カテゴリ:プレバト俳句を添削ごと査定?!
プレバト俳句。
お題は「分別タイプのゴミ箱」。 今回も「異議あり!」ってほどのことじゃないけど、 個人的な感想です。 ◇ 東国原英夫。 ユンボの一撃 花冷えのごみ屋敷 すごい俳句ですね…。 美しさとはまるで無縁の、 むしろ暴力的で醜悪な場面を詠んでいます。 東国原の手にかかったら、 きっとゴジラが暴れてる場面でも、 俳句にしてしまうんだろうなあと思わせます。 ◇ 梅沢富美男。 春愁をくしゃと丸めて 可燃ごみ 一物仕立てのようにも見えるのだけれど、 主人公の動きもあるし、 「くしゃ」という擬態語は心情も感じさせるし、 ゴミ箱(もしくはゴミ置き場)も見えてきます。 この場合の「春愁」とは《丸めたもの》の比喩ですが、 具体的に何なのかというところに、 想像の広がりも生まれます。 紙かもしれないし、 布かもしれないし、 ビニール袋みたいなものかもしれません。 花粉症の鼻水? 文章を記した紙切れ? 煩わしい手紙やダイレクトメール? スナック菓子の袋? 汚れものや、断捨離で出てきた衣類? その想像の広がりも、 一物仕立てとは感じさせない面白味なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.01 10:30:06
[プレバト俳句を添削ごと査定?!] カテゴリの最新記事
|
|