ダーリンは外国人
うちのダーリンは正真正銘日本人です。これは最近読んだ本の題名。本と言ってもオグリサオリさんという漫画家さんが書いている、イラスト満載のもので。「イタリアとハンガリーのハーフでアメリカで育ち、日本語英語を含め様々な語学に通じている男性と結婚して日本に住んだらこんな感じの毎日」というルポです。そのオグリサオリさんの外国人のダーリンですが、彼は日本語を話せるし読めるので、日々の生活は全て日本語らしいのですが。「語学オタク」と著者が評するくらい語学を愛する人で、全般にわたって語学や日本人と外国人の意識・行動・お互いの言語に対する考えなんかの違いを語ってくれています。改めて、日本語ってそんなんだったんだー。と気づかされることがたくさんありました。たとえば同じ「す」という言葉も、時と場合によって無意識に違う発音をしているとか。英語ってなんで単語がくっついてるの?と日本人が英語に対して思っているのと同じことを外国人も思っているとか。目からうろこ。とはこのことです。最近英語に傾倒してましたが、日本語もきちんと見直さなければ。と思いました。そして日本人から見てみると、外国人って日々びっくりなことをする。という著者側からの観察日記?みたいなのも満載。いやいや。おもしろかった。続編があるようなので、次に本屋に行ったら探してみよう。