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テーマ:悲しい事(15)
カテゴリ:ましゃって呼びたい☆福山さん
悲しいことがあって、自分の為に綴っています。
12月21日 午後5時 いつものように愛犬カレンと公園を散歩していた。 知らない電話番号からスマホに着信があり、迷ったけど出てみた。 その相手は私の親友Yちゃんの娘さんからだった。 なぜ?娘さんから電話? 「ママが職場で倒れて・・・」その後の会話はよく覚えていない。 娘さんが、親族を呼ぶように言われて、私にも知らせなきゃ!っと電話をしてくれた。 わかったのは、Yちゃんが職場の休憩中に意識がなくなって、救急車で病院へ運ばれたということ。 何が何だか?もう、パニック状態だった。 他の友達に連絡をとりたいけど、手が震えてうまくスマホを操作できない。 私が泣きながら電話をしたので、友達がすぐに迎えに来てくれた。 行ってみないとわからない。どうなっているのか? 病院へ行くと、親族のみなさんが駆けつけていた。 病室へ入ると、ご主人が茫然としている。 病室のそばでは、娘さんたちが泣いている。 やっぱり、ただ事ではない。 Yちゃんは意識がない状態で荒い呼吸をしていた。 手を握ると、とても熱くて、息が苦しそうだった。 今まで病気らしい病気をしたことがない。 病院で検査を受けたという話を聞いたことがない。 いつも元気で、明るくて、ツライ表情をみせたことがないから、別人のようだった。 目を開けることもない、返事をすることもない。 現実だとは受け入れがたい状況に涙が出た。 とにかく、ガマンできずに泣いた。 私の泣き声で目覚めてくれるなら、もっと泣きたい。 最後に会ったのは、11月18日の同窓会。 みんなの家に車で迎えに来てくれて、帰りは最後に車を降りたのが私。 「じゃ、またね!」っといつものように軽く笑顔で別れた。 LINEで連絡を取り合ったのは12月16日。 12月30日には二人で「福山雅治」のライブへ行く予定だった。 「チケットが届いたよ~」という画像を送ってくれて、「後で待ち合わせ時間を決めようね」っと短い会話だけだった。 あの時、もっとたくさん話すべきだった。 意味のない後悔のような気持ちが沸き上がって、あの時もっとこうしていたら、こんなことにならなかったのではないのか?っと考えた。 Yちゃんは幼馴染の6人グループの一人で、福山雅治ファンとして毎年ライブへ行く「ましゃ友」でもあった。 私がクリーニング店をやっていた時、出産でお休みしなければならない間、代わりにお店を切り盛りしてくれた。 息子のラグビーの試合があれば、応援に来てくれた。 私にとっては「友達以上、家族未満」いや、家族同然の信頼関係で何でも話せて、私を理解してくれていた大切な人。 どうしても失うわけにはいかない。 「また来るね」っとYちゃんに声を掛けて病院をあとにした。 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月13日 22時57分10秒
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