ここ最近ちょっと忙しくてなかなか行けなかった坊主の日本語補修校に久しぶりに参加。
現在5歳半の坊主は相変わらずひらがなにてこずってはいるけれど、それでもほぼ毎晩読み聞かせをしている本のタイトルの8割方は読めるようになってきた。
私がもうちょっと力を入れたら坊主もひらがな読みくらいはマスターできそうなんだけど、なかなか頑張れない。
さて、私達が通う日本語補修校では子供用の日本語図書を相当数購入し、それを会員に貸し出してくれる。
海外在住だと重くてかさばる本を個人で輸入するにはあっという間に限界がくる。
大体日本に住んでいる人だって図書館を利用している人多いだろうし。
今日も数冊貸してもらい、早速今晩読んでみたのが“すきときどききらい”。
ちいさい弟を持つお兄ちゃんが日常を通して、その気持ちを語ってくれる。
弟のこと好きなんだけど嫌い、嫌いなんだけど好きってのが、切ない。
我が家の状況ともばっちりシンクロしているので、切なさ倍増して涙がにじんだ。
読んでる途中で、お兄ちゃんをしっかり見つめて抱きしめたくなった。
最近は坊主は小生意気な憎まれ口をたたくので、本気で怒ったりすることが多いのだけど、プチ坊主のイヤイヤはそれに比べたらずいぶんと可愛いもので大して怒らない私。こういうこともお兄ちゃんの視点から見たら・・・・
親は色んなシチュエ-ションのお兄ちゃん視点を感じることが出来る。
坊主は弟の描写ところで〔プチ坊主みたいと思ったのかどうかは知らないが〕ツボにはまったらしく大笑い。
大人も子供も楽しめるいい本だ。
もう一冊はロボットおに
節分を前に子供達と戦う準備を進める鬼達が最初から最後までユーモラスで可愛らしい。
文も分かりやすくて、元気なフレ-ズが続く。
戦うことが大好きな男の子たちには特に楽しい本だと思う。
もちろん坊主からもアンコ-ル〔断ったけど〕で、明日も明後日も読みたいそうだ。
ついでに海外にいると身近に感じにくい節分の様子も良く分かるところも◎。
なんだか今日は日記というより絵本の紹介になってしまったが、たまにはそんな日記があってもいいか。