リュウちゃんの2024年の桜行脚(3)吉野町の”吉野山の桜”
リュウちゃんの記事前回の続きになります(#^.^#)素晴らしい写真の数々にうっとりです。そして笑しいたけご飯とビールでのプファ~も最高です(*^-^*)リュウちゃんいつも(人''▽`)ありがとう☆です。<吉野山の桜>「高見の郷」に女房殿の運転する車に乗ってお出掛けした2日後の4月12日、今度はリュウちゃん一人で、公共交通を使って「吉野(山)の桜」を観に行ってきました。残念ながら、昨年は吉野に行くことが出来ませんでしたので、「2年ぶりの吉野行」になります。直前に4月12日の吉野の桜の開花状況を調べました所、★下千本:葉桜、★中千本:半分葉桜、★上千本:散り始め、★奥千本:満開、との事、アチャ~、メインの場所の桜は「ほぼ終わり」だ!しょうがない、久しぶりに「奥千本」をメインにして、出掛けてみよう。以下に、「吉野山桜見所マップ」を貼り付けます。(吉野山桜見所マップ)上掲のマップについて、少し説明します。★マップの左下に、スタート地である「近鉄吉野駅」があります。ここの標高は207mです。ここから「下千本」が始まっているのです。★マップ右上の「奥千本」の頂上に、「金峯(きんぷ)神社」があります。ここの標高は765m、従いまして「近鉄吉野駅」と「金峯神社」の標高差は558mとなります。★「金峯神社」の更に奥に、「西行庵(さいぎょうあん)」があります。★「近鉄吉野駅」から「金峯神社」までは、約6キロの車も通れる「遊歩道」が整備されています。★本日の行程は、「近鉄吉野駅」からバスを乗り継いで「金峯神社」まで登り、そこから「西行庵」を経由して、徒歩で「近鉄吉野駅」に戻ってくるという趣向です。★全長約8キロ、標高差約600mの行程になります。午前8時に家を出発、「近鉄吉野駅」に着いたのが午前10時ジャスト、そこからバスを乗り継ぎ「奥千本」の「金峯神社」前に着いたのが午前11時30分、「金峯神社」の参道の横に広がる「奥千本」満開だ!「金峯神社」を素通りして、「西行庵」に向かいます。左足の痛みが治らないリュウちゃん、この道は険しい!やっとの思いで、「西行庵」に着きました。(※)「西行庵」は、平安時代末期の僧侶であり歌人であり、生涯旅人であった「西行法師」が、吉野の奥千本に地に庵を結び、独居したとされる場所です。西行は生涯で2200首もの短歌を詠みましたが、桜に関する和歌が多いのも吉野のに独居したことと関連がありそうですね。<吉野山 梢の花を見し日より 心は身にも添わずなりにき>「西行庵」の前にある休憩所、ここから観る桜は、素朴な佇まいだ。850年前、西行も同じ桜を観たのだろうか?「西行庵」の対面の山道を登ります、山道の頂上からの眺望、ここは吉野山の裏山、遥か後方に見える山々は「大峰山脈」山の峰々を縫うように吉野から和歌山県の熊野まで100キロの修験道の道「大峰奥駆道」が続いているのだ!壮大なロマンを感じる光景なのだ!「西行庵」を一巡りして、元の「金峯神社」に戻ってくるまで、1時間半くらい掛かってしまいました。もう午後1時前だ。お腹が空いてきた。先を急ごう。<吉野水分(みくまり)神社>「金峯神社」から遊歩道を1,3キロ降りた所に「上千本」の頂上と云える「吉野水分神社」があります。おお、ここの枝垂れ桜、まだ咲き残っていた!<花矢倉展望台>午後2時少し前、やっと本日の昼食場所である「花矢倉展望台」の茶店に到着しました。この展望台からは、吉野の桜のメインスポットである「中千本」「上千本」が一望出来るのです。「中千本」、「上千本」の桜は、見頃を過ぎていた為か、ちょっと淋しかったが、桜は少なくても絶景なのだ!茶店で、「しいたけご飯」と缶ビール(2缶)を注文し、見晴らし台の隅に座って遅い昼食、プファ~、ビールが旨い!桜の見頃は過ぎたとはいえ、ここは格別な別天地なのだ!<さくら咲競(さくら)プロジェクトの展望所>昼食を終えて、「花矢倉展望台」から50mほど遊歩道を降りた所にある「さくら咲競(さくら)プロジェクトの展望所」に向かいました。おお!、ここから見下ろす「上千本」まだ十分に「見頃」だ!「花矢倉展望台」から僅か50mしか離れていないのに、何という違いなのだ?不思議不思議なのだ!「さくら咲競(さくら)プロジェクトの展望所」から、どんどん下に降りて行きます。以下、「中千本」までの途上で撮った写真を何枚か貼り付けます。<吉水(よしみず)神社からの眺め>「中千本」にある「吉水神社」は、かって源頼朝に追われた源義経、静御前、弁慶一行が身を潜めた所です。また、後醍醐天皇が吉野に潜幸した時、ここに行宮を設け、一時居所とした所でもあります。また、文禄3年(1594年)、豊臣秀吉が「吉野の花見」を開催した際、ここを本陣として5日間滞在した所でもある歴史的な神社なのです。現在、境内には桜の木は殆ど無いのですが、入口に吉野の桜を見上げる展望所があるのでリュウちゃんが吉野に行った際には必ず立ち寄るビュースポットなのです。吉水神社から見上げた桜、案の定、「奥千本」のみが満開なのだ。<蔵王堂>いよいよ吉野山のシンボル、「蔵王堂」まで降りてきました。「蔵王堂」の前の2本のシロヤマザクラ、ほぼ完全に「葉桜」だ!「吉野山」の最後の写真は、「蔵王堂」の下の遊歩道から撮った「高見山」です。「高見山」の麓にある「高見の郷」と、吉野山は、こんなに近かったのだ!(※)今回の「吉野山の写真、すべてに左上部がピンボケになってしまいました。少し見苦しくなってしまったことをお許し下さい。