「日本」小学校へ、、、。
74年前に送られて来た日本の文部省からの公文天気はすこぶる良いが風が寒い。今日は、前々から予定していた「日本」学校への訪問だ。懐かしい門をくぐると、セクレタリア(事務長)が待っていてくれた。早速、子供達が待つ教室へ、、、。T女史が待ちかまえていて、子供達に紹介された。6年生の子は、去年来ているので、私の事を覚えている。4,5年生は初めて、、、。。今日の目的は、日本の国歌「君が代」の指導である。50分間、子供達も一生懸命に「IMIGAYO」を覚えていた。子供達はみんなとても素直な声をしている。ところで、「KIMIGAYO」と書くと、ウルグアイの発音では「キミガジョ」となる。発音を考えて書くと、「QUIMIGAIO」となる。この際なので、ついでにすべての歌詞を載せておく。Quimi ga io wa chi io ni ia chi io nisazaleishi no iwao to na li tecoque no mu su ma deとあるスペインのサイトでは、スペイン語訳が以下のようになっていた。Vuestro reinado, oh, Señor(あなたたちの治世、オー、貴男)mil generaciones, ocho mil generaciones,(千世代、八千世代)hasta que las piedras se hagan rocas(岩が石になるまで)y en ellas brote el musgo(そして、苔がはえるまで)まさに直訳ではあるが、、、、。日本の国歌に関しては様々な解釈があるので、ここでは詳しくは述べない。さて話を戻して、、、。この「日本」小学校の子供達は、自分たちの学校に「日本」という名前がついている事で、日本という国に大変興味を持っている。国歌を誇りに思い歌うことが当たり前になっている国民にとって、日本の「君が代」論争など関係無いのかもしれない。私個人としては、詩の解釈など時代が変われば、解釈も変わってかまわないと思っている。大切な事は、子供達が日本の国歌を歌うということで、自分たちの学校につけられた名前を大切にしているということだ。この学校、ほんの数年前までは、午前中だけが、「日本」小学校で午後は違ったようだ。今は、午後も午前も「日本」小学校である。昨年もこの日記に書いたが、この「日本」という名前は74年前以前につけられたものだ。「日本」という国がまだ世界に知られていなかった時代である。ウルグアイに日本からの移民も来ていない時代である。1930年前後で、ウルグアイが南米1栄えていた時代でもある。さて、午前、午後と3校時をつかってやく240名の子供達(4年生から6年生まで)に教えた。4日にもまた訪問することになっている