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牧内直哉≧仁楽斎の「フリートークは人生の切り売り」

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2012年12月01日
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カテゴリ:映画


夕方以降はフォルツァ総曲輪で開催された「富山短編映画祭2012」に行ってきました。

3月に開催された「富山短編映画祭ANNEX!2012春」では5作品でしたが、
今回はなんと、北海道、東京、千葉、神奈川、長野、岐阜、大阪、富山から、
合わせて48作品もの短編映画が上映される大規模なものになりました。

で、私はそのうち13本を鑑賞しました。
短編とはいえ、トータル267分。観る方もちょっと体力が要りますね。

でも、これだけの作品が富山のような地方都市に集まるのは素晴らしいことだし、
わざわざ県外から富山にいらっしゃった監督さんや俳優さんもいて、
上映後に登壇して、作品への思いを語って下さったりして、ありがたいことです。
また、実行委員の皆さんも、相当な努力をされたのではないでしょうか。

1本1本についての細かい感想は控えますが、短編ならではの魅力ってありますね。
10~30分という尺なので、どうしても何かを犠牲にしている・・・。
というようなことは、作品を観ている限りでは感じませんでした。

監督さんもお若い方ばかりなのかと思ったら、そんなこともなくて、
これは確認したわけではないので、僕の勝手な想像でしかありませんが、
あえて短編映画にこだわって製作されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん、短編には若い監督さんの登竜門的側面もあって、
映画学校を卒業したばかりの方や、今も通っているという方の作品もありました。
日芸演劇学科演出コース卒という、僕の直系の後輩に当たる方も参加されてました。
ちょっとだけお話させていただきましたが、こういう出会いは嬉しいものです。

正直、面白いと思った作品もあれば、そう思わなかった作品もありました。
脚本、俳優の演技力、映像、音声など、差が出る要素は様々です。
その中で、僕がいちばん気になったのは、脚本や演技ではなく音声でした。
音の悪さは演出として狙った結果ではないと思われるからです。

とてもよく出来た脚本でも、大事な台詞の音声が悪ければ台無しになります。
逆に音の良い映画は、それだけでも作品全体の質の高さを感じさせてくれます。

でも、予算が少ないから、何回も撮り(録り?)直せないし・・・。
それと、今回は上映作品が多くて、ライブホールでも上映を行ったのですが、
どうもシネマホールよりも映画的音響が劣っているようで、その辺は気の毒でした。

あと、ちょっとコミカル程度のシーンが組み込まれた作品はあったんですが、
いわゆるコメディ映画が、僕が観た作品の中にはなくて、それはちょっと寂しかったです。
たまたま観なかっただけなのかもしれませんが、やっぱり難しいのかもしれません。

富山県の作品も8本ありました。僕が観たのはそのうち3本。
これからも撮り続けていただきたいと思いました。

ていうか、私でよろしければいくらでも出演しますので、
監督やプロデューサーの皆さん、ご連絡をお待ちしております。
もちろん、必要とあらば、オーディションだって受けますよ。

って、春にも同じこと書いてたな僕・・・。





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最終更新日  2012年12月02日 01時07分39秒
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