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2006/11/04
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カテゴリ:COMICS & MOVIES

さてさて、悩ましき3名様の一人目は 小林よしのり氏でしたが、

二人目の
■櫻井よしこ氏

この方は、考えようによっては、もっと悩ましい・・・
(えっ?カテゴリーが合わない? いえいえ、TV媒体から出た方ですからこれでww)


小林作品は、技術的に優れていると分かっていても私の好みではないので、その意味では気楽です。
でも、櫻井さんはちょっと違います。

私はかつて、すこぶるつきの櫻井ファンだったのです。

ニュース番組「今日の出来事」は、視野の広さと精緻な分析力を感じさせる彼女の、感情的ではないけれどストレートな、それでいて客観性に優れた物言いが好きで、
私が一番視たいニュース番組でした

櫻井氏が女性だからといってこのような観点から入るのは恐縮ですが、オヤジ体質の私なので失礼して言わせて貰うと---
さらに、彼女の主張である「誤ったジェンダーフリーという概念」的立場-ナニヤラヨクワカランチャ・・・-から思うに、差し支えないはずなので言わせて貰うと---

最初にキャスターとしての彼女を見たときは、おやおやと思いました。
どことなく垢抜けしないうえに、しゃべりもごく控え目な印象で、華がないというか・・・
それが、あれよあれよと言う間に見た目も若々しく綺麗になって静かで落ち着いた語り口優しげな笑みによくマッチして好ましく思え、しかも、事実を歪曲せずに淡々と伝えるという点で、私はキャスターとしての彼女にいつしか全幅の信頼を置くまでになってしまいました。

ですから、薬害エイズ問題での被害者に寄り添った発言や、問題の医師や政府を糾弾する厳しい言葉も、彼女らしさとして、当然のように受け入れていました。
あの問題の渦中にキャスターを辞めたのも(記憶が曖昧ですが確かそうだったと・・)、

伝えるだけのジャーナリストから
  行動するジャーナリストへ


と、彼女自身がシフトしたのだと思い込んでいました。

当然、その活動を応援する気持ちを込めて興味を持って眺めていました。

さてさて、問題はそのあと。
小林よしのり氏が薬害エイズ問題への関わりを
「トンデモ逆噴射」によって絶った時は、その分かりやすさ故に、嫌悪したり、そのままのストレートな影響力に舌打ちしたり出来ましたが、・・・

櫻井氏の

「従軍慰安婦の強制連行はなかった」発言


ですね、まいったのは。

ただし、講演会中止という「言論弾圧」には驚きました。

あの時点では、やはりあってはならないことだったと、それは今でも思っています。

いわゆる、アレです。
誰でしたっけ?言ったの・・・
「私はあなたの意見に反対です。でも、あなたが意見を言う自由は命をかけて守ります」
というヤツです。

どのような観点で「なかった」とするのかその主張の拠って立つところを知りたいとも思いましたが、さすが「言論弾圧」と言われる出来事だっただけに、当時は報道自体が極端に少なく、断片を寄せ集めて判断するしかありませんでした。
その断片での判断なので心もとないのですが、私は、彼女のジャーナリストとしての姿勢にちょっとした疑問を感じました。

徹底した取材と「完璧な資料」をもとにした客観的報道は、確かに彼女の目指して実現させてきたことでもあり、彼女が高く評価される所以です。
が、その正確さにこだわるあまり、資料の穴への気づき想像力を封じ込めて「結論」を出してしまい、それを「正しい報道」と思いこんではいるのでは?という疑問を持ってしまったのです、私。

そして、その「封じ込めた気づき」、実は彼女ははっきりと自覚しているのではないか?という、これは疑問というよりも「疑い」、つまり私の疑念でした。

それでも、右か左か という二極論に墜ち込むことのない視点は評価していたのですが・・・
どんなに贔屓に引き寄せて読んだところで「それは違うだろう!」というものと、心底「ごもっとも!」と思うものとの間に、一人の人としての大きな乖離(隔たりですね、彼女の中の)があって、私という個が、たいへんな違和感を感じるのです。

今のような「ブログ」時代が来てありがたいのは、本人のその時々の主張が本人の言葉で語られたものを最新状態で読めるということで、その櫻井氏のブログを読むにつけ

私は、この人の何を見て「ファンだ」と言い、客観的報道と認めてきたのか、

オヤ・オヤ・オヤ?

ということばかりの最近なわけです。

生まれ育ちから余計な推測をするわけではありませんが、
櫻井さん、あなたは、米国を、北朝鮮を、中国を、韓国を、憎んでいますか?
そして、良心の使い込みをして貢ぎたいほどに、
日本が、
美しい日本が、それほどまでもお好きなのですか?


いやぁ、私は、もちろん日本が大好きです。

だからこそ色々と憂いもするし、日本の子たちの育ちも心配するわけで。
私は私なりの「良心」のもとに、です。


櫻井よしこさんは一体どういう方なのか、私が櫻井よしこさんの何を理解していないのか、

どなたか私にぜひ、教えてください。






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最終更新日  2006/11/05 10:04:33 PM
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 私の理解するところ   素ー さん
 始めは中立的なジャーナリストだったのが、左翼の言論弾圧に遭って、それへの戦いの戦士になった人、ですね。
 従軍慰安婦のときの発言は、「資料は見つからなかった、あるなら出すべきだ」と語ったのが本当だそうで、今でもその主張は続いているようです。
 しかし、講演中止だけではなく、キャスターを辞任したのは、辞任に追い込まれたのではなかったのですか?よくは知りませんけど。

 歴史の微妙な問題は、譲るのがいいのか、譲ったら事実と固定されてどんどん事実を増やして行かれるのか、---'90年代前半の時点では後者だったと思います。いろんな人のそれへの戦う姿勢は、'90年代末には成果を上げたと思います。 (ブレーキが壊れている面はあるが)

 あなたが小林よしのりを嫌う理由も同じでしょう。つまり、その行動の成果や必要を感じないからです。
私は成果を評価しています。これからのことについては、単純に対立図式にすればいいと思わないので、微妙なんですが。

 この部分だけ、googleででたのでつい書いてしまいましたが、小林よしのりのことを見ると、センスは鋭いが、情報は偏っていると思えます。なので、書き込みはこれきりです。

  (2007/03/04 06:09:11 PM)


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