～★りん★～のワーク・ライフ・バランス模索の記録

[キャリアカウンセリング] カテゴリの記事

全16件 (16件中 1-16件目)

1

• 子供の自立のために親ができることって・・・？

  ２０～３０歳前後の正社員就職を支援する仕事について、１ヶ月。自分の対応がいかに上から目線になっていたかを痛感する。半数以上は、かつての自分と大差ない、若い世代だ。でも、中には自分自身の人生に対して、あまりにも投げやりで無関心な一群が存在する。草食系と言われるこういった人たち対し、ふがいない・・・という気持ちを持ったこともある。彼らがこのままでいいはずがない。でも、もうなってしまったからには、対症療法としてできる限りの手をつくすのが、私の職務だ。彼らは、上の世代である私たちの鏡のようなもの。ボランティアでやっている仕事は使命感が強い。では、今の仕事は、こんな社会をつくった一員である私の、彼らへの贖罪かも。そして子育て真っ最中の私に、彼らはいつも大きな疑問を投げかける。私は、子供たちをどう育てればよいのか？子供たちが、経済的にも精神的にも自立するために、親として、どう関わればいいのか？？？彼らの特徴は、人と本音で関わった経験が極端に少ないこと。未来への希望や欲がないこと。諦めていること。こんな子達に接すると、心が痛い。

  2010.05.09

  コメント(0)

• 言葉の力

  子供達の慣らし保育に同行していて、言葉によるコミュニケーションって、いったい、どのぐらい力があるんだろう？？と考えさせられています。５歳の息子は昨日、さっそくかわいいブロンドのガールフレンドを二人も作って、帰りには名残惜しそうに何度も何度もバイバイを交わし合っていました。言葉はまったく通じていないのに、気持ちは通い合っているようです。３歳の娘は、今とても厳しい時間を過ごしています。彼女は家の中でも、朝起きたときから寝るときまでずーっとしゃべっているような子です。自由自在に要望、言い訳、へ理屈、告げ口と、とにかく言葉で自分の意思を通す術を身に着けてきました。親としても彼女の欲求がすぐに分かるため、とても助かっています。ただ、気の弱い兄ちゃんと未熟な親のせいか、たぶん相当わがままなんじゃないかと思います。まだ３歳ですが、頑固さだけは一人前です。彼女は今、言葉がまったく通じず誰も自分の言うことをきいてくれない状態に、思いっきり怒りを爆発させています。「邪魔ってなんて言うの！今度先生に聞いておいて。」と、夜私に訴えてきました。「誰が邪魔なの？」と聞くと「ママ以外はみんな邪魔。あっち行って欲しい」という答え。当然「分からないな～」と答えました。知ってても教えません。同じ日に入園した韓国人の女の子は、母国語も韓国語で条件は娘と同じ。ただ、彼女はほとんどしゃべりません。しゃべらないけど、自分の思いを行動で示しています。欲しいものは指差してとってもらう、お友達と仲良くなりたいときは近寄っていってハグをする、手をつなぐ、工作のときはテーブルにいるお友達みんなにはさみを配って歩く。。。当然彼女はもう慣らし保育は終了。すっかりクラスの一員です。カウンセリングの傾聴も、言葉ではなくその場の空気、体全体からかもし出される雰囲気にセンサーを働かせます。口から発せられて、その場で消えていく言葉。そんな言葉が強い力を持つときもあるけれど、言葉だけに頼っていては気持ちは伝えられないようです。私が親としてできるのは、Sweden語を教えることではなく、先生やお友達と一緒に笑えるように、彼女の気持ちを少しずつ溶かしていくことでしょうね。そのために何をすればいいのか、悩みます。今週最後の金曜日は、初めて朝からバイバイをして幼稚園を離れます。私は娘の先生方は大好きです。その気持ちが娘にも伝染してくれることを、祈るのみですね。

  2006.10.06

  コメント(4)

• ＣＤＡのトレーニング

  先日、ＪＣＤＡ主催のキャリアカウンセラー向けのトレーニング、「ピアトレーニング」というものに参加してきました。ＣＤＡの資格をとり、新たなる自分の世界を切り開こうとする世代も性別も異なる仲間達とのトレーニング。半日という短い時間の関係で、３人一組のセッション一回りだけしかできません。めったにない学びの機会、代表ロールプレイにも立候補し、２回もクライアント役をさせていただきました。らっきー♪得した気分です。でも、、、ＣＤＡ役になったとき、もっと積極的に関わりたい、どんどん質問をしてフルフィルを感じさせたい！と思ってしまうんです。でも、「インテークの最初の７分」という設定でぐぐっと我慢。この我慢が、私は苦手です。一期一会の機会、このようなチャンスはもう二度とめぐって来ない、ならば、悔いの無いように私自身も裸になってぶつかっていきたい。というのが、私の本音のようです。ピアトレーニングは【傾聴】に重きを置いたトレーニングで、クライアント役は事実とは多少異なることを「演じる」こともあります。以前英会話の先生が教えてくれたことわざ「You get what you pay for.」を少し感じた１日でした。私が人と関わるときのベースはコーチングなんだ、と分かったことが今回の一番の収穫かもしれませんね。

  2006.08.22

  コメント(2)

• 自分の気持ちに気付くということ

  ダニエル・ゴールマンの「ＥＱ－こころの知能指数」を、今頃になって読んだ。私がキャリアカウンセリングをやってきて、感じていたことが言葉になっていた。私が感じていたことは、「自分の気持ちを感じること」と「それを表現すること」は、幸せな人生に対する必要最低条件である。ということ。あくまでも最低条件であり、十分条件ではないのだが。この「自分の気持ちを感じること」。これが、意外と難しい。見たくなりものには無意識にフタをするのは、おそらく人間の防衛本能のようなものだと思う。この本能に逆らって、あえて直視して、気持ちを感じる。そして、それを言葉にしたり、書き記したりする。「人生における成功者は、驚くほど昔のことをよく覚えている」と「マイ・ゴール物語」の中にもある。成功者＝自ら幸せであると断言できる人、とすると、彼らは、自分が何かの出来事の折々に感じたことを、必ず反芻し、心に刻み込んでいるのだろう。こうして、ＥＱは鍛えられていく。これを子育てに応用すると。。。。誰もが思っているだろうが、私は自分の子供には幸せになってもらいたい。どう育てれば、わが子が幸せになれるのか。まず、「幸せ」を小さなものから感じられるような感性を鍛えることが、大前提ということか。今はまだ私の子供達の世界は小さいが、彼らはそんな中で、親の表情に、小さな虫に、おもちゃに、ささやかな幸せを見つける天才でもある。この「幸せ」を感じられる感性、なくさないように、心に刻み込みながら一日一日を大事にしていきたい。

  2006.07.09

  コメント(4)

• 最後のお勤め日でした

  先日、大学での最後のお勤めを終わりました。いやー、ほんと、いい仕事させてもらったなぁ。１年にも満たない期間だったけど、エンジニアからの転身で右も左も分からない状態で、周りの人に支えられ、あっという間だった。後輩達に、キャリアのスタート地点である自分の出身大学に、学生生活に、誇りを持ってもらいたい、その一心だったように思う。問題山積みのまま飛び去っていくのは、心苦しく、心残りでもあるが。でも、今いるメンバー達は、きっと、力強く問題を一歩一歩解決していくだろう。思い返せば、プランド・ハプンスタンスそのもののようだったこの１年。いろんなことを学びました。コーチングに出会い、偶然をチャンスに変える方法、失敗から学ぶ方法、みたいなのを自分なりに確立した１年でもあった。確実に言えること、それは、生き生きしている人には、必ず、人も仕事もお金も、自然に集まってくるこの１年、収入は激減したけど、今の私の生活に必要な分はいただけた。そして、お金以上に、これからもずっと大事にしていきたい、大切な人達に出会えた。大事な人たちとの再会もあった。「人」、これが人生で一番大きな収入かもしれない。一人一人名前を挙げていったらきりがないけど、でも感謝の言葉がどんどん湧き出てくる。私に関わってくれた皆さん、本当にありがとう！

  2006.06.29

  コメント(4)

• めざせ迷女優！

  今年の新卒採用は、ＧＷ明けぐらいから２ndクールが始まりました。４月中に内定を複数ゲットする人もいれば、まったく内定をもらえない人も。面接回数はもう２０回は軽く越えました、なんて人は多いです。ですがなかなか内定まで到達しない学生さんは、だんだん気落ちして自信をなくしてきます。何度も模擬面接しても、凝り固まった視点はなかなか変わらない。ところが、キャリアカウンセリングの狭いブース内で席を入れ替わり、面接官役をやってもらうと、これまた見事に視点が変わるんですね～。何度カウンセリングを受けても同じだった受け答えの仕方が、１度入れ替わっただけでコロっと変わります。自分を客観的に見て、何がまずいか気付くというのもあるのですが、何より面接官の気持ちを理解することにより面接の場を「会話」として捉えられるようになるというのが大きいように感じます。相手の気持ちを考える。自分に自信がなくなると、コミュニケーションの基本さえ忘れてしまいます。余談ですがこの入れ替わりの際には、いかに相談者に似た学生役を演じるか、というのが結構難しいです。インプロもはやってることだし、演技のレッスンでも受けたくなりました。

  2006.06.01

  コメント(0)

• CDA合格しました

  ＣＤＡ２次試験の結果が着きました。Ｃ（普通）判定で合格！やったー！！1次と違い２次は、自分のロールプレイ。私のセッションを見て「合格」と言ってくれたことが、まずうれしい。と同時に、Ａ，Ｂレベルのセッションってどんなものなのか？自分の何が悪くて「Ｃ」だったのか。いろいろと知りたくなってきた。合格はゴールではなく、新しい世界へのスタートラインです。学びはまだまだ続きます。

  2006.05.25

  コメント(8)

• 私は東大が大好きです

  今日のマイコーチとのセッションで、改めて私の東大への思いを認識した。そう、私は東大が大好き！東大で過ごした６年間は、様々な人との出会い、出来事、すべて宝物のように輝いている。今の私を作り上げた貴重な青春の１ページだ。今私が東大でキャリアカウンセリングをしているのは、同窓の学生一人一人が最高に満足する人生を歩むこと、それをサポートしたいから。そして、皆に東大に誇りをもって欲しい、それが私の一番大きなモチベーション。以前の私は東大女子学生の多分にもれず「東大コンプレックス」だった。自分が東大卒であることを隠して生きてきた。でも、昔、コーチングである人から言われた。「あなたは大きな武器をお持ちです。なぜそれを活かさないのですか」は！としました。そう、私はＯＧたちのあの生き生きとした生き方に憧れ、そしてそうなりたい、と思っていたのだ。今私もＯＧとなり、生き生きとした姿を後輩達に毎日見せている。そして、学生たちが、生き生きとした先輩達にできるだけたくさん出会え、自分の人生を考えるきっかけができるように、チャンスをつくるお手伝いもしている。コンプレックスは、フタをあけてみたら最大の武器だった。キャリア相談の結果、私から見たらベストとは思えない選択をしていく学生も多い。でも、彼ら彼女らが社会に出て、「何か違う」と思い、そこで深く悩んで悩んで悩みつくすのも、何か意味のあることだと思う。その結果、最初に就職した会社から去ることになるかもしれない。でも深い谷間を経験したことにより自分の人生を生きる方向への舵を切り、いつかきっと社会により貢献するようになる。自分の人生を生きないことが、何よりも社会にとって不利益なのだ。学生時代に１００％自分について知っておく必要はまったくない。社会に出てから苦労しても、それはその人にとってはきっと意味あること。いつかきっと、私の後輩達は、自分の人生を自分で切り開き、多くの先輩達のように生き生きとした人生を歩む。最高学府から優秀な学生がたくさん巣立ち、生き生きと自分の人生を生きる。ちょっと１０年後を妄想してみた。自分の人生を生きることを選択した結果、東大にありがちの「官僚、大企業＝安泰」志向は相当薄れるだろう。イキのいいベンチャーや中小企業に、東大ＯＢがたくさん散らばってる。そこから、大きな芽が出て、元気な元気な企業に育っていく。日本の国力も、徐々に上向くだろう。栄枯盛衰もあるだろうが、彼らの選んだ道は、間違ってない。毎日、毎回、そう信じて、セッションしてるんです。

  2006.05.12

  コメント(2)

• CDA二次試験終わりました

  昨年秋から受講したＣＤＡ（キャリアディベロップメントアドバイザー）の二次試験がやっと終わりました。長かったなぁ、とも思うし、あっという間だったなぁ、とも感じます。一応は精一杯つくしたかな、と思います。でもやっぱり”演技”ということで、「こんなこと聞いたら突っ込みすぎてクライアント役さん困っちゃうかな」と思ってしまったのが、心残り。本当に困ってやってきたクライアントさんなら、もっと聞いて欲しかったかも、とか、いろいろ考えてしまいました。とにかく、私なりには頑張りました。ＧＷは実家です。もしかしたらもうあと２年ぐらい帰れないかもしれないから、堪能してきまーす♪

  2006.04.30

  コメント(0)

• 魅力的になる瞬間

  普段は学生さんの「相談のおねえさん」をしている私。（注：おばさんではありません）今は就職活動ピークです。面接で落とされ、意気消沈して相談に訪れる学生さんも多くいます。そんな方へ必ず言う言葉。「面接は鎧で身を守っている人の中へ裸でいくようなものです。恥ずかしくもあり、傷つきやすくもなっています。でも、服を脱いだありのままのあなたはとても素晴らしいものをお持ちですよ。」もちろんこの言葉へ到達する前に、多くのことを話してもらって、その中からキラっと光るものを見つけてます。いつも不思議に思うことがあります。守っていた自分の殻を脱ぎ捨て、自分の本心からの感情を勇気を出して口に出した瞬間、人はとても魅力的になるのです。この魅力的な表情を面接官の前で出せたらもう怖いものなし！ですよ。先日、とてもうれしいことがありました。以前カウンセリングをしていた男子学生さんが、内定をもらったと報告に来てくれたのです。彼は受けた会社は多くはないのですが、面接までいったところは今現在すべて通過しているそうです。その秘密はやはり、「ありのまま」であることですね。自分を良く見せようという気持ちがまったくないのです。自分から前面に出てぐいぐい引っ張っていくタイプではないのですが、静かにニコニコしながら自分の気持ちがすっと口に出るのです。その表情の魅力的なこと！彼とのセッションでは、カウンセリングをしながら私が元気をもらっていました。最後の内定報告でも、また私を１２０％まで充電してくれました。今後彼は社会に出て多くの人を充電してく人生を歩むのでしょうね。さよーなら～と背中を見送る相談のおねえさんでした。

  2006.04.09

  コメント(0)

• 採用面接！こんなんあり？

  富士山頂上で採用面接。イマージュ・ネットぶっとびました。こんな会社あるんだ。。。参加するのはよほどこの会社に魅力を感じる学生か、もの好きか。でも企画してやっちゃえ、というノリも凄い。社長も社員も若くないとやらないだろうな。私の富士登山は、悲惨も悲惨。人生最悪の思い出の一つでした。関係ないって。採用面接にはいろいろな逸話がありますね。入室後５分で70％ぐらい採用不採用決まっている、というのはリサーチの結果もありますし、本当みたいです。何千人も採用面接をやってきた方に言わせると、ドアを開けて目と目があった瞬間の表情と動作で決まる、と言います。いい顔をして目と目をしっかり合わせて軽く頭を下げるとＯＫ，目をそらすように下げるとＮＧだそうです。第一印象を変える事は至難のワザ、ということでしょうね。

  2005.12.19

  コメント(4)

• 学生さん向け就職ガイダンス

  土曜日、女子学生向けの就職ガイダンスに講師の一人として参加してきました。この就職ガイダンスは他のガイダンスとはちょっと違い、仕事の内容、業種や職種というのもさることながら、講師自身の結婚や育児など、女性の人生についての本音の部分が語られます。わたしも学生のとき、この就職ガイダンスに参加してあまりの密度の濃さに感激しました。そして、間違いなく自分の人生に影響を及ぼしています。土曜日にいらっしゃった学生さんにも、大きな影響を及ぼしたと思います。私が講師でなかったら、他の講師の質問に加わりたかったぐらい素晴らしい経歴の持ち主がたくさんいましたから。会社勤めを辞めてしまった私ですが、またいつか働く日がくるかもしれない、とどこかで思っています。この講師たちのいるい職場なら、働いてもいいかな、そのときには雇ってもらえるように、ＣＤＡで学んだことを思い出して職務経歴書ぐらいは毎年更新しておこう、なんていろいろ妄想をはりめぐらせました。アメリカでは「レジュメ・コンサルタント」という職業が存在するそうです。やり方はコーチングそのもの。人によって違いますが、まるまる２日間ぐらいかけてコーチングでクライアントの人生観や過去の経歴を引き出し、それを基にクライアントの人生物語のようなレジュメを作成するのだそうです。お値段はやはり高めだそうですが、それでも相当需要は高いそうです。転職社会ならではの需要の高さでしょうが、日本でもそういう時代がくるでしょうね。学生さんにも是非一度「キャリアカウンセリング」においでください、としっかりＰＲしておきました。

  2005.12.11

  コメント(2)

• ＣＤＡ総合講座修了！！

  終わりました、東京Ｅコース。約２ヶ月、週１回の講座でした。終わったというか、これから勉強というか。２月の試験まで大学受験以来の記憶術にチャレンジです。ＣＤＡの講座では、多くの異業種の方と知り合いになれました。これが大きな財産です。コーチングとはまた一味違うメンツですが、やはり大事な仲間、と感じます。さて、今日のチャレンジ。代表ロールプレイに「ハイ！」と志願しました。たぶん今後行われる自主勉強会なんかには顔を出せないだろうから、今のうちに客観的に自分のカウンセリングを評価してもらおう、と思って。もちろん恥ずかしかったけど、「異端者になる恐怖」は克服できる、やらない後悔よりやって失敗して恥かいて、そして学ぶほうが、後悔は少ない、と分かってたので。結果は、玉砕。あっはっは、やっぱり恥ずかしかったです。でも、とてもいい勉強になりました。今回の失敗は、たぶん本番の試験ではもう繰り返さないと思います。皆様、どうもありがとうございました！

  2005.12.08

  コメント(2)

• CDA研修　その２

  ＣＤＡの通学講座、内容は、まあ、そこそこです。ＣＴＩほどの期待をしちゃいけませんね。やっぱりこれまでのながーい歴史もあり、理論もそれなりにあるのですから。でも理論だけなら家でも勉強できると思うだけどなぁ、、というのが本音です。ですが、講師の先生（女性）がとってもステキ！講義の内容よりも、先生が受講者の質問に答えたりするときのほうが勉強になります。あと受講者との雑談とかから得るものが多いです。受講者の方からは、採用担当の方や人材派遣会社の方の話が聞けます。皆さん利害関係０ですので、本音トーク炸裂です。例えば、、、とある大企業の人。自分が採用面接をして、「？」と思った人を人事の人が通したことがある。理由を聞いたがその人のインスピレーション、ということであまり納得のいく説明では無かった。４番バッターばかりを採用するわけにはいかない、ということだろう、と言っていました。こういうケースもあるんですね。採用担当をしている人には当たり前の話かもしれませんが、私にはとても新鮮でした。

  2005.10.31

  コメント(0)

• 子どもの自立は親の責任

  学生のキャリアカウンセリングをやっていて思うこと。それは、「子どもの自立は親の責任」。働くと言うことに関してほとんどの学生は前向きなのですが、たまに働く意思が非常に希薄な人もいます。何が違うのか、と言うと「楽しく働いている人」が身近にいるかどうかが大きいです。特に自分の親が、いきいきと働いているか。毎日愚痴ばかりこぼしながら会社に行く親の背中を見せられたら、子どもはそりゃ働きたくなくなりますね。ただこういう学生さんもキャリアカウンセリングに訪れた時点で、少し前向きになっていることは確かです。このような方は数を重ねるうちに働くことについての考え方が前向きになってくることが多いです。２０を過ぎても親の背中を子どもは見ています。子どもの自立はほとんど親の責任だと感じます。

  2005.10.27

  コメント(4)

• 就職活動について思うこと

  今月から大学で学生さんのためのキャリアカウンセリングも始めました。まだ少ししか学生さんに接していませんが、感じたことはやはり皆さん自分を探していらっしゃる、ということです。最初は履歴書の添削や、業界の情報が欲しい、というノウハウから入ることもありますが、すぐに「本当にそれがやりたいのですか？」ということに突き当たります。年代を問わず、常にこの質問が人間にとって一番大きいのだな、と感じます。自分探しは就職活動では「自己分析」と呼んでいます。分析というと表面的に見えている部分にとらわれることがあるので、私はどちらかというと”掘り起こし”に近いように思います。就職活動のノウハウ本は山ほどあります。インターネットにも業界情報やら本当かどうか分からない体験記やらが目白押しです。ですが、どんなに本を読んでもネットを検索しても出てこないのは、「自分が本当にやりたいこと」です。キャリアカウンセリングの一番大きな目的は、このお手伝いですね。一人でやる自己分析よりも、信頼できるパートナーとの対話を通して自分を掘り起こすほうが、より早く、しっくりいく自分が見つかることは間違いありません。これから学生さん達といろいろなセッションが待っていると思うと、ワクワクします。

  2005.10.07

  コメント(2)

全16件 (16件中 1-16件目)

1