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2024年02月17日
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第42回 潮の流れを司る神、塩椎神について、​
今回は42回 潮の流れを司る神、塩椎神について紹介します、前回第41回 日本刀の代名詞!正宗について紹介しました、塩椎神については以前に​​特別編​として紹介させていただいた神様ですね、前回物質を神様として紹介した時に物質或いは刀鍛冶を紹介したのに塩椎神を別編で紹介したのはおかしいだろ、その頃はまだ始まりの頃でしたからね、…とは言っても13回目以降位ですが、主役ではないものの需要な場面に登場、例えば、​彦火火出見命​や​神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)​等の主役の指針なるような神様です、海の流れを司り浦島太郎で言う亀かもしれません、海幸彦と山幸彦神話はほぼほぼ浦島太郎ですからね、後、 ​猿田毘古神​も同一されています、記紀では翁の姿をした神様で指導者に相応しい。今回は前回分に加筆修正を加えております。
なお、↑↑はワンプレートぽくて撮影したのですが、塩が決め手の食べ物、生姜はレンジで乾燥させると焦げる……唐揚げに乗ってるのは塩と乾燥生姜と山椒と黒胡椒、添え物にちくわキュウリに菜の花和え物にトマトでした。

↑はぜんざい、今の時期にぜんざい、大いに結構と思う。正月のモチが余っていたし、ぜんざいも塩が決め手だったりします。今はキャンディーの様に小分けされた梅干しもあるのですねぇ。

(パカパカ工房💉ワクチン5回接種 @pakapakakobo)
【ビッグレッドファーム種牡馬展示会】 ゴールドシップ ※詳細は公式サイトにてご確認ください
※種牡馬展示会は生産者(競馬関係者)対象のイベントです #2024年種牡馬展示会

口元が緑色だからさっきまで牧草食っていたんやな。
種牡馬展示会新種牡ののダノンザキッドを含め6頭いるいましたが、他の馬は立ち上がったり吼えたりして落ち着きが無かったですが、ゴルシだけ大人しい。逆張りなのか単に人前に慣れてて興奮しないか。
相変わらず目が大きくて可愛い奴で困った、目が大きく見えるのは目の周りにてアイラインを引いたように黒さが残っているからとも、そー言えば、ヒシミーも黒目クルクルキュンキュンやった。※余談ですが、白毛は全部白いからそーゆう訳いかんし、サトノジャスミンの22、23ちゃんを初め、ソダシやハヤヤッコ、アオラキ等白毛はデクタスアイとは別に白目見えるもんな…

オグリさんのバレンタインは流石大食いキャラという感じですね、幾つか食ってしまっているのでは?、渡しながらよだれだしてそうやし。※余談ではありますが、リバティアイランドがドウデュースの如く筋肉の鎧でムチムッチになっていました、お前本当に牝馬か??よう食うキャラはまあ、、
丁度、ビックレッドファームの展示会が2月14日バレンタインでした、他にタイトルホルダーやパンサラッサ等も見ましたね。しかし、ウマ娘のバレンタインイベントとビックレッドファームの種牡馬展示会どっちを見ればよいのか…今日は17日ですが『ウマ娘』ではバレンタインイベントがまだ続いている様。

ゴルシからのバレンタイン
なお、ゴルシのバレンタインチョコ…斜め上すぎる、、、逆張りか、汁がチョコレートだったりしない、、、すだちで”シゲルスダチの実装”とか噂されていたけど来なかったね、なお、シゲルスダチは同期で葦毛でクロフネ産駒、経歴を見るとまず強いけれども…何とも言えないね。で、マグロの さ し み は何なのか??ゴルシちゃんだから予測してはいけない。

ガオー!!……じゃないのよエールちゃん!!!笑笑笑

【#京都牝馬ステークス】 1・2着はほぼ順当ですが…今年の短期免許騎乗初日、B.ムルザバエフ騎手が大穴コムストックロードで早速の大仕事。
【ダイヤモンドS】テーオーロイヤルが菱田裕二騎手と隔年V 2着に下したサリエラを「最後かわせるようにと」(netkeibaより、)
【16時 現在のトレンドまとめ】 #フォロバ100 1. コムストックロード 2. テーオーロイヤル 3. サリエラ 4. ソーダズリング 5. ナムラクレア 6. ダイヤモンドS 7. エールちゃん 8. ムルザバエフ 9. 京都牝馬S 10. 

エールちゃん吼えてた、イラストでは見た事があったもののまさかマジだったとは、エールちゃんは10着やった、ゲート出遅れた時から掛かっていたし、結果はある意味いつも通りだったな。なお、ゴルシの嫁ロータスランドちゃんはゴルシ走りして6着やった。ムル様ヒャッホー、かき回したのがまさかムル様とかな、サリエラも頑張った、テーオーロイヤルが横でずっと粘って勝ってだけど、明日のフェブラリーステークスはドゥラエレーデやな、後、個人的にガイアフォース3着ぐらい馬券内来てくれたら、多分強いのはウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロやレモンポップが居なければ彼だが。



TRADITION 潮の流れを司る海の道先案内人
「塩椎神(シオツチ)」
日本人なら知っておきたいニッポンの神様名鑑 (2020.12.17) 

今回は潮の流れを司る神、シオツチです。
塩椎神(シオツチ)

海彦山彦神話で、兄ホデリから借りた釣り針をなくして途方に暮れていたホオリを、海神ワタツミの宮にまで案内した神。その名からも潮の流れを司る神としている。海の道先案内人として、道を示す神として崇められている。また、人に製塩の方法を授けたことから製塩業の神としての役割も担う。
古事記:塩椎神
日本書紀:塩土老翁、塩筒老翁
基本属性:潮流の神
代表的ご利益:開運招福
代表的神社:鹽竈神社
東北鎮護・陸奥国一之宮として崇敬を集める、全国に鎮座する鹽竈神社の総本社。四季折々の趣が嗜める境内も有名で、天然記念物である鹽竈桜は風物詩として重宝されている。(Discover Japanより、)


塩椎神様は鹽竈神社が有名ですね、こちらではあまり馴染みが無いですが、海幸山幸の山幸の水先案内人として登場しそれはまさに浦島太郎の亀でした、いや、亀仙人かも、神武天皇が東遷の時に亀に乗った神様が水門に水先案内をしたとか、亀石(かめいわ)神社でそんな伝説があります。
ある時、神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)は、「どこの国を中心にしたら、この国はうまく治められるだろうか。もっと東の方へ行ってみよう。」とお兄さんの五瀬命(いつせのみこと)と高千穂宮(九州・宮崎県)でご相談をなさいました。そしてすぐに自分の住んでいる日向(宮崎)を出発し船に乗って東へ向かいました。命の一行は速吸門(はやすいのと)という海峡までやってきました。潮の流れが速く、船が思うように進みません。その時、亀に乗った不思議な人に出会いました。「お前は、この海をよく知っているか。と命はたずねました。「知っております。お仕えし、ご案内いたしましょう。」命は喜んで、その人に槁根津日子(さおねつひこ)と名前を与え、道案内を頼みました。一行は宇佐(大分)、筑紫(福岡)と進み、九州を離れ瀬戸内海に入りました。その後は安芸(広島)、吉備(岡山)に立寄りながらなおも東へと向かいました。(日本の神話神武天皇  寳登山神社より、)
それが塩椎神とはされていないですが、こちらも浦島太郎伝説によく似たエピソード、浦島太郎は海幸山幸神話と神武東征神話をエピソードの一部を貼り合わせ出来たのかもしれません。

塩椎神​​
​山幸を導いた、潮流のすべてを知る老翁​
​神格:
潮流の神​
​ホオリに助言を与える​
兄の釣針をなくして途方にくれていたホオリの前に現われ、海神の宮へ赴いて海神オオワタツミに相談するように、アドバイスをしたのがシオツチという神である。その際にはホオリに竹籠で編んだ船を与えている。
シオツチの神話での登場回数は決して多くないが、『日本書紀』ではイワレビコ(のちの神武天皇)に東に天下を治めるのふさわしい美地があると教え、東征のきっかけをつくるなど、重要な場面で忽然と泡我、物語の主人公を新たな世界に導いていくという妙な存在感を持つ神である。この不思議な神は一体どとのような神だったのだろうか。
その正体は、「シオ」という名その行動から、潮流を知り尽くしている海の神である。また主人公が進むべき道を教え導く神でもある。その経験と知識の豊かさから老翁というイメージが定着したらしく、仙人然とした姿で表現される事が多い。これはギリシャ神話に登場する「海の老人」神話の影響を受けたものといわれる。
そのシオツチは九州ばかりか畿内から遠く離れた鹽竈神社に祀られている。社伝によれば、天孫降臨に先立ち、使者として地上に降り立ったタケミガヅチとフツヌシの道案内をしたのがシオツチなのだという。そして、両神の先導役となって蝦夷征服に貢献し、この地にとどまったのち、人々に製塩を教えたという。(「日本神話」の謎を楽しむ本より、)


いや、真っ先に思ったのが鬼滅の刃の鱗滝さん、育手(そだて)の一人であり、それこそ主人公を導ている。それに、源義経を導いき武芸を教えた鞍馬天狗がモデルでしょう。​​​

↑なおこの写真は今回の塩椎神については関係ありません。

塩椎神​​
塩椎神とは?
シオツチノオジ神は宮城県の塩竈神社の祭神です。ここを本拠地としてその分霊を祀る神社が全国に広がっています。海の神、潮の神とされますが、神話の中で海幸彦や神武天皇に道を示すことから道標の神としても信仰されます。
別称:古事記塩椎神(しおつちのかみ)、日本書紀 塩土老翁神(しおつちのおじのかみ)、塩筒老翁神(しおつつおじのかみ)、別称 事勝因勝長狭神(ことかつくにかつなぎさ)、塩土翁尊(しおつちのおきなのみこと)、塩筒大神(しおつちのおおかみ)、塩竈明神(しおつちみょうじん)
神格:海の神、予言の神、塩の神​、呪術の神、導きの神
​ご利益:開運招福、海上安全、延命寿命、家内安全、安産守護、漁業守護、農業守護、製塩業守護
​問題を解決する道しるべの神
神名のシオツチとは、潮の霊を意味する言葉で、海の神であることを表し、神名の「潮筒」は、潮路の神を意味します。船が安全に航海するためには、潮の流れや天候の変化などを知ることはとても重要です。古来から航海する人々は、人間には知ることができない海上における未知の情報をつかさどる海の神からの加護を願いました。こういった海神の力を神格化した姿がシオツチノオジ神と考えられます。「老翁(おじ)」とつくのは、おそらく人生経験豊富で物事を知り尽くした長老という意味が込められているのでしょう。
皇祖神達を導いた道標の神
神話で描かれるシオツチノオジ神は道標の役割をもっています。「海幸山幸」の話では、山幸彦が兄の海幸彦から借りた釣り針を失くし、海辺で悲観にくれているところに現れます。シオツチノオジ神は「釣り針を取り戻すよい工夫をしましょう」といって竹で編んだ小舟を作り、山幸彦を海へ送り出します。「そのまま進めば良い潮路に乗り海神の宮に着くから、宮の手前の木の上で待ちなさい。あとは海神が良いようにしてくれる」と告げます。船は自然によい潮路をたどって海神のすむ海宮にたどり着き、結果、失くした釣り針を取り戻します。山幸彦に海宮へ行く方法を教えるシオツチノオジ神は、海の神として航海案内人の役割を果たしていると考えられます。それだけではなく重要なのが、悩む山幸彦に「海宮へ行きなさい」と問題解決の道を指し示したことです。また、「神武東征」では、神武天皇が国の統治に適した場所を探している時に「東方に美き国あり」と伝え、45歳にして大和へ東征を決意させます。この場合のシオツチノオジ神は、未知の場所に関する予言的な情報を提供していることから予言の神としての性格も備えています。また、『日本書紀』一書では、事勝国勝神ことかつくにかつかみとして登場し、降臨した天孫ニニギ尊に「国ありや」と問われ、「国あり」と答えます。海幸彦、ニニギ尊、神武天皇はいずれも皇祖神。これら重要な神々を導く塩椎神はまさしく道標の神と言えるでしょう。
塩の製造法を人々に伝えた神
シオツチノオジ神を祀る総本宮である塩竈市の「鹽竈神社」の社伝によると、高天原から地上に降りたタケミカヅチ神とフツヌシ神が、シオツチノオジ神に先導されて諸国を平定したのちに、塩竈の地にやって来たとされます。一説には神々は海路を渡り、七ヶ浜町花渕浜からこの地に上陸されたと言われ、シオツチ神はシャチに乗って海路を渡ってきたともされます。タケミカヅチ命とフツヌシ命はそれぞれ帰りましたが、シオツチノオジ神だけはこの地にとどまり、漁業や煮塩の製造法を伝えたとされ、塩釜の地名の起こりともなったそうです。
塩椎神が祀られている神社
鹽竈神社 宮城県塩竈市一森山、胡宮神社 滋賀県犬上郡多賀町敏満寺、青島神社 宮崎県宮崎市青島、益救神社 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦
鹽竈神社の分霊を祀る神社は海辺に限らず内陸にも存在しますが、その場合は安産信仰の色合いが強いようです。また、全国の白鬚神社の祭神はサルタヒコとする例がほとんどですが、ヒゲの字に「髭」や「髯」ではなく「鬚」をあてる神社には、シオツチ神を祭神としている場合があります。(日本の神様と神社より、)


塩椎神は需要な時に仕事をする名バイプレーヤ的な神様、猿田彦神と同一視される事も、鹽竈神社の別宮では猿田彦、事勝國勝、塩土老翁、岐神、興玉命、太田命がお祀りされており同一視しされています。
確かに猿田彦の息子されるのが太田命で興玉神の別称で二見興玉神社のご祭神 興玉大神であり、また別名が猿田彦大神、最初に戻りましたよ。それから事勝國勝長狭神は塩土老翁神の別名で、岐の神(くなどかみ)は牛馬守護、疫病・災害などをもたらし悪霊を防ぐとされる神様とされ、猿田彦神とも塩土老翁神とも同一視されています。よく分かりませんが、日本の神様仏様はだいたい同一視されていますね。
主に海幸山幸神話や神武東征ですが、建御雷神と経津主神も先導してる、しかし、建御雷神と経津主神の活躍は記紀とはまた別の活躍の話も多い、建御雷神は鹿島神宮、経津主神は香取神宮に祀られており独立した話があるのも納得ですが。
#315にイイ銚子 ポスターこぼれ話FRAME@鹿島神宮駅 関東きってパワースポットとも言われる鹿島神宮。また、その付近には靇神社があり鹿島神宮の水を守り、火を防ぐ龍神が祀られていることから、元消防士のメンバーがいらっしゃるFRAMEの皆さんに鹿島神宮駅でのPRを依頼しました。
こう言うのを書くと、このような情報が出るのもありますね…建御雷神と経津主神どちらの祭神もご紹介してないので今後紹介したいと思いますが。

↑なおこの写真は今回の塩椎神については関係ありません。

塩土老翁(しおつちのおじ)
日本神話に出てくる老翁。塩筒老翁(しおつつのおじ)、塩椎神(しおつちのかみ)ともいい、「シオツチ」とは潮流をつかさどる神の意である。記紀神話では、天孫・山幸彦(やまさちひこ)を竹製の籠(かご)に乗せて海神の国への道を教え、また「神武(じんむ)即位前紀」では、日向(ひむか)にある天皇に青山(せいざん)の四周する大和(やまと)の存在を教える。また『日本書紀』一書では、降臨した天孫に「国ありや」と問われて「国あり」と答えた笠狭御崎(かささのみさき)の事勝国勝神(ことかつくにかつかみ)の亦名(またのな)としている。これらから、この神が異国や他界の存在、さらにそこへの交通を教示する霊能をもっていたことがわかる。出現の場面がすべて日向(ひゅうが)国(宮崎)であり、宮廷で使用される竹製品と隼人(はやと)との密接な関係が隼人司式(はやとのつかさしき)を中心にみられることを考えると、この神は本来隼人が信奉した海神であろうと推定される。[吉井 巖](日本大百科全書(ニッポニカ)より、)

逆にそれほどないから探すのが大変、、、潮流をつかさどるって相当な神様ですよね、後、人には欠かせない塩の神様でも。

シオツチオジ
シオツチオジは、日本神話に登場する神である。『古事記』では塩椎神(しおつちのかみ)、『日本書紀』では塩土老翁・塩筒老翁(しおつちおじ)、また『先代旧事本紀』では塩土老翁と表記される。神名の表記は「塩土老翁神」や「塩土翁神」など複数あるほか、「塩」に旧字体の「鹽」を用いて「鹽土老翁神」、「鹽土翁神」のように表記する場合もあり、読み方は「しおつちおじのかみ」、「しおつちのおじのかみ」などがある。
概要
名前の「シホツチ」は「潮つ霊」「潮つ路」であり、潮流を司る神、航海の神と解釈する説もある。『記紀』神話におけるシオツチノオジは、登場人物に情報を提供し、とるべき行動を示すという重要な役割を持っている。海辺に現れた神が知恵を授けるという説話には、ギリシア神話などに登場する「海の老人」との類似が見られる。また、シオツチノオジは製塩の神としても信仰されている。シオツチノオジを祀る神社の総本宮である鹽竈神社(宮城県塩竈市)の社伝では、武甕槌神と経津主神は、塩土老翁の先導で諸国を平定した後に塩竈にやってきたとする。武甕槌神と経津主神はすぐに去って行くが塩土老翁はこの地にとどまり、人々に漁業や製塩法を教えたという。白鬚神社の祭神とされていることもある。
伝承
『日本書紀』の天孫降臨の説話において、日向の高千穂の峰に天降ったニニギが笠狭崎に至った時に事勝国勝長狭神(ことかつくにかつながさのかみ)が登場し、ニニギに自分の国を奉っている。一書では、事勝国勝長狭神の別名が塩土老翁で、イザナギの子であるとしている。海幸山幸の説話においては、ホデリ(海幸彦)の釣針を失くして悲嘆にくれるホオリ(山幸彦)の前に現れる。ホオリから事情を聞くと小舟(または目の詰まった竹籠)を出してホオリを乗せ、そのまま進めば良い潮路に乗って海神の宮に着くから、宮の前の木の上で待っていれば、あとは海神が良いようにしてくれると告げる。『日本書紀』本文の神武東征の記述では、塩筒老翁が東に良い土地があると言ったことから神武天皇は東征を決意したとある。塩土老翁神を祀る著名な神社としては、宮城県塩竈市の鹽竈神社が挙げられる。現在の鹽竈神社では、3座の祭神のうち別宮(べつぐう)の祭神として塩土老翁神が祀られているが、江戸時代までの鹽竈神社の祭神は「鹽竈明神」、「鹽竈三社明神」、「鹽竈六所明神」 などと呼ばれ、その正体は永らく判然とせず、様々な説が唱えられていたという。そこで、鹽竈神社の由緒に関心を持っていた仙台藩4代藩主・伊達綱村は、元禄2年頃から調査(「神社御用」と呼ばれる)に着手し、元禄6年に『塩釜社縁起』を完成させた。この『塩釜社縁起』の中には、「塩釜六所明神或曰猿田彦事勝國勝塩土老翁岐神興玉命太田命六座同体異名神也」とあり、鹽竈神社の別宮に祀られている神(塩釜六所明神)は、猿田彦、事勝國勝、塩土老翁、岐神、興玉命、太田命の6座と同体異名の神であるとされている。なお、「鹽竈六所明神」は、塩土老翁神を含めた6座の神々の総称と考えられるほか、「鹽竈三社明神」は別宮、左宮、右宮の3社の祭神を総称した呼称と考えられる(ちなみに『塩釜社縁起』では、左宮の神は武甕槌神(鹿島神宮の祭神)、右宮の神は経津主神(香取神宮の祭神)であるとし、現在の左右両宮の祭神もこれに基づいている)。塩土老翁神は人々に塩づくりを教えたという言い伝えから、製塩の神として信仰されるほか、前述の通り、海幸山幸の神話において山幸彦を海神の宮へ導いたことや、神武東征の際に「東に良い土地がある」と助言したこと、また鹿島・香取の神の東北平定の際に道案内を務めたと伝わることなどから、導きの神や交通安全の神としての信仰がある。これらの他にも、シオ(潮)を掌る神ということから、大漁満足や海上安全、また安産などの神としても信仰される。さらに、神田明神末社の籠祖神社(現・合祀殿)では、塩土翁神が山幸彦のために無目籠(まなしかたま、隙間なく編んだカゴ)を作ったという伝説から、竹細工職人たちが塩土翁神を自分たちの祖神として信仰したという例もある。鹽竈神社の末社の1社である御釜神社には、鹽竈神社と同じく塩土老翁神が祀られているが、御釜神社にある「四口の神釜(よんくのしんかま)」のうち、向かって右手前にある、他より一回り小さい釜は「御台の釜(おだいのかま)」と呼ばれ、塩土老翁神が特に愛用した釜であると伝わっている。先に述べた通り、江戸時代には塩土老翁神は猿田彦、事勝国勝、岐神、興玉命、太田命と同体異名の神とされたことがあったが、特に猿田彦神との関係性について、鹽竈神社末社の鼻節神社(宮城県七ヶ浜町)の祭神が猿田彦神であること、また神田明神末社の籠祖神社(現・合祀殿)では猿田彦大神と鹽土翁神が共に祀られていることなどから、塩土老翁神は猿田彦神と関係の深い神であるということが指摘される。鹽竈神社宮司であった押木耿介は著者『鹽竈神社』の中で、志波彦神社に祀られる志波彦神は、塩土老翁神の幸御魂であるという人もいるという説を紹介した上で、今後の研究を待たねばならないとしている。塩竈市をはじめ宮城県の銘菓として知られる「志ほがま」は、 塩土老翁神が藻塩草より採取した塩と米粉とを混ぜて作った糧食を起源とするいう言い伝えがある。
本の神社一覧
鹽竈神社(宮城県塩竈市)- 総本宮、塩竈神社(全国各地)、鹽竈神社(東京都港区)、高室神社(静岡県掛川市)、六所神社(岡崎市)(愛知県岡崎市)、六所神社(豊田市)(愛知県豊田市)、塩竈六社大明神(和歌山県田辺市)
その他の神社
青島神社 (宮崎県宮崎市)、船魂神社 (北海道函館市)、籠祖神社(東京都千代田区鎮座神田神社境内社)、白髯神社(福井県あわら市)、志宝屋神社(三重県伊勢市:豊受大神宮(外宮)末社)、塩屋神社(広島県広島市)、蔵前神社(東京都台東区)(ウィキペディアより、)

なお、塩土老翁神(しおつちおじのかみ)がお祀りされている御釜神社の四口の神釜は日本三奇の一つとして有名で(※日本三奇……古来より奇跡と伝わる建造物。江戸時代の医者・橘南谿(たちばななんけい)が記した書物において3つの軌跡として紹介されたのが由来。)、四口の神竈は平常時は赤茶色の水をたたえていますが、2011年の震災時には、四つの内二つが透明の水に変化していたといわれており、吉凶事が起こる前に水の色が変化することは、江戸時代の頃にはすでに知られており、変化があれば仙台藩へ報告するよう史料に記録されています。これは前回投稿した後に知ってしまったなと思ってました、また紹介出来た事に感謝いたします。

第42回 潮の流れを司る神、塩椎神ついてでした。





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最終更新日  2024年03月29日 23時28分46秒
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