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2009年02月23日
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実父が、突然入院することになり長い長い一日が始まった。

昨年、K病院に1ヶ月以上も入院して原因不明のままだった胸の痛み。
症状が改善されぬまま退院したので、別の県立病院で心臓の検査をしてもらった。
その結果を聞くために、病院を訪れたところ
即、入院してカテーテル検査をすることになった。
これで、胸の痛みの原因が解明されるかもしれない。

心臓病のうち、心臓の筋肉(心筋)に栄養や酸素を送る冠動脈が狭くなって
胸痛を繰り返す「狭心症」と、血管が詰まって、心筋の一部が壊死(えし)する
「心筋梗塞(こうそく)」は「虚血性心疾患」と総称され、突然死の原因となる。
これらの病気に対する治療の中心は、「心臓カテーテル治療」
足の付け根や手首の動脈に直径2ミリほどの細い管(カテーテル)を入れ、
患部までスルスルと到達させる。管の先に付けた風船を膨らませ、その後に、
ステントと呼ばれる特殊な金網状の筒を患部に置いて血流を確保する。

実父は日常的に狭心症の症状がずっと続いていたのかもしれない。
カテーテル検査をしたところ、血管が狭くなっている箇所があったので
「心臓カテーテル治療」を行った。
これで、胸の痛みから解放されるかもしれないと
期待を込めて、入院は一日だけのつもりで、私たち家族は帰った。

が、真夜中に電話電話が鳴り、容態が急変したとの連絡。
急いで駆けつけると、
まるで、ドラマのワンシーンの中に居るみたいだった。
重々しい雰囲気で、看護師さんとドクターが病室のベットごと
エレベーターに乗り込む場面に遭遇。びっくり
今までにない胸の痛みに襲われ、意識モウロウとなっている父。
その時点では、この発作がどんなものなのか?わからなかった。
二度目の「心臓カテーテル治療」がはじまった。
カテーテル室の前で、終わるのを待ち続けた。

カテーテル室

2時間以上経過した頃、無事に治療が終わり、
ドクターから告げられた病名は「急性心筋梗塞」だった。
命はとりとめたが、色々な合併症について説明された。
心筋梗塞になると、今後、何があってもおかしくないと言われ、
しばらく、ICU(集中治療室)で様子を見ることになった。
ICU・・・呼吸,循環,代謝その他の重篤な急性機能不全の患者の容態を24時間体制で管理し、
     より効果的な治療を施すことを目的とする
ICUの中に入れるのは両親、配偶者、子供(12歳以上)のみ。
面会時刻も、時間も制限されている。
またまた、ドラマのワンシーンの中に突入・・・。
ICUに入る際は、白衣とマスクと、帽子を装着し、消毒してからになる。
たくさんの医療機材やモニターも、ドラマでしか見たことない。
父は、色々な体験をさせてくれてる。しょんぼり

我が家から車で12分の県立病院は、
県内でカテーテル治療実績ナンバーワンだったと後から知った。
真夜中にカテーテル担当医を招集し
すぐに治療してもらえたことは、本当にラッキーだった。

今、電話電話恐怖症になっている。






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最終更新日  2009年02月26日 21時43分44秒
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