カテゴリ:日本文化論
でっかい気づきがありました。
私に住むアパートで、ボランティアの管理組合が主催するパーティが年に何度かある。 その時、いつも日本人は最後まで残って、会場の後片付けを行い、すべてきれいになったことを確認して、帰っていく。 私もその一人。 そう、帰らない、というより、帰れない。 私が先に帰ると、誰かに必ず迷惑がかかる。 あ、もしかしてこれって、定時で帰宅できない心理と同じかも!? 「毎日仕事から定時で帰ることができる社会になればいい」と思ってきたけど、もしそうなったら、無責任な人が氾濫する社会ってことになるの?? 確かにスウェーデンは無責任な人が多い。 官民問わず、担当者によって言うことがころころ変わる。 それによって不利益をこうむることも、しょっちゅう。 その不利益も半端じゃないぐらい大きいし。 ミスを指摘しても謝罪はまず無いし。あぁ、、言い出したらきりが無い。 今私が帰ったら、確実に仕事が増える人がいる、という状態では、日本の常識に染まった私はに帰れない。 子供が私を必要としていると言って帰ったとしても、罪悪感を持ってしまう。 じゃあ、「誰も迷惑がかからない状態」なら、帰れるのか。 うん、これなら、帰れるな。 結論:日本が、定時で帰ることを”当然”と考える社会システムになるといいな。 他人に迷惑をかけないという日本人の美意識は、そのままで。 そうは言っても、顧客がいれば仕事は振ってくるわけだし、「これ以上はできません」と言ってたら利益があがらないし。。。 オーバーワークをしなきゃ利益が出ない”マネジメント体制”を変えるしかないのかな。 結局昔から言われてることに戻ってきちゃった。 はぁ、難しい。。。。 しかし、、、、 いろんな国の人がいるけど、ほとんどの人はパーティの後さっさと帰ります。 一方で日本人はほぼ全員が、最後まできれいになったことを確認して帰ります。 そして、多くの人から感謝されます。 感謝されたとき、日本人として誇らしく感じますね~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本文化論] カテゴリの最新記事
|
|