなく) しばらくしてまたカーテンをめくると、今度は… 『椿大神社』 の看板が…(☆_☆) ワッハッハ 自己主張してきますな~ なんとな~く、見守られているような応援して下さっているような、暖かい気分になりました 有り難いこと 椿さん(の看板)にもブンブン手を振って…松阪駅に降り立ちました 聖地を巡る旅は…いつも《ノルかソルか》といった博打めいたところがありまして…計画性なし 宿も交通手段も直前(たいてい当日)に押さえております だからルートやタイムスケジュールなんて決まってないので…成り行き任せ~ この時も、夜行バスに空席がなくて出発当日ピンチになりかけましたが… 《んにゃ…行くべき場所なら絶対用意されているはず》 と探しまくり…発見したのが 《大宮~伊勢志摩》 の便 地理に疎いため、降車駅の設定に迷いましたが…松阪にしたらどんぴしゃり よっしゃo(^-^)o 名張の地震の神様も遥拝できるルートですし…なにより京都や奈良や大阪まわりで行くよりも安いルートであったことが判明~ 神様…ありがとう~ 東京発ではなく大宮発になった為、氷川女體神社と大宮氷川神社にご挨拶してから行くパターンに当日朝決定いたしましたf^_^; 夜はストリートミュージシャンの演奏と歌を楽しめて、なかなか面白うございました 松阪はまだ朝霧の中にて眠っているようでありました。 蒲生氏ゆかりの地でありますので、いろいろ思いを馳せながらも近鉄電車に揺られて吉野へ向かいます 吉野到着~ 早速蔵王堂へ向かいます。 この日、金峯山寺蔵王堂では 《役行者霊蹟札所・吉野山出開帳》&《蔵王堂秘仏本尊ご開帳》 が行われておりました。 奉納経を一冊購入し、それぞれの御朱印を頂いてまわりました ひゃ~(゚▽゚) 凄い人人人人人人人人人人人人… そして皆様とっても敬謙にお参りなさってます。 本堂の回りの回廊に設えられた、役行者ゆかりの三十六寺社の尊像にまずは参拝 大峯山はじめ吉野山各寺社は勿論のこと、龍泉寺、吉祥草寺、霊山寺、朝護孫子寺(信貴山)、室生寺…聖護院門跡、醍醐寺、弘川寺(西行の墓がある)、観心寺(楠木正成の墓がある)、転法輪寺(金剛山)…はたまた伊吹山寺まで…すんごい名前が並んでおりました なにより驚いたのは、普段近くで見ることのない貴重な仏像や掛け軸が…私のすぐ目の前に、デーン それがずらりと並んでおりまする(☆_☆) ひゃ~やっぱり来てよかったよ~ 参拝者の中には、この日の為にわざわざ遠くからいらしたらしい修行中のお坊様らしき若い方を何人もおみかけしました 清らか~ 本堂に入り、ぐるりと宝物を拝見します。 安禅寺の木像蔵王権現さんの前でしばし立ち止まりました。 爛々と金色に光る瞳…そして口… これだわ 一週間ほど前にいらしていたのはこの蔵王権現さんであることがわかりました (本を読んでいたら目の前にいらっしゃいましたf^_^;黙って、ただいらっしゃるだけでしたが) ご縁のある像なのでしょううれしいことですo(^-^)o 聖徳太子立像の前でもしばし時間を取りました 聖徳太子さんは…とろけそうな笑顔に見えました びっくりするほどのメロメロ顔… 聖徳太子さんにとってもこの日はうれしい日なのかしら そして瑠璃色の巨大な三体の金剛蔵王権現さんとご対面~ 真ん中が釈迦如来、右が千手観音、左が弥勒菩薩…をも現すそうです。 見たところ、真ん中と右は開いていらっしゃるようでしたので…私は左の蔵王権現さんへ参拝させていただきました 堂内では多くの方が、少しでも近くで参拝し、お力を頂いて帰ろうと犇めいておりました。 この方たちに破邪の力が遍く行きわたり、幸福を受け取れる器となりますように しばらく瑠璃色の金剛蔵王権現さんと対面いたしました。 パワフルでありながらも慈悲のトーンが強いせいか、怖い感じは全くなく…なんとなくおどけているようにも見えましたf^_^; もういいかな…と感じたところで本堂を出ました 本堂の外に出ると、空には信じられないほどたくさんの龍さんが…f^_^; そして、本堂上には不思議な雲が… 役行者が降りて来たようでもあり、弥勒菩薩が蓮の花の中に持つ灌頂の為の浄水を入れる《水瓶》のようでもありました 秋晴れのすばらしく空気の澄んだ吉野山でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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