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この街に住んでいたある日本人夫婦〔赤ちゃん付〕の話。
彼らはフランス語が話せない。 アパートを返すための諸々の手続きを行うために、アパートを借りる時にも使った通訳を雇った。 以下は、その通訳の人から聞いた話とそれに対する私の意見。 旦那さんの仕事の都合で家具付のアパート2LDKの家賃、月1600ユーロと保証金は彼の会社が払っていたらしい。 が、仕事の都合で急遽日本に帰らなくてはいけなくなり、4ヶ月でアパートを出ることにしたらしい。 この街の2LDKで1600ユーロ〔約25万円〕というのは、かなり高いほうだ。 街の中心に位置するのはもちろんのこと、アパートの外観・内装もシックな造りで、付属の家具だって全てアンティーク調の高級品。 が、アパートを返す前に行う不動産屋との状態確認の時に同行した通訳が見たのは、たったの数ヶ月で台無しにされたアパートだった。 ベットにはシーツも引かずに寝たとも思われる髪の毛がいくつも付いていて、二つあるベットのどちらにも赤ちゃんのおしっこの跡がいくつも残っている。 ベットの横にあるサイドテーブルには煙草の焼き跡が付いている。〔彼は愛煙家らしい〕 樫の木一枚もの重厚な造りのダイニングテーブルには、熱いお鍋をそのまま載せたような白い跡。 居間のテーブルにはホコリが積もり、コップの跡がいくつもついたまま、拭かれた形跡もない。 床ももちろんホコリだらけで、どこもかしこも足跡だらけ。 お風呂と手洗い場は垢や水垢だらけな上に、毛髪がいっぱい付いていて、これも全く掃除された形跡がない。 台所はフライパンなどを使わずにコンロで直接肉を焼いたような跡が付いていて、焦げ付きが2センチくらい付いていてどれも真っ黒。 元々キレイ好きの彼女は、足を踏み入れるのも躊躇するくらい、ほんとに汚かったそうだ。 当然不動産屋はすぐに家を出る書類は出さずに、ダメにされたものを証拠にするために日を空けて写真を撮ることになったらしい。その後に、掃除のための会社を入れて、さらにダメにされた家具を修繕にだしたり、もう使い物にならないマットレスを買い直すなどをしなければならない。 彼の会社は保証金二か月分払っているけれど、それだけでは足りないくらいの出費がかかるらしい。 私はこの話を聞いた時に本当に恥ずかしかった。 同じ日本人として、そんな住み方をするだけなら一歩譲って良しとしても、家を出るときにも恥ずかしげもなく他人に掃除させることを良しとするその態度が恥ずかしい。 そして一親として、子供をそんな環境に置いておく事も許せないと思った。 そりゃ、子供がいれば、いや居なくても、毎日キレイに掃除して片付いているって状態には置けないことは充分わかるし、私だってキレイに掃除され片付いている家に住んでいるわけではないけれど、子供が居るからこそ毎日ってわけにはいかないけれど掃除もするし片付ける。 しかもそのアパートの物は全て借り物、その上支払いは全て会社持ち。 自分の物じゃなければ、自分のお財布が傷まないなら、何をしてもいいの? それともここは外国だから、勝手に振舞うの? それともただ単に夫婦でそういう性格なの? でも会社の前でいい顔だけはしたいから、保証金が返ってくるように通訳になんとか不動産屋と交渉して欲しいと言っているらしい。 彼らの態度は、日本をそして外国に住む日本人を貶める行為だと思う。 今後少なくともその不動産屋やそのアパートのオーナーは二度と日本人にアパートを貸してくれないだろう。 そういう噂が広がれば、不動産のことだけに関わらず、この街で、この国で、一生懸命頑張っている日本人はますます住みにくくなる可能性もある。 彼らと同種と思われることが、いや、残念だけど同種であることが本当に悔しい。 数週間前に取り沙汰された毎日新聞が日本のあることをないことを何年にも渡って英語で記事を書き、それを読んだ外国人に日本人はおかしい・馬鹿・変態だというイメージを植え付けた責任は、日本の一報道機関として潰れてもいいくらいの罪があると思っているけれど、今回のことは私の中でそれに匹敵するくらい、いやある意味身近なだけにそれ以上の憤りを感じる。 毎日新聞は日本の報道機関のフリをした日本を敵対視している国の人が権力を持つ報道機関だから〔←この部分が気になる方はご自分でお調べ下さい〕、許せないながらも仕方ない部分があるのかもしれないけれど、今回の場合は日本人が日本を貶める行為をしているってことが許せない原因なのかもしれない。 あ~書いたらちょっとだけスッキリした。 さて、今日の仕事が終わったら私も2週間の夏のバカンス♪ 彼らみたいにならずに済むよう、私も家のお掃除をしなくっちゃ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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