私が社会人になりたての頃、年賀状はプリントゴッコで作成するのが楽しかった!
という、前置きから話が始まる。(笑)
その日は、外は真夏の太陽がサンサン!まだ、日傘なしでは歩けない猛暑日だった。
見慣れない女性がフラフラと我が家に向かって歩いて来ていた。
外に居たかみさん(夫)に、「こちらは○○(まじょ)さんのお宅ですか?〇〇(私)さん、居ますか?」
突然、私を探している人と出会ってしまったそうな。
素直に、私がここに居るって言っちゃったもんだから、私がハイハイっと玄関の外に出る。
女性:「●●?私のコトわかる?」
●●は、私が会社で呼ばれていたニックネーム。
私:「??? すみません。誰ですか?」
お互いマスクしてるし、お互い髪型も違うし、よくわからない。
(。´・ω・)?
一瞬マスクを外してくれたそのお顔!わかった!
(@ ̄□ ̄@;)!!
その女性は、私が新卒で入社した会社の同期!!
かれこれ、30年くらい会ってない?
っていうか、同期と言っても職種が違うから、私が本社へ行った時に彼女に会って挨拶する程度。
どこから通勤していて、いつ、退職したのかも覚えていない。
元同僚というだけで、お互いどこで何をしているかも知らない間柄なのに!!
アポなし、いや、連絡先を知らないからアポも取りようがない。(;^_^A
その元同期が、なぜ??なぜ??私を探して家に来た?
顔をなんとなく思い出した。目がくりっとした、髪の長いカワイイ女の子だった。
今は、短髪で、小麦色より日焼けしていて、笑顔はあの頃のままだった。
ちょっと珍しいお名前だったから苗字は思い出せた!
もう、私の口からは「びっくりした!うそでしょ??びっくり!!」それだけしか出てこない。
ちょっと落ち着いて聞いてみたら、30年くらい前に私が出した年賀状が出てきて、「会いに行かなきゃって思った」と言うのだ。
えーーーーーー!Σ(・ω・ノ)ノ!
それは、また、(+_+) びっくりなんですけど???
その年賀状、なんと、私がプリントゴッコで作成した「サル年」の!!
懐かしい~(#^^#)
自分が出した年賀状を見せてもらって、彼女が住んでいた町を初めて認識した。
年賀状を出すだけの関係で、じっくり話したことなかったと思う。
だから、私より先に退職していることもその時に知った。
退職してからどんな人生だったのかを聞いて、さらにびっくり!
色々、苦労してきた事も察することができた。
彼女の目的がわからなかったけど、だんだんわかってきた。
自分が属している団体の新聞を渡したい。大事なことを伝えなきゃ!って、わざわざ東京から電車やバスを乗り継いで、年賀状の住所を頼りに私にたどり着くまで歩いてきた!!
私が年賀状に書いた住所に、現在も住んでいるかどうかなんてわからないのに・・・
(実際に住んでいて、在宅していたからすごい!!)
(@_@) 「びっくり」って何回言ったか?
聞けば、小学生の一人娘を自宅に置いてきて、一人で出て来たということもわかった。
「お子さんを置いて、こんな遠くまで一人で来るのは良くないよーーー」って言ってしまった。
しかも、緊急事態宣言の真っ只中だったよ!!(一一")
せっかく来てくれたけど、大歓迎はできなかった。
優しくも冷たくもできなかった。
携帯番号を書いた新聞を渡されて、ただそれだけで、帰っていった。
彼女を動かしているものは何だろう??(。´・ω・)?
私が出した年賀状をちゃんと持っていてくれたのは嬉しかったなぁ。
プリントゴッコ!また、やりたくなった。(笑)
びっくりし過ぎて、言葉が出ないかと思ったら、さらにそれを超えると
「びっくりした!」を何度も連発できるものなのね。
(;^_^A アセアセ・・・