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テーマ:暮らしを楽しむ(388437)
カテゴリ:生活関連
実はこのDVD、以前ムスコと家内が私より先に再会した私の小学校の恩師の最後の授業を映画化したDVDなんです。 ビッグスクリーンでの上映はありませんでしたが、この近辺だけでなく県外でもあちこちで上映会がとりおこなわれて割と評判が良かった映画らしいので楽しみにして注文してみました。 早速再生してみるとそこには年齢を重ねたけれど私が授業を受けた時と変わらない恩師の笑顔がありました。 ストーリーとしては、山の中のため本校に通学が大変な子供達のためにある分校で教えている私の恩師が定年退職を迎える最後の授業までをドキュメンタリーで記録した映画なんですが、それを実際にこの分校に通っていた監督の幼少時代役の子がの見ているという内容の映画でした。 私は分校に行った訳ではありませんが、当時小学5年生だった私は近隣の市から引っ越してきて、偶然1年間だけ本校で教えていた時にこの先生のクラスに入りました。ホント偶然が重ならなければ出会えなかった先生なんです。 この先生の授業は生徒達を主役にしてくれた暖かみのある優しい授業でした。一つ一つはもう覚えていませんが、たった1年間だけだったけど色々と人生での大事なことを教わった気がします。この先生に教わった1年間は今でも私にとって心の宝物なんです。 この分校は山の中なので自然観察の時間というのを設けていて、それがすごくいい授業なんです。野山を先生と歩いて色々な物を課題を見つけながら研究していきます。一人の少女は教育長賞まで受賞したんですが、賞を取ることなんかよりもっと大事なことを先生からたくさん教わっているんですよね。 そして先生の退職と分校の廃校。これでまた一つすごく貴重な物が失われた様な気がしました。 このDVDは30分と短くて画も荒削りなところもあったけど、もう戻れないかけがえのない1年間に触れることが出来た様な気がした30分間でした。 今度ムスコが先生におもちゃ図書館で先生に会った時には私も会社を抜け出して会いたいなと考えています。 もしこのDVDにご興味のある方は私書箱にメッセージ下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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