カテゴリ:キャリアカウンセリング
ダニエル・ゴールマンの「EQ-こころの知能指数」を、今頃になって読んだ。
私がキャリアカウンセリングをやってきて、感じていたことが言葉になっていた。 私が感じていたことは、 「自分の気持ちを感じること」と「それを表現すること」は、幸せな人生に対する必要最低条件である。 ということ。 あくまでも最低条件であり、十分条件ではないのだが。 この「自分の気持ちを感じること」。 これが、意外と難しい。 見たくなりものには無意識にフタをするのは、おそらく人間の防衛本能のようなものだと思う。 この本能に逆らって、あえて直視して、気持ちを感じる。 そして、それを言葉にしたり、書き記したりする。 「人生における成功者は、驚くほど昔のことをよく覚えている」と「マイ・ゴール物語」の中にもある。 成功者=自ら幸せであると断言できる人、とすると、彼らは、自分が何かの出来事の折々に感じたことを、必ず反芻し、心に刻み込んでいるのだろう。 こうして、EQは鍛えられていく。 これを子育てに応用すると。。。。 誰もが思っているだろうが、私は自分の子供には幸せになってもらいたい。 どう育てれば、わが子が幸せになれるのか。 まず、「幸せ」を小さなものから感じられるような感性を鍛えることが、大前提ということか。 今はまだ私の子供達の世界は小さいが、彼らはそんな中で、親の表情に、小さな虫に、おもちゃに、ささやかな幸せを見つける天才でもある。 この「幸せ」を感じられる感性、なくさないように、心に刻み込みながら一日一日を大事にしていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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