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テーマ:恋愛について(2622)
カテゴリ:愛持ちになろう
題名はオズ・マジック なかなか、感動的な展開で、おもわず落涙を誘うほどのできばえだった。 内容はご存知「オズの魔法使い」である。 カンザスの少女ドロシーがハリケーンに巻き込まれ 不思議の国へ そして、わらの案山子、ブリキの男、臆病なライオン の3人の男に出会い、エメラルドシティを目指すわけである。 (1)わらの案山子は、自分の頭にはわらが詰まっているだけで考えることができない。だから脳がほしい。 (2)ブリキの男は、魔女ののろいで肉体を失ってしまい、同時に心もなくなってしまった。だから心がほしい。 (3)臆病なライオンは、自分は百獣の王なのに、気が弱い。だから勇気がほしい。 と カンザスへの帰還のドロシーとあわせ4人が オズの魔法使いに会って、望みをかなえてもらおうとするわけである。 しかし、オズの魔法使いは、偽者で、全部自力で獲得するように言い残して、去ってしまうわけであるが。 結果的に、3人の男はドロシーと行動を共にすることで、それぞれ求めているものを得ることになる。 特筆すべきはこの臆病なライオンである。 「ドロシーがあぶない!」 「いやだぁ!」 「このままでは殺されてしまう!!助けてあげて!!」 「できないよう!!」 ・・・・・・・ ドロシーは初めて声をかけてくれたやさしい子だった ライオンである自分を怖がりもせず 臆病な自分をあざ笑うこともせず やさしく接してくれて、友達にしてくれた、仲間にしてくれた。 そんなドロシーが、このまま、自分が何もしなければ 死んでしまう。 ・・・・・・・・ライオンの苦悩の場面である ・・・・・・・・そして ・・・・・・・・ついに 「ウォーーーーーーー」 雄たけびとともにライオンは立ち上がった。 ドロシーのやさしさがライオンに勇気をもたらしたのだ。 この辺は思わず涙が出るほど感動の場面であった。 さすが百獣の王である。強靭な肉体に勇気がみなぎった以上。もう無敵だ。 ドロシーを捕らえている悪者一味の兵士をなぎ倒し、一気に形勢が逆転した。 悪者のボス魔女が一気に追い詰められる。 しかし、敵もさるもの。魔法は強力だ。 ・・・・ 結果的に少女ドロシーの流す涙によって、魔女は敗退してしまうのだが・・・ まず、 (1)女を助けなければならないという義務感から ライオンは勇気を取り戻した。 (2)女に対する思いやり、慈しみ、悲しみからブリキの男は心を取り戻した。 (3)女に対する危機を何とかしなければと、智恵をしぼり出し、わらの案山子は考える力を得た。 というように、3人の男は本来の力 いやそれ以上の、数倍する力や新能力を得たのである。 ドロシー自身には何の力もない。ひ弱な存在。 しかし、そのひ弱な存在ゆえに 3人の男は、輝いたのである。 そのひ弱な存在ゆえに 3人の男は、ヒーローになったのである。 畏怖すべし女の力! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月06日 19時06分59秒
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