917026 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

みんなを幸せにする企画・企画書を作りましょう!

みんなを幸せにする企画・企画書を作りましょう!

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2015.09.08
XML
カテゴリ:書評
博報堂生活総合研究所の人の本なので、これから有望であろう消費ターゲットとしてのマイルドヤンキーはどういう層なのか、という話になるのですが、リサーチャーという立場にもかかわらず、マイルドヤンキーに接し、行動を分析するにつけ、著者の年齢が上ということもあると思いますが、いささか個人的な思いを含めつつ語ってしまうことになるのは、心情的には理解できるものがあります。

マイルドヤンキーとは、文字通りマイルドに(優しく)なったヤンキーのことです。現在は、かつての暴走族のような不良は少なくなり、優しくなったヤンキーが主流になったというのです。

マイルドヤンキーの特性は、5km四方を行動範囲として、そこから出たがらない地元志向。友達は中学校時代から続いている人たち。その友達を裏切らないということを大切にする価値観。イオンが大好きで休日は家族で過ごし、ITを使いこなせないリテラシーの低さなどになります。

そして、最後のほうで、「知らないものは、欲しがならない、欲しがれない」とマイルドヤンキーの本質を喝破します。

それでも、消費しなくなった若者に比べれば、マイルドヤンキーはブランド志向、遊び、酒、家族、子ども、クルマ、旅行などの点で、消費意欲があり、今度の消費経済において有望であるというのが、本書の言いたいことになります。

読者として、仕事を抜きにすると、全編にわたって気になるのは、マイルドヤンキーの意欲のなさでしょう。

マイルドヤンキーは一部にすぎないとわかっていても、多分、著者もそう言ってはいませんが、そう思っているように思える、日本の未来はどうなるのでしょう、という読後感を私も持ってしまいます。

★4つ ★★★★☆







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.09.08 09:28:57
コメント(0) | コメントを書く


PR

プロフィール

はぎ

はぎ

キーワードサーチ

▼キーワード検索

楽天カード

カテゴリ

バックナンバー

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

お気に入りブログ

令和維新への挑戦 平成維新への挑戦さん
楽天組織学習 楽天組織学習さん
ちゃー兄さんは今日… ちゃー兄さん
ディープパープリン… ディープパープリンさん
家づくりの広場 OKIOKIさん
kenjit の小部屋 @kenjitさん
楽式 akono123さん
幸せ健康館 ツイてる君さん
チャリから観た風景 will426さん
ゼロからはじめる起… 夢は独立/WEBマスターさん

フリーページ

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.
X