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カテゴリ:番外編
マシバシイネツルカモ。
正式名は「贋作インドカリー マシバシイネツルカモ」だそうな。 それにしても「マシバシ.......」ってなんのおまじないだろ? 後で調べてみると、司馬遼太郎の「世に棲む日日」に出て来る古語を 引用しているらしい。 「マシバシ」は「しばらく」という意味で、「イネツル」は「寝つる」で 「しばらく寝ていたようだなぁ」となるんだとさ。 世田谷線「松陰神社前」より徒歩1分。 だがしかし、地元の人でない限り偶然にはなかなか見つけられない店。 ちょっと謎めいた雰囲気の店だった。 住宅街にひっそりと佇むというより住宅と同化してる。 看板も無いし中に入ってよいのやら躊躇しそうな店だ。 店主はもの静かそうな細身の男性。 メニューは、ドライカレーと本日のカレーの2種 本日のカレーはエンドウ豆のカレーだった。 皿の真ん中にご飯が盛られそのまわりをカレーが囲む。 ご飯の上には千切りのキャベツ。 「贋作インドカリー」というよりは家庭のカレーかな。 お味の方は、うんうん野菜がシャキシャキとしててナチュラルな味。 最近子供が産まれた、と嬉しそうに他の客と話す店主。 一緒に連れて行った8ヵ月の息子@の大きさに驚いていた。 騒々しい世間から、ふっと現実離れしたような世界観をもった店。 お店もカレーも静かで控えめな店だった。 御馳走様。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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