カテゴリ:ドラマレビュー!
だいぶ時間が経っちゃいましたが、
テレ朝「アイのない恋人たち」が終了。 ◇ 近年の遊川和彦の作風とは違ってて興味をひかれました。 遊川のドラマは、 日テレの「女王の教室」や「家政婦のミタ」で成功して以降、 だいぶワンパターンだったから飽きてたのよね。 でも、今回はオーソドックスな作りが逆に新鮮だった。 現代の若者の恋愛や親子関係のサンプルを、 ありったけにぶち込んだような内容でしたが、 さしずめ「男女7人」の現代版って感じ? ドラマだけに、 いろんなエピソードが極端に詰め込まれてたけど、 ひとつひとつの話は現代の若者のリアルなんだろうな、 …と思いながら見てました。 もはや恋愛することは労力でしかないのね。 ほんの些細なことが相入れなくても上手くいかないし、 上手くいったとしても、短い期間で終わってしまう。 ◇ 若手の演技派7人の組み合わせも面白かったです。 福士蒼汰×前田公輝×本郷奏多 岡崎紗絵×深川麻衣×成海璃子×佐々木希 とくに福士くんは、 わたしが見たなかではいちばん良かったと思うし、 彼のキャラにも合ってました。 ちなみに、なぜ脚本家の設定にしたのでしょうね。 遊川が自分自身を投影するにはあまりに若すぎて青臭いし、 だれか後輩の脚本家にモデルでもいたのかしら? ◇ しかし!! 結末がいかにもテキトーなのは相変わらずのパターン(笑)。 遊川のドラマは、 収拾がつかないほど色んな問題をぶち込んでしまうので、 最後はいつもテキトーな終わらせ方になる。 さすがにバッドエンドじゃ希望がなさすぎるし、 なんとかハッピーエンドにしたかったのは分かるけど、 そうはいっても、 あからさまに手の平を返すようなハッピーエンドは、 強引すぎて失笑するしかありませんでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.04 12:29:08
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