ママ日和 ～女の子育児とワンコとお買いもの～

赤ちゃんの赤あざ治療～その１～の続きです☆


結局、レーザーを受けるまでに４回ほど通院して、ようやく『レーザー治療を受けよう！！』と、覚悟を決めることができました。


そして、レーザー治療当日。

８月で夏休み中だった長女は幼稚園の預かり保育に預け、朝イチに受診しました。

これからレーザーを当てることなんてまったく分かってない次女はとってもご機嫌。
診察中もニコニコ笑顔で、それがかえってとても辛かった。；；
「ようやくレーザーを受ける決意ができました。」と院長先生に言い、照射前の写真を撮りました。

レーザーは２発。麻酔はなし。
１回目から３か月開けて、たぶん２－３回レーザーを受けたらきれいになるでしょうとのこと。

そして、ドキドキしながら手術室へ。
タオルでぐるんぐるんに巻かれて、看護師さんや先生に押さえつけられて、バチっバチっと２発当てました。

瞬間、少し焦げくさい匂いがして、次女は目をまるくして、ギャ～と泣きましたが、終わったあとはケロっとしてました。

照射した部分は赤紫色になりました。
じゅくじゅくしてる感じではなかったけど、一応火傷用の軟膏を塗って終了。

ひとりで行っていたので、がんばって耐えましたが、何も分かってなくてニコニコしている次女をみるとものすごく辛く、涙が出ました。

▼照射当日


赤紫色に変色した部分は２－３週間で赤みがひく・・・ということでしたが、レーザー直後は以前より余計目立つようになってしまい、『レーザーしないほうがよかったのかな…』と何度も思いました。

しかしそれから１週間、みるみる赤みがひいて普通の肌色に戻っていきました。
すると、あざの赤みも半分以上薄くなって、もうほとんどわからないレベルになりました！

▼3日後


▼1週間後



そして、レーザー照射後は日焼け（紫外線）を当ててはいけないので、毎日日焼け止めを塗り、その上から遮光テープを貼って過ごしていました。
（紫外線よけの面から考えれば、レーザー治療は夏より冬に受けたほうがいいです）
でも口の上という場所的に、テープがすぐ取れちゃうんですけどね。

レーザー照射後、２－３か月かけてどんどんとあざが薄くなっていき、たぶんあざがあったことを知ってるひとがよーーーく見ないと気にならないレベルにまでキレイに消えました。

▼3ヶ月後。



でもまだ泣いたときとか、顔に力が入ったときはぼやっと赤くなるので、微妙に分かるんですが、言わないと気付かないと思われます。

レーザーに反対していた夫も親も、『本当にレーザーやってよかったね』と言ってくれました。

ちなみにレーザー治療の料金は無料（子供医療補助）でした。


でもあざの一部、１ｍｍほどですがレーザーが当たらなかったところがあり、そこだけ赤い点になって残ってしまいました。
完全に消すためにもう１回レーザーを受けるべきか、でもすでにかなり薄い痣で目立つものではないので受けざるべきか・・・。

レーザー照射を受けるわが子を見るのはとても辛く、かなり迷いましたが、今年１月中旬に、２回目のレーザー治療を受けてきました。

１回目の治療だけでかなりキレイに痣が消えた娘を見て、先生にも「これをやるの？！」とちょっとびっくりされてしまいましたが（＾＾；、「まあひどくなることはないからね！やってみましょう！」と２回目のレーザーを実施。

今度は１発だけで、先生や看護師さんたち4人くらいに確実に娘を押さえてもらって、ピンポイントに残っているあざにレーザーを命中させました。

そして今はレーザー照射から１週間ちょっと。
レーザー直後は照射部分が赤紫色になりましたが、目立つ赤みは４日ほどでほとんど消え、今はもとに戻った感じ。
もともと薄い痣だったので、今はまだあまり効果は感じられませんが、これから２－３週間かけて消えてくれることを願ってます。

よおーーーく見るとまだ残っているので、完全にキレイに消えた！！とは言えないかもしれませんが、レーザー治療はこれで終わりにしようと思います。
残ってるあざはとても薄いし、写真には写らないレベルだし、女の子なのでお化粧でも簡単に隠せそうなので。
本人が気にするようなら、また大きくなってから治療を考えたいと思います。

▼昨日の次女。
あんよがとっても上手になり、ハイハイよりあんよのほうが増えてきました。
フラフラと、毎日家中を歩きまわっております！



赤あざのレーザー治療は、現在とても技術がよくなっていて、効果も高く、顔だと数回できれいに消えることが多いようです。
そして月齢が小さいほどに皮膚が薄く、レーザーの効果が高いとのこと。

でもあざの濃さによって効果はまちまちで、ネットで体験談を調べていると１回目はたいして変わらず、２回目から効果があった・・・という意見が多かったので、１回目は正直あまり期待していなかったのですが、うちの場合は１回目の治療からかなりの効果を実感できました。

いろいろ迷って悩んだレーザー治療でしたが、本当に受けてよかったと思います。

意外に多いらしい赤ちゃんにあざ。
親は相当悩みますよね。。

痣を消すことばかりを考え、痣をひとつの個性として考えてあげれない私は、『自分がただ痣のことを周りから言われることが嫌なだけなんじゃないか』とか『痣のある子を差別するような気持ちがあるからじゃないのか？』とか、いろいろ考えました。

本人が物心ついて、本人の意思に任せるべきなのか・・・否か。
『治療しよう』、いやいや『自然に消えるのを待とう』と何度も考えが変わったけれど、最終的に早期治療を選びました。

うちの娘の痣は１センチほどの小さなものでしたが、もっと広範囲な痣や、赤色でない痣（赤痣は比較的消えやすい）、場所的にレーザー治療する際に麻酔が必要な場合などは、もっともっと悩んだと思うし、治療をするべきかどうか迷ったと思います。

レーザー治療だってまったくリスクがないわけじゃないので、できるならば受けないほうがいいのですが、２－３歳になると力もついて抵抗する力も半端なくなるし、治療中暴れるともっとリスクが上がってしまうので、もし受けないといけないのならば、私個人的には早期の治療をオススメします。

赤ちゃんであっても大きくなっても、どちらにせよレーザー治療は親として、見ていて胸がしめつけられるくらい辛いものです。

とにかく、今は治療技術も向上していて、痣の種類や大きさにもよりますが、跡形もなくきれいに消せる時代なので、ほんとによかったなぁと思います。


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