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まいかのあーだこーだ

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2023.09.25
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昭和33年。

園ちゃんの植物園に、
夏の花々がらんまんに咲き誇っている…
という最終週のはじまり。

そこへやってきたのが宮﨑あおい。
昭和20年の東京大空襲のときは17才だったって?

ちなみに、
当時の桜子は25才でしたけどね!
(戦前はジャズピアニストを目指していた)

つまり、この女性は桜子より8つ年下。



なぜ昭和33年なのか?

…を調べてみたら、
牧野富太郎が昭和32年に亡くなってるのね。

そして、昭和33年には、
練馬区大泉の牧野記念庭園と、
高知の県営牧野植物園が開園している。

そこを物語のゴールにしたってこと。



冒頭のシーンで、
寿恵子が「わたし、やり遂げましたよ!」と言った。

実際のところ、
大泉に土地を買って、家を建てて、
園ちゃんの植物園を開いたのも寿恵子でしょう。

すべての大冒険を構想したのが彼女なら、
これはやっぱり寿恵子の物語なのかもね。

標本整理の仕事を辞退しかけた宮﨑あおいは、
スエコザサらしき植物からフワッと風が吹いたのを感じ、
ふと思いとどまっていましたが、

あのときに、
彼女を呼び止めたのも寿恵子だなあ、と思う。



…それにしても!

2006年の「純情きらり」といい、
2015年の「あさが来た」といい、
宮﨑あおいの朝ドラのヒット率のすごさよ。

しかも、幾島役の松坂慶子とは「篤姫」共演です。
これは完全に長田育恵のネタでしょうが(笑)。

わたしは15年前の記事にも書きましたけれど、
宮﨑あおいは、どんだけNHKに強いのか!
民放には弱いけどw



そういえば、
沼津の酒造りはどうなった?

長屋のみんなが一堂に集まって、
綾のつくった新しい酒を酌み交わしながら、
万太郎の図鑑完成と、
丈之助のシェークスピア全集の完成を祝うよね?!

アルミ印刷と神田の火消しの話も聞きたいし、
新橋の料亭や、母と文太さんのその後も知りたい。

小林一三がつくった神戸の高山植物園にも行かないと!



そして、次女の千歳は、
十徳長屋の差配人を引き受けましたが、
そちらはどうなったのかしら?

関東大震災で建物はめちゃめちゃだろうし、
牧野一家は大泉へ引っ越してしまったろうし、
あんなボロ長屋を建て直したとも思えないので、
震災後は木造アパートにでもなったでしょうか?



なお、ドラマでは、
末娘の千鶴が標本や植物園の管理をしてますが…

実際にそれをやっていたのは次女の牧野鶴代さん。
彼女は「集成牧野植物図鑑」や「牧野植物随筆集」も刊行したようです。
※上野のデパガや長屋の差配人をやったかどうかは分からない。



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最終更新日  2023.09.26 13:44:05
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