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まいかのあーだこーだ

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2024.06.01
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カテゴリ:NHK大河ドラマ
NHK大河「光る君へ」。

母の仇だった道兼があっさり死んでしまい、
道長もあっさり頂点を極めてしまったので、

意外に展開が早いし、
今後の見どころはどこにあるのかしら?
…と懸念もしてたけど、

第21話の「枕草子・爆誕」は、
やはり神回のひとつだったと思います。


越前へ旅立つ前のまひろ&道長が、
10年越しにキスをするピュアラブも素敵だったし、

ききょうの中宮定子に対する百合の感情が、
推し活の文学作品へ結実する描写も尊かった。



清少納言の「枕草子」誕生については、
史記 → 枕詞 or 四季 → 枕もとの草紙

みたいな説だったのかな、と思います。

枕草子の跋文には、
宮の御前に内の大臣の奉り給へりけるを「これに何を書かまし、主上の御前には『史記』といふ書をなむ書かせ給へる」など宣はせしを「枕にこそは侍らめ」と申ししかば「さば得てよ」とて賜はせたりし…

と書かれてるのですね。わたしなりに意訳すれば、
中宮定子さまに伊周が献上したものをお見せになって「これに何を書いたらよいかしら?帝は《史記》という本を書いたのだけど…」とおっしゃるので、わたしが「あちらが《史記=敷き》を書いたなら、こちらは《敷き妙への枕》でしょ!」とシャレを申し上げたら、定子さまは「なら、あげる!」と下さった。

…みたいな感じ?



ドラマでは、
「あちらが《史記(=敷き)》なら、こちらは枕詞でしょ!」

とききょうが言い、
「あちらが《史記(=敷き)》なら、こちらは四季でしょ!」

とまひろが返したのですね。

そして、まひろが示唆したとおり、
ききょうは四季にかんする随想をつづり、
床に臥せってばかりいる中宮の枕元に、
文字どおり「枕」の草子として届けられた。



ちなみに「枕草子」は、
春夏秋冬の話にはじまるわけですが、
ファーストサマーウイカという芸名も、
本名の「初夏ういか」からつけられたらしい。

知らなかった!
「ファーストサマーの夜には蛍のおほく飛びちがひたる」

ってことよね。(…ちがう??)

今回も、
まひろとききょうの毛筆草書のシーンがありましたが、
習字をやってたのもキャスティングの理由なのかしら?


次週からは越前編で、
松下洸平が宋人の役で登場するようですが、
国際情勢が絡んでくるのも興味深いところです。


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最終更新日  2024.06.17 19:06:02


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