2021年1月末
ついに、大学受験本番を迎えようとしています。
我が家の息子・・・中2から思春期モードに入り、家族との会話はできるだけしない。
家族には笑顔を見せないまま6年目を迎えようとしている・・・
が、大学受験についてちょっと会話が成立した。
1年前の辛かった時間を思い出して、少しずつあの頃の気持ちを聞いてみた。
ずっと棒読み単語でしか返答がなかったけど、長文で話してくれるようになって、初めて言葉を発した赤ちゃんを喜ぶかのように、嬉しいぞ。(^^)
まず、息子は国公立大学を希望していた。なのに、親は(心配しすぎて)併願で私立大学を何校も受験するように勧めていた。私立大学にほとんど興味も関心もない人に、毎晩のように勧めていた。
そして、私立大学も受験することになったのだけど・・・6大学14学科の受験。
これは、本人が受験した大学が6つという事で、1大学につき3学科の併願などで14学科になってもた。
(;^_^A
オープンキャンパスにも行ってないし、受験する大学に行くのは初めてという状況だったのは本人にとっては負担だったと思うけど、淡々と何も言わずに受験会場や大学へ行っていた。
あの時、親の勧め通りに受験したけど、本人はどう思っていたのか?
1年前は聞けなかったことを聞ける日が来るなんてね?(;O;)
息子から「私立大を受験したことは経験になって良かった。実際に試験を受けないとその大学のレベルや雰囲気はわかならい。」っと言われびっくり!
おぉ~(T_T) そうだったのか!当時は大変だったと思うけど、今となっては良い思い出?(≧▽≦)
経験が役に立つ日が来るとはね・・・!(^^)!
今年の大学共通テストの日に、昨年のセンター試験の日のことなど親子で振り返ったりしてみた。
試験当日は、緊張で昼食はほとんど食べなかった。
持って行ったカロリーメイトは結局残して、水を少々口に含んだ程度。
これは、昼食後に睡魔が来ないようにというのもあったし、トイレの心配もしたくなかったという理由から。
持ち物の話になって、耳栓を持って行ったワケを聞いてみた。
休み時間に前の教科の答え合わせをする人がいるからと・・・(自分の答えと違っていたら焦るので良くない)
で、本当に答え合わせをする人が居たそうだ。
休み時間は誰とも会話せずに、次の教科のことだけを考えるべき。
試験中は過去の問題はもう振り返らない、前だけを見て進む!!って高校の先生からも言われていたみたいね。
細かいことだけど、腕時計を2つ持って行った。
会場に壁掛け時計がない場合がある。
が、実際は時計は問題が全部解き終わるまで見ないそうだ。
今までの模試の感覚でどのくらいのペースで全部解き終わるというのはわかっている。
時計を見るのは見直しの時間があとどれだけあるのか?っという事を確認するだけ。
試験中に時計をチラチラ見ている暇もないし、見ない方が良いのだと・・・
センター試験最後の年に受験生だった息子が、今年の大学共通テストを解いてみたら・・・
英語が難しい!7割は解けないと思うと言っていた。
えーーーー!(^▽^;)
昨年受験で良かったのかな・・・???(笑)
それから、とってもハイリスクな受験勉強していたことも判明。
受験の半月前にラストスパートに「倫理」を選んで、倫理だけを勉強していた。
息子曰く、「倫理」で受験できる大学は少ないけど、範囲が狭くて毎年同じような問題が出ている。過去問をしっかりやっていれば、絶対点数がとれる。
「日本史」が好きで選択する人が多いけど、範囲が広すぎて奥が深すぎて勉強する時間がもったいない。
もったいない??って言うのもおかしいけど・・・(≧▽≦)
小学校からずっとやってきた日本史をすっぱり切って、「倫理」に手を出す人は少ないのかもしれないけど、「倫理」なら、(息子の感覚では)2週間もあれば覚えられるし、年代とかあまり関係なく覚えやすい。
「倫理・政治経済」で受験できる大学なら多いので、「日本史」にあまり時間を費やさなくてもいいのでは?っと。
なるほどーーー(=_=)
コツコツ真面目に勉強するのが苦手な息子にとっては、日本史や世界史、地理は果てしなくて勉強できなかった。(笑)
じゃ、「倫理」はどうやって勉強したのか?
それは、覚えるためにノートに書く。ひたすらノートに書いて覚える方式。(すごく普通)
圧倒的に勉強時間が少なめな息子は、国語の勉強は全くしたことなし。(本を読んだり、小説を書くのが趣味だったので、何を勉強すればよいのかわからなかったと)
国語に関しては、現国の長文の最初と最後を読めば、何を言いたいのかだいたい理解できる。
問題を読んでからそこに関連する文章だけ読んで、全体をじっくり読むのは答え以外の情報も入れることになるので、避けた方がよい。
それから、古文、漢文もやったほうが良い。古文、漢文は基本的な問題で、難しくない。現国で点がとれなくても、古文と漢文で点をとっておけばカバーできるから、やらないのはもったいない。
英語はとにかく単語だけをたくさん覚えればなんとなく長文読解できるそうだ。
英語の長文に出てくるテーマはいくつかのパターンがあるそうで、
特に今は環境問題(プラスチック、ビニール袋など)が多いので、時事問題に関心を持つのも大切なんだとか。
リスニングの方は何もしていなかったらしい。(;^_^A アセアセ・・・
数学や理科はほとんど手を付けず・・・(;^_^A アセアセ・・・
そんなので、国公立大学を目指していたのがΣ(・ω・ノ)ノ!びっくりなんですけど??
全教科全力で勉強するのが理想だけど、最後の最後は得意な科目に絞って、それだけは高得点を狙う。
っというのが、国公立大学を目指すコツ(?)みたい。
実は・・・息子、中2の後半からお世話になっていた塾(予備校ではない)に高3の2月まで生徒として通っていて、3月末から講師としてアルバイトさせてもらっている。
講師という立場になったので、高校受験、大学受験にまた関わることになった。
自分が受験する時は試行錯誤??漠然とわかってない部分もあったけど、今ならわかることもあるらしい。
もう一度、中高生と一緒に復習できるし、生徒や保護者への気配りの仕方も学べるから本当にありがたい。
私たち親としてもわかったことがいっぱい!!
これから受験される人の何かのお役に立てると良いな~(^^♪
ガンバレ!!受験生 (^o^)/