カテゴリ:NHK朝ドラ
遅ればせながら、
朝ドラ「虎に翼」第1週を見ました。 これってもしや「シッコウ‼」の続き?? テレ朝のドラマでは、 織田裕二から伊藤沙莉が「子ども六法」をもらい、 本格的に法律を学びはじめるところで終わりましたが… NHKでは、 石田ゆり子から戦前の「六法全書」を買ってもらって、 そこから伊藤沙莉の法律家人生がスタートするっぽい。 目指すのは執行官じゃなく弁護士だけど!! ドラマのテイストも、 どことなく大森美香が脚本を書いてる?? と思わせるような雰囲気があって… そういえば、 小林薫も「青天を衝け」の父親だったし、 キャストの面子がなんとなく大森ドラマっぽいのよね。 ってことで、かなりわたし好みな作風。 ◇ なお、 主人公が「梅丸少女歌劇に入りたい」と言ってたのは、 たんに前作ブギウギをネタにしただけかと思いきや… ヒロインのモデルの三淵嘉子は、 ほんとうに宝塚のファンだったようです。 ブギウギ的にいえば、 梅丸じゃなく花咲のファンだったのですね。 嘉子は、男役の雪野富士子の大ファンでした。雪野は宝塚少女歌劇団雪組の男役でしたが、1934(昭和9)年に退団、若くして亡くなりました。 そして、 母親の実家が四国の香川だったのも史実らしい。 三淵嘉子の両親は香川出身なのですね。 嘉子の父・武藤貞雄は四国・丸亀の出身で、地元の名家・武藤家に入婿して一人娘のノブと結婚した。ノブもまた当主・武藤直言の実子ではない。彼女の実父は若くして亡くなり、6人の子だくさんだった一家は生活に窮してしまう。そのため末っ子だった彼女は、伯父の直言に養女として引き取られた。 ある意味で、ヒロインの母親の境遇は、 笠置シヅ子にも重なる部分があるかもしれません。 … かたやヒロインの父親は、 香川から東京帝大へ進んだ超エリートなので、 タダで銭湯に入るアホのおっちゃんではありません。
◇ それにしても、去年の卯年は、 大河も朝ドラも「兎」だらけだったのに、 なぜか今年は辰年にもかかわらず、 タイトルが「虎に翼」でヒロインが「寅子」とは… これいかに?? しかも苗字が「猪爪」で、 初週のサブタイトルが「牛を売る」って、 やたらと動物だらけだし! トラが、 イノシシの爪と翼を生やしてウシを売ったら、 辰年の龍になるってか?? いまにも龍になりそうな虎。 描いたのは北斎ではなく娘の応為だとわたしは思う。
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最終更新日
2024.06.20 17:37:40
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