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カテゴリ:COMICS & MOVIES
時間がなくて、一番悲しいのは、漫画を読む時間がなくなること。
いくらこの場所でオタク宣言してみたところで、やはり、そこはそれ、分別も良識も持ち合わせた生活者なのだから、忙しくなってくると真っ先に削られるのは漫画タイム。 きままな生活の時は、寝る時間を削っても読めるし、きままに睡眠時間を挟み込むことができるが、生活者をやっている時にはそれもできない。 第一最近は削れるギリギリまで睡眠時間も削っている。 今朝は久しぶりにゆっくりの9時起きで、 今日こそ絶対に! と、随分以前に買ってあった「焼きたて!!ジャパン」の19巻と、楽しみにしていた冬目景の「幻影博覧会」(=幻冬舎=シャレみたい!)を読み、三浦建太郎「ベルセルク」の29巻を手にしたら・・・・・ 私の頭の中での28巻の終わりが、飛んでしまっている。 ショック! (これは、ベルセルクファンの私としてはかなりのショック!) 積んであった「砂ぼうず」12巻に手を出す気もそがれて 月に2度発刊のビッグコミックオリジナル、読んでいなかった2冊をまとめて読んだ。 その時点でタイムリミットで出かけて、戻ったのが夜の9時近く。 ややこしい電話が2本で、そのあと、来客とともに遅い夕食。 ホットプレートでお好み焼き。 もちろん、お多福のソースで! 食べ終わったら・・・・・日付が変わろうとしていた。 うーっ、ちょっと、一日が短すぎやしないか? 「それが泣き所か!」と、思った方、ノンノンノン! 10月20日発売ビッグコミック11月5日号のはなし。 ※軽くネタバレ部分があるので、ご注意ください まずは、大好きな、森栗丸「あじさいの唄」で、お鼻ツン。 江戸モノ人情ギャグ漫画。 母を亡くして、貧乏傘張り浪人で男気のある父と暮らしながら寺子屋で学ぶ栗太郎少年が主人公。 いつもいつも独特の良い味を出してくれているが、前号からちょっとした事件が続いていて、健気な栗太郎少年は、ますます健気にならざるを得ない状況なのだ。 わずか8ページなのに、話の持って行き方にネームのコワザが光り、最後の5コマは、しっかりと泣かせる・やられる。 栗太郎も、最後のコマで泣いている。 だが、今回ははじめから"泣かせばなしモード"で来た22ページの「あんどーなつ」、登場人物の男も女も、作中、実に色々な場面でホロリと泣くのだが、私は、「ふーん・・・」と、眺める。 どうだ、ここは泣けよ!というツクリには、なかなか泣けぬもの。 ところが、いつもながら話はうまいが説教臭さが気になって、そうそう簡単には泣けぬようになっていた、 ご存知 ジョージ秋山「浮浪雲」に、今号は、ちょっとやられた。 これは、登場人物が、最後のコマで滂沱している。そこに至るまでの話は、懸命に生きる幼い姉妹の健気な道行。 もうひとつ。 これも、BGオリジナルの中で、私が最大級に楽しみにしている作品、 「イリヤッド」魚戸おさむ/画・東周斎雅楽/作 アトランティスを追い求める在野の考古学者が主人公で、笑いとペーソスには殆ど無縁な話だが、今回、主人公の入矢修造が他人の悲惨な体験を聞き、その闇の深さに「同調して」涙を流す場面がある。 絶体絶命の自己の状況も省みずに他人の話に流す涙を描いた場面は、「泣いた」という事実を描写しているだけで、「ここで泣け」とは作られてはいない。 だが、入矢に「同調して」私も涙。 結局、作者が『どうだどうだ』と泣かせようとしても読者は泣けぬが、作中人物が泣いてしまうような場面(多分同じ場面では作者も泣く)では、 私のように入れ込んで読む読者は簡単に泣いてしまうということか。 西岸良平「三丁目の夕日」、今度は実写版の映画になるが、 「ひろみ」役が小雪・・・・・・・・小雪は大好きだが、 オイオイ 、違うだろう?過ぎる。 「茶川先生」は、オイオイ、もっと爺さんの役者がいっぱいいるだろうに。 あーぁ、なんだかなぁ。と、たいへんガックリの私、 ブログランキング一票 どうぞよろしくm(_ _)m ただ今おかげさまで24位 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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