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カテゴリ:風景・旅行など
竈門神社 春 竈門神社が隠れた桜の名所と紹介されていたので再び訪れることに。 距離感は違いますが、ほぼ同じアングルで撮影しています、季節の訪れは本当に早い。 ぶっちゃけ寺で面白いことを聞いたのですが、140年前、8代目鳥居を建立したとき、廃仏毀釈の折、厳島神社の鳥居は朱色では無かったとか、朱は仏教形式なので、神道には取り入れられなかったとか。 これは驚きです、厳島神社といえば朱色の鳥居イメージ、朱には水銀が含まれており木材の防腐剤の役割を果たしたとか、20年かけて探した上、海に浮かぶのでメンテナンスに尚更困ったでしょう。 それでなくても、当時はやむにやまれぬ事情があった事に想像が難くないです。 それに、朱色は魔力に対抗する色ともされていて、古代の宮殿や神社仏閣に多く用いられています。 厳島神社の社殿は寝殿造りでまさに朱が顔といっていいと過言ではありません。 ちなみに、朱の鳥居は主に稲荷系の神社に多く見られます。 あの社殿が今だにあり続けるのは、平清盛どれだけ凄い人物であるかを表しているかのようです。 竈門神社では石の鳥居といいますか、コンクリートが使われますが勿論、長年の風雨に耐えるためです。 伊勢神宮は鳥居は白木、本来は白木で、その以前は大木を組み合わせたものだったとか。 当然時間が経つと劣化を起こすので、20年に一度、社殿から全てやり変えるわけです、そのために御用達の専用の森が存在しますが、他の神社ではそうもいきませんね。 厳島神社の神の遣いも鴉(八咫烏)のようですね。 ウィキペディアより 伝承では、素戔男尊(すさのおのみこと)の娘とされる宗像三女神の市杵島姫命・湍津姫命(たぎつひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)は、2羽の神鴉(しんあ、神の遣いのカラス)に導かれ、現在厳島神社のある場所に鎮座したという。 厳島とは市杵島姫命の名に由来するとか、これはぶっちゃけ寺のおさらいです。 鴉(八咫烏)は家都美御子大神によって神武天皇に遣わされた鳥であり、天照大神、いわゆる太陽神の使いでもあり、家都美御子大神(須佐之男命)に使いとしても信仰されています。 ちなみに、厳島神社の写真を探したのですが結局見つかりませんでした。 休みをもらいまして今回訪れました、5割程度でしょうか、桜はまだまだ、これからです。 竈門神社の祭殿の桜は咲いていません、まだまだこれからの様です。 おさらいしますと、宝満山の山全体が御祭神で、その山の形が竈門に見えることから竈門神社となった言われています。 主祭神は玉依姫命、相殿神には、神功皇后 (じんぐうこうごう) 応神天皇 (おうじんてんのう)。 末社には五穀神社、須佐神社、夢想権之助社が祀られているとか、稲荷社は気がつきましたが、須佐神社は気が付かなかった。 ヘスティア様とは全く関係ありません、しかし、竈門神社、名前からして無理にでも関連付けしそうです。 竈門神社 春でした。 最後に、3月29日のことわざですが、 桜は花に顕(あらわ)う 普段は他の雑木に交じっていて目立たなかった桜の木も、ひとたび花を咲かせると、まぎれもなく桜であったことがわかる。そのことから、いつもは他の平凡な人々の間に紛れていた人が、機会を得て隠れていた才能を発揮するたとえ。 【類義語】紅は園生に植えても隠れなし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月29日 21時33分37秒
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