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まいかのあーだこーだ

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2020.08.22
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プレバト俳句。お題は「カレーライス」。

今回も「異議あり!」ってほどのことじゃないけど、
個人的な感想です。



キスマイ横尾の句。とてもよかったです。

遠雷の夜汽車 カカオの奴隷史

社会性を感じさせる題材ではあるけど、
ちゃんと季語が主役になってるのがいいと思う。

遠い世界の歴史に思いを馳せている心境と、
はるか彼方から夜汽車にまで轟いてくる「遠雷」のイメージが、
うまく響き合っています。

わたしの好きなタイプの、静かな印象の句です。

カレーからカカオへの連想は、やや強引ですが、
わたし的には、
香辛料貿易→カカオ貿易の連想なら十分ありえます。



一方、
梅沢富美男はボツでした(笑)。

ライスカレー 匙のすっくと氷水

この句は、
キスマイ横尾とは反対に、
季語が主役になってないような気がする。

どちらかというと「匙」が主役になっていて、
季語の「氷水」は脇役になってしまってる感じ。

わたしが思うに、
匙が氷水で冷やされてることを強調すれば、
もっと季語が引き立ったかな、と思います。

それに加えて、
「すっくと」という言葉も意味不明でしたね~(笑)。
てっきりスプーンが御飯に突き刺さってると思った。
これって世代の問題とかじゃなくて、
たぶん表現そのものの問題ですよね。

「すっくと」という擬態語は、
ふつうは立ちあがるときの上向きの言葉だから、
コップに下向きに差し入れてる様子とは、
そもそもベクトルが逆じゃないかという気もします。

わたしなら、
冷水に匙の挿されり ライスカレー
とやったかも。

でも「挿されり」って変でしょうか?
しかも「冷水」は季語じゃないようです…


後日追伸。

ためしに、
ライスカレー 氷水には匙が銀
とやり直してみました。

「には」という助詞を使えば、
コップの中にスプーンがあることも言えるのでは?
と考えました。

なおかつ、
「カレーの黄色とスプーンの銀色」
「ホットな辛さとクールな冷たさ」を対比した感じ。
(昔のライスカレーって、さほど辛くないですけど)







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最終更新日  2021.12.27 00:29:06
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