カテゴリ:大森美香の脚本作品。
テレ朝「松本清張二夜連続ドラマスペシャル」を見ました。
どちらも女性脚本家によるシスターフッド的な物語で、 松本清張を意外な面から捉え直した形ではある。 ◇ 第1夜は「顔」。 浅野妙子の脚本。 後藤久美子&武井咲の主演。 オスカー「国民的美少女」の先輩と後輩。 顔を隠して生きてきた殺人犯の女性が、 やっぱり最後はバレてしまうという話。 なぜ逆光のシルエットを見て、 顔まで思い出したのかは解せなかった。 後藤久美子にかつての美少女の面影はなく、 ただの色黒のオバサンかと思っちゃったw 演技もあからさまにぶっきらぼうでしたが、 なかば意図的なのかしら? なお、原作のほうは、 女性じゃなくて男性の物語だったらしい。 ◇ 第2夜は「ガラスの城」。 大森美香の脚本。 木村佳乃&波瑠の主演。 大森ドラマ常連女優の先輩と後輩。 途中で語り手が失踪するのは面白かったけど、 真犯人はまあ予想した通りだった。 なお、原作では、 波瑠の役どころのほうが年上の設定らしい。 ◇ 2作品とも、 サスペンスとしての意外性には乏しく、 ドラマとしての脚色も、 可もなく不可もなしって感じでしたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.20 17:37:20
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