2012年の映画を振り返る
今年、映画館で観た映画の本数は約100本でした。なんで「約」かというと、来年公開分はどう数えようか・・・とか、「短編映画祭」で観たものはどうしよう・・・とか、『山下達郎シアター・ライブ』は映画なのか・・・とか、よく分からないので・・・。いずれにしても、100本は過去10年で最低の数字です。かつては200本近く観ていた年もあったんですが、今年は「観たかったのに気がつけば終わってた!」なんてこともしばしばで・・・。シネコンの業務試写が去年の秋頃からなくなり、映画を観るリズムが完全に変わってしまいました。でも、これは仕方がないことですものね。では、今年の10本です。順位ではなく、鑑賞順です。100本から選ぶのだから去年までより楽かといえば、実はそうでもなくて・・・。『宇宙人ポール』『アーティスト』『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』『幸せへのキセキ』『ソウル・サーファー』『別離』『桐島、部活やめるってよ』『最強のふたり』『鍵泥棒のメソッド』『あの女はやめとけ』ということにしておきます。他にも面白かった作品は何本もあるのですが、キリがないのでやめます。ていうか、なんでわざわざ10本選んでるんだろう僕は・・・?「なんで◎◎が入ってないんだ!」などご不満もありましょうが、あくまでも個人の感想なのでご勘弁を。もちろん、ステマは一切ありません(笑)。そもそも、僕が何を書いても世間への影響力はゼロですよね・・・。この他、1月で終了した「午前10時の映画祭」で観た『サンセット大通り』や『情婦』、また、日活創立100年記念作の『幕末太陽傳 デジタル修復版』が面白かったのは当然で、あえて10本には入れないようにしております。ドキュメンタリーでも、『エンディングノート』や『監督失格』、『がんばっぺフラガール!』、『ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎90歳』など、印象深い作品にたくさん出会えました。とにもかくにも、映画はその存在そのものが素晴らしいです映画に教わったことや救われたことが何度もあるし、これからもそうだと思います。来年も楽しみな作品が目白押し・・・どころか、既に上映が始まっていて早く観たいのに・・・という作品も多いのです