カテゴリ:わたどう~ウチカレ~らんまん!
「わたどう」第3話。
あいかわらず意味不明な設定。 支離滅裂な脚本と、多すぎるモノローグ。 そして昼ドラみたいな大仰な演出。 それぞれを、 ツッコミどころにして楽しめばいいのだけど、 さすがに三拍子揃ってしまうと、 もはや何をツッコんでいいのかも分からずに、 ただただ途方に暮れてしまう。 はたして、 どこが笑いのポイントで、 どこが胸キュンのポイントで、 どこが感動のポイントなのか区別がつきません。 だんだん慣れてきて感覚が麻痺すると、 この作風を楽しめるようになるのでしょうか? よほどの特殊能力でもないかぎり、 これを楽しめる域には達しないような気がする。 はたして制作者側は意図的にやってるのか、 それとも、ただの馬鹿なのか。 脚本も相当ひどいですけど、 演出の段階で修正してる様子もないですよねえ。 それはそうと、 「恋つづ」の方式で、 毎週一回はキスシーンを入れるというのが、 脚本家に課せられたノルマなんでしょうか。 なんだかヤケクソだな。 ◇ もともとの発想は、 けっして間違ってないのです。 美波の故郷の北陸を舞台にして、 因習にまみれた世界の、 陰湿なイジメにさらされる美少女を、 同棲のロマンスと、 殺人のサスペンスをからめて描く。 この王道的で少女漫画的なアイドル路線こそ、 美波にとって、 まさにピンポイントの当たり役だと言ってもいい。 椎名林檎の主題歌と、 和モダンの意匠もけっして間違ってない。 だからこそ、 もうちょっとまともに作ってもらいたい。 「恋つづ」もそうですけど、 せめて映画版を作るときは、まともな脚本にしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.02 02:17:22
[わたどう~ウチカレ~らんまん!] カテゴリの最新記事
|
|