テーマ:アニメあれこれ(27167)
カテゴリ:漫画・アニメ
アニメ「烏は主を選ばない」を見てますが、
難しいというか、とても分かりにくい! 今回の特別総集編のおかげで、 ようやく物語の全貌が理解できたかなって感じ。 話が分かりにくいのは、 どんでん返しがやたらに多いからですが、 どんでん返しが明らかになってもなお、 その背景を理解するのはかなり難しい…(^^; 正直、ついていくのが大変です。 ◇ そして技術的な面でいうと、 キャラクターの見分けがつかないのも、 物語をいっそう分かりにくくしてる。 漫画のアニメ化じゃなくて、 小説のアニメ化ということもあり、 キャラクターデザインがいまいちなのよね…。 服装や髪型が違うだけで、 ほとんど同じような顔をしてるから、 見分けがつかないし、感情移入もしにくい。 むしろ実写にしたほうが、 登場人物に感情移入しやすいだろうし、 そのほうがどんでん返しの衝撃も大きいと思う。 ちなみに、 松崎夏未によるコミカライズ版もあるらしいのだけど、 そちらのキャラクターデザインはどうなんでしょうね。 ◇ 以下は真相ネタバレです! 1.長束と若宮の対立 長束なつかと若宮わかみやは腹違いの兄弟で、どちらが金烏の座に就くかを争ってる。 長束派は、彼の実母で皇后の「大紫おおむらさき」、武闘派の「路近ろこん」、穏健派の「敦房あつふさ」など多数。若宮派は、彼の幼馴染の「澄尾すみお」、庭師の「一巳かずみ」、主人公の「雪哉ゆきや」の3人だけ。 しかし、じつは兄弟は敵対しておらず、兄は弟の味方だったというオチ!あえて長束派を束ねて監視と粛清を行ってただけで、武闘派の路近も若宮の味方だった。若宮の暗殺を企んでいたのは、穏健派の敦房だった…というオチです。 2.白珠と一巳の純愛 白珠しらたまの想い人は、庭師の一巳だった。その気持ちを押し殺して、北家のために后候補として登殿してただけ。桜花宮での密会のあと、一巳が藤宮連の滝本たきもとに斬り殺されたと勘違いして発狂したものの、じつは一巳は生きていたので、白珠は后候補から離脱して最愛の一巳と結ばれた。 3.あせびの罪 若宮の実妹である藤波ふじなみは、姉妹のように育ったあせびのことを慕って、彼女を兄の后にしようと目論み、兄から他の姫たちへの手紙を握りつぶす不正を働いてた。 一方、あせびは桜花宮の規則を破って下男を呼び寄せた。本人は「母の秘密を知るためだった」と弁明するけれど、どうやら下男をそそのかして、彼が真赭の薄ますほのすすきを暗闇で襲うように仕向けたっぽい(異母姉の双葉ふたばのことも同じ手口で陥れたっぽい!)。藤宮連の滝本に斬り殺されたのは、一巳ではなく、その下男でした。 下男に宛てたあせびの手紙を代読して、その陰湿な策略を察知した早桃さももも、あせびから危険視され、あせびの意を汲んで宿下がりを強要した藤波に突き落とされて事故死。 4家の姫のなかで、心から入内を望んでたのはあせびだけですが、若宮にその本性を見破られて拒絶された。 4.浜木綿の謎 浜木綿はまゆうは、若宮の母を殺した罪人の娘でしたが、その地位を回復すべく南家の陰謀に屈し、若宮を暗殺しようと登殿してたらしい。しかし、一巳と通じていた白珠にその正体を暴露されて逃亡。 ところが、入内を拒否して出家した真赭の薄が、なぜか浜木綿を匿ってました。その理由は謎。そして若宮は結局、4家のどこにも属さない浜木綿を入内させる。若宮は彼女と幼馴染みだったらしいけど、母の仇の娘でもあり、自分の暗殺まで企んだ女性なのに、なぜ妻に選んだのかは謎です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.01 02:49:50
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