マラヤの猫

先日の日記でチラッと書きましたが、４月３０日から１泊２日で
鬼怒川温泉に行ってきました。

本当は２、３泊でゆっくり行きたいのですが、ウチには猫が
いるので、あまり長く家を空けれないのでいつものように
１泊２日で行ってきました。

猫の話は別に良いのですが、私が鬼怒川温泉に行ったのはこれで
かれこれ十数回目くらいですかね。（ほとんどがビジネスですが）

これだけ行っていると鬼怒川温泉マニアと自称しても良い位ですね（笑）

あまりにも数多く鬼怒川温泉に行っているので今回は房総や伊豆、
群馬方面の行った事の無い温泉地に行こうかとも思いましたが、
どうも気が進まないので結局今回も鬼怒川温泉に行ってしまいました。

私がこんなに鬼怒川温泉に足を運ぶのは、以下の理由の為です。

・東武特急スペーシアが好き
　私は旅行は列車か飛行機で行く物と考えているので、
　出来るだけ好きな乗り物で移動したいと思っています。

　新幹線は効率性重視で劣悪な居住性の乗り物（グリーン車は除く）
　なので、仕事以外ではあまり乗りたくない。
（それでも飛行機に比べたらマシですけどね）

　私は埼玉のＪＲ沿線在住なので列車でどこかに旅行するとなると、
　移動手段はＪＲがメインとなるのですが、新幹線以外でも
　どうもＪＲの特急はパッとしないんですよね。
（スーパービュー踊り子等のリゾート特急は良いんですけどね）

　その点東武鉄道のスペーシアはシートピッチもＪＲのグリーン車並に
　広くて値段の割には非常に乗り心地の良い列車です。

　鬼怒川に行く理由の一つはこれですかね。

　それと割とアクセスが楽なのも魅力ですね。

・鬼怒川が好き
　鬼怒川温泉を流れる鬼怒川の風景が好きですね。
　岩がごろごろしているあの感じが良いです。

・涼しいのが良い
　鬼怒川のお陰なのかこの辺りはいつ行っても良い風が吹いているような
　気がします。
　この風が暑がりの私にとってはとても嬉しいですね。

「東武特急スペーシアが好き」「鬼怒川が好き」「涼しいのが良い」と
三つ上げましたが、なぜかこの中には肝心な

「温泉」

がありません。

立派な温泉だとは思いますが、温泉の泉質の種類が少なく、
私の好きな卵の腐ったような匂いのする硫黄泉が無いのが残念な点です。

と言う事でここの温泉は嫌いではないですが、好きではないですね。

さて、前置きが長くなりましたが、そろそろ鬼怒川に向けて出発します。

今回は３月１８日から運行を開始したばかりのＪＲ東日本・東武鉄道線直通特急の
スペーシアきぬがわ（３号）に乗るために、自宅から３０分少々かけて大宮に
向かいました。

大宮駅に入ってくるスペーシアは、

「なんでこんな所に居るの？」

と言うような違和感がありましたね。
いままではスペーシアに乗るときは浅草か北千住か春日部からでしたので、
不思議な感じでした。

今回は私と連れの２名で鬼怒川に向かったのですが、乗車１週間ほど前に
「みどりの窓口」で予約した際に禁煙車が１席しか空きが無かったため、
連れは禁煙車で私は禁煙車に分かれて乗ったのですが、喫煙車はちらほらと
空席がありましたので、

「禁煙ブームで喫煙者が減ったんだろうな」

と思っていたのですが、あとで連れの話を聞いてみると、どうも理由は
それだけでは無かったようなのです。

連れの話では、

「満席のはずなのに連れが乗った車両とは別の車両には空席がかなりあった」

との事なんですね。

言われてみれば喫煙車の空席も通路を挟んで片側だけだったように思います。

「満席だったのはＪＲ側の販売分だけ？」
「東武側の販売分には空席があった？」

両社で共通の予約システムを使っている訳ではないので、
こういう事だったのかもしれないなと思いました。

さて、スペーシアきぬがわのもう一つの目玉は

「ＪＲ線から東武線への乗り入れを行うための栗橋接続線です」

うん。全然目玉じゃないですね（笑）

まあ、書き始めたので最後まで書きますが、

栗橋接続線の栗橋とは埼玉県北葛飾郡栗橋町にある栗橋駅の事です。

栗橋接続線の総工費は１６億だったそうなので設備投資としては
超少額と言える僅か１６億でどんな物を作ったのか興味津々だったのですが、
実際に見てみると

「たったこれだけ？？？」

と言う物でした。

実際に栗橋に着くまで知りませんでしたが、ＪＲ栗橋駅と東武栗橋駅は
同じ場所にあったんですね。

新宿～日光・鬼怒川温泉間直通運転における栗橋接続線計画

という事で上の文書の通り、栗橋駅の構内に数百ｍの線路を新しく作っただけだったんですね。

これなら１６億で出来る工事だなと納得しました。

ちなみに「栗橋に着いた」と書きましたが、栗橋ではホームに列車をつけないので
乗車も降車も出来ません。ＪＲと東武の乗務員の交代のためだけにホームの無い所で
停車します。

何のアナウンスも無しに突然停車したので周囲のおば様方は

「何で止まったの？？？　事故？？」

と言うような反応をされていました。

乗務員の交代後に栗橋で乗務員が交代したとのアナウンスはありましたが、
突然列車が止まると知らない方は驚くので、事前アナウンスは必要でしょうね。


さて、たびたび脱線して旅の話が全然進みませんが、何事も無く無事に列車は
鬼怒川温泉駅に到着しました。

鬼怒川温泉駅に着くと、駅前がちょっとキレイになっていました。



この写真中央に見える噴水いや滝は以前はなかったと思います。
写真の右側の２階建ての建物の１階には観光情報センターがあり、
各ホテル・旅館の宿泊予約の受付代行や周辺エリアの観光パンフレット等が
ありますので鬼怒川に行かれた際には使ってみて下さい。



こちらも駅前に新しく出来ていた施設で、

「鬼怒太の湯」と言う名前の足湯です。

無料で入れますので鬼怒川に行かれた際には入ってみて下さい。



それともう一つ、上の写真は鬼怒川温泉駅の写真です。
こちらの駅も外側と内側が若干改装されていましたが、建屋内にあったコインロッカーが
無くなり、駅の外のコインロッカーだけになったりしていてなんか前より
使いづらくなっていましたね。

それとトイレは全く改修されていませんでした。

駅前広場にかけるお金があるんだったら、駅舎内のトイレの改修の補助、
あるいは駅舎に隣接したキレイなトイレを作ってください。
観光客にとってはキレイな駅前広場よりもキレイなトイレの方が嬉しい
と思います　＞　日光市殿

駅前の話はこの辺にしておいて、鬼怒川温泉に１２時３８分に着いて
丁度昼時でしたので、宿泊するホテルに荷物を預けて散歩がてらに
昼食を食べに出かけました。

向かった先は○○屋と言う蕎麦屋です。

なぜこの蕎麦屋に向かったかと言うと、出発前日に

もしもツアーズ　新宿発スペーシアで行く鬼怒川絶景ツアー

この番組で「そば処　○○屋」と言う店が紹介されていましたので
試しに行ってみようかと思ったのです。

ホテルから１５分ほど歩いて「そば処　○○屋」に着きましたが、

店の外と中に３０人位の人が並んでいます。

我々も並んだのですが、並び方があまりにもテキトーなので、
中年の女性店員に

「名前を書く物は無いの？」

と訊いたところ、

「何も言わずに名前を書く紙を台に放り投げて行きました」

忙しいから気が立っているんでしょうが、サービス業の方が
こういう事をやってはいけませんね。

若いバイト君やバイトさんなら許す気にもなりますが、
それなりにお歳を召した方がする行為ではありません。

という事で

「二度と来るか！」

と心の中で思いつつ、帰りました。

まあ、その番組内でも出演者が

「かき揚げがデカイ！！」

とは言っていましたが、

「ウマイ！！」

とは一言も言っていませんでした。食べなくて正解だったの
かもしれないと思っておきましょう。

という事で都合４０分ほど無駄にしましたが、駅前に戻り、
駅で帰りの電車の予約もついでにして、あらためて食べる場所を
探しました。（探すほどの軒数は無いんですけどね（笑））

駅前のそこそこまともそうな小奇麗な洋食屋で食べようかと
思いましたが、連れが夕食に備えてヘビーな物は食べたくないと
言うので、仕方がないので近くの食堂で食べる事にしました。

http://blue.ap.teacup.com/applet/pt-tec-labo/20050827/archive

ちょうどその店の写真が掲載されているブログがありましたので、
ＵＲＬを書いておきます。

食べた物もこの方と同じ、「天丼セット」です。

蕎麦よりも天丼の方が良かったとだけ言っておきましょう。

それにしても私の連れもヘビーな物は食べたくないと言っていたのに、

「天丼はヘビーじゃないのか？？？」

と言いたくなりました（笑）

食後はこの店の１階のソフトクリームをデザートとして食しました。

今回食べたのは「とちおとめとバニラのミックス」です。

通常価格は３００円ですが、「日光・鬼怒川ウキウキパスポート」の
クーポンを出すと１００円引きの２００円になります。

我々はこのパスポートを探すのが面倒なので定価の３００円を払いましたが、
後で徒歩数十秒の場所にある鬼怒川温泉駅に行って見ると、

「すぐわかる場所にパスポートが置いてありました」

二人で２００円損しました（笑）

それとここでお土産を買う時にクーポンを使うと１０％引きなるんですが、
残念ながらパスポートを見つける前にお土産を買ってしまいました・・・

合計でいくら損したのかな・・・・（苦笑）

これから日光や鬼怒川に行かれる方は忘れずに

「日光・鬼怒川ウキウキパスポート」

を貰いましょう。

さてと、もうこれで４０００文字以上の長文日記になりましたので、
今日のところはこの辺でやめておきます。

次回は「鬼怒川ライン下り」と、開放感抜群と言うか

「こんな物を作って良いのか？」

　と言いたくなる「丸見えの露天風呂（写真つき）」についての日記を書きます。