カテゴリ:漫画・アニメ
アニメ「烏は主を選ばない」16~17話。
作画レベルが向上してて見ごたえがあります。 内容も重要だったと思うけど、 「火の鳥」とか「エヴァ」とか「鬼滅」みたいなモチーフや、 セリフのなかの社会構造の概念が見えすぎる気もする。 ◇ ゾンビみたいに増殖する人食い猿。 山内は結界で守られてて、外界には不知火が見える。 満月に咲く藤の花は結界を補強する。 不知火は「火の鳥」に出てくる。 結界は「ヱヴァンゲリヲン」のATフィールドみたい。 血を分けて増殖する人食い猿は「鬼滅」の鬼と同じだし、 満月に咲く藤の花が邪気を払うのも「鬼滅」っぽい。 ◇ 金烏が天皇の比喩で、 谷合の人々は非人の比喩みたいな感じ。 そうなると話は「もののけ姫」みたいになってくる! 両者は極秘の協定で結ばれている。 協定破りの疑惑は、 谷合の側の早とちりだったけど、 そもそも協定の中身は何なのか分からない。 水売りの娘を連れ出すことが、 なぜ協定破りになるのでしょうか? ◇ 地下の隧道の奥には綺麗な池があって、 その先が人食い猿の住処になってるみたい。 人骨が山のように積まれてる。 そういえば、 「もののけ姫」のシシ神さまの住処も、 森の奥にある池の先でしたよね。 小梅の父が売っていた水は、あの池に関係してる? ◇ そして、 極秘協定も、人食い猿も、あの池の水に関係してる? 水の滋養は、猿に食われた八咫烏のエキスってこと? …だとすれば、 その水を飲むことは、 いわば八咫烏どうしの「共食い」になる。 結界の外から猿が侵入したのでなければ、 水を飲んだ八咫烏が「猿化」したのかも。 牛骨粉を食べた牛が狂牛になっちゃう的な感じで。 八咫烏のエキスを摂取しなければ、 生きていけない生き物になっちゃった? ◇ 猿に襲われたところを助けてくれたのは若宮! 若宮の代わりにここに来たってのに、 なぜ若宮がここにいる?どゆこと? 水と猿と極秘協定が、 金烏の“聖性”の秘密にまで関わるとすれば、 かなり本格的な話になってくると思うけど、 どうなんでしょうね。 不知火の見えた時雨郷は、 幼いころの雪哉が崖から落ちて、 大きな八咫烏に助けられたときの、 第1話の冒頭の記憶を蘇らせました。 あの巨大八咫烏は、やっぱり真の金烏だった? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.09.04 15:02:45
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