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カテゴリ:COMICS & MOVIES
コミックバトンが、やっと、回ってきた。
嬉しいことに、どうしても、と、若いブログ友「おしり」さん にご指名いただいた。 以前、娘に 「私のところにコミックバトンが来ているけど。回して欲しい?」 と尋ねられ、身内で回してもらっても、被るところもたくさんあるし、先に娘に書かれるのも 癪(シャク) なので、 「いらない!」と答えた。 母は、こんなところでも母でありたいと、思えばつまらぬ意地。 でも、これ、私にとっては大切な意地。 その時には、すぐにでも、誰か他の人(=おしりさんのことですが・・―笑―)から回ってくると、タカを括っていた。 それなのに、どうしたことか、おしりさんのところにも、他の色々なバトンは回ってきているのに、 コミックバトンだけは来ていない様子。 で、このたび、やっと念願かなって----- なのに、いざ受け取ってみると、 これはこれは・・・・・。 すっかり煮詰まってしまって、どうしよう?なのだ。 だってね、私は、 少女漫画家「花の23年組」の妹くらいの年齢なのだから、 "漫画読む歴よんじゅうン年"なわけで、 思い入れのある5冊など、選べるわけがないのだ。 50冊ならいざしらずね。 とりあえず、思いつくままにQ&A Q1:今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数 蔵書?・・・一般の「本」は、今は数えるのが無理っぽいし、コミックバトンということなのでコミック限定で。。。 我が家の場合、"ほぼオトナ"3名が補い合うので、誰の本という正確な線引きがないため、「我が家の本棚の、コミックの冊数」ということになる。 なので、数ヶ月前、娘がおおよそ数えたという数字とその後とで、棚数で追うと、多分1200冊超というところ。 Q2:最後に買った本orマンガ 20世紀少年 (浦沢直樹) の20巻目 浦沢直樹という作家には、殆ど「恋心」の私。 パイナップルアーミー、マスターキートン、そしてモンスター!に、PLUTO!!! この20世紀少年などは、 これこそが我が愛すべき少年漫画!と言えるもの。 もし、まだ読んでいないなら、とにかくオススメ。 特に、団塊の世代前後の方。 若かりし頃に、 「昨今は大学生が恥ずかしげもなく電車の中で漫画なんぞを読んでいる」と今では考えられないような、オトナたちの非難がましい視線に耐えて漫画を読んだ方々、ほんのわずかだけ年下(1960年生まれ)の浦沢直樹の「20世紀少年」、なかなかのものですよ! Q3:今読んでる本orマンガ (続き物と解釈して) ■単行本コミックに限っては ・20世紀少年(浦沢直樹) ・のだめカンタービレ (二ノ宮知子) CDが欲しかったけど、評判イマイチイマニ、とか。 ピアノや他の楽器を「ちょっと習ったよ」などという方なら、間違いなくハマる。押さえられぬ笑いのツボが随所にあるので、電車で読むのはやめたほうが良い。 ・舞姫テレプシコーラ (山岸凉子) 間もなく8巻発刊!早く早く!!こちらは、バレエね。 山岸凉子さんもバレエをやっていたので、ポーズがしっかりしているし、それが、繊細な線の山岸凉子さんの画風にも合い、さらには彼女のお得意、心の病みや母子物語要素もタップリ。 ・ガラスの仮面 (美内すずえ) 何も申すことはありません。美内センセーは ネ申 デス。 美内センセー、責任持って、(私が)生きている間に仕上げてくださいねぇ。。。 ・PLUTO (浦沢直樹) これは、もちろん、豪華版での趣味買いをしている。 手塚先生がご存命中に描いても、きっと怒られなかったと言える作品になっている。アトムもいいけれど、御茶ノ水博士、シブイ! ・月館の殺人 作:綾辻行人 画:佐々木倫子 鉄ヲタ必見。綾辻センセイが漫画の原作、それも鉄ヲタの! これも、趣味買いしている私。。。 なのに特典のジグソーパズル、日付切れで手に入らず(哀) プレミアがつくのだろうなぁ。悔しい~! ・ケロロ軍曹 (吉崎観音) 9巻までは借りて読んだ為、新刊とともに後戻りしながら揃えている最中 ・DEATH NOTE (小畑健) 発想ももちろん面白いが、饒舌さが特に最高! 明らかな「悪」なのに肩入れして応援してしまうのは、人の本音部分をついてくるから? ある意味ファッショなのだが、若者達も夢中のこの漫画、 困ったことに、たいへん面白い。 どんなふうに決着させるのか--- 以上は、私が、子達に頼らずに購入する分。 そして ・無限の住人 (沙村 広明) 絵がいい!(話はリアルに痛いが・・・) TV時代劇の「仕置き人?」で、私が一番好きだった、中村嘉葎雄・中尾ミエらが出たシリーズを髣髴させる。 (もちろん、話はまるで違うが) ・ドライブ(皆川亮二) 気持ちの良い、皆川亮二らしい話。 毎号、話がちゃんと終わってくれるのもいいし、ちゃんと、お約束のキメ言葉だってある(笑) 「お前に、生命を吹き込んでやる!」 ・エマ (森薫) 正統派メイド物語。これはマジ「 萌え 」。 森薫さんは、きちんとしたホンモノのマニアなので、話も良いし、密度の濃い絵も私好み。近代史の勉強にだって、なる。(絶対に、ナル。。。) ・蟲師 (漆原友紀) なかなか新刊出ないので(約1年に1冊)常に待ち。 私の解釈は、純日本製妖精譚。 北海道の、「雪虫」改め「初雪」さん、貴女におすすめ!! ・シュガシュガルーン (安野モヨコ) 大好き!彼女が少女向けに、「求められる女の子像に納まらなくていいのだ」と、最高に可愛い絵柄を通して、「女の子」であることを楽しむようにエールを送ってくれているように感じる。 ・軍鶏 作:橋本以蔵、画:たなか亜希夫 読んでいるだけでも「痛い」し、辛い。たなか亜希夫の絵が好きなのだが、特にこの話は、この絵以外考えられない。秩序とかモラルとかの嘘寒い部分への強烈な反撃は、劇画風に過ぎると迫力を通り越して目を背けたくなると思うし、まるきりの漫画絵では、筋肉の躍動や怒りが伝わってこない。「光」のトーマの色っぽさもたまらない。 ・焼きたて!ジャぱん (橋口たかし)・・ご存知の通り(笑) ・ベルセルク (三浦建太郎) やはり私は、こういう、くどいくらいみっちりと描き込んだ絵が好きなんだなぁ。クリスチャンの方は、読むべし!と思うが、いかがだろう? ・もやしもん (石川雅之) これ、最高だーっ。イブニングで連載中なのだが、ハマると、私と同じく単行本で欲しくなることと思う。 惜しむらくは、この漫画、私がビール会社に勤めていた頃に出て欲しかった。食べ物好きにも、お酒好きにも、ただの漫画好きにも、 「読んで、醸されて!」と言いたい。 ・・・・・ う~ん、ありすぎて。。。。。 新刊が出るのに半年以上も、時には1年近く開くものもあったりするので、やはり、挙げきれるものではないようだ。 ■で、雑誌 取り敢えず、二十数年間一号たりとも欠かしたことのない雑誌、 小学館の「ビッグコミック」と「ビッグコミックオリジナル」 子達も、これで育った(笑) 子が、うんと小さな時には、一時、男女の絡みの多い「ゴルゴ13」などは、ホチキス止めなどという馬鹿なこともした。 だが、彼等は、漫画はもちろんよく読んだが、普通の本も、驚くほどよく読んだので、基本は野放しだった。 なのに、 「TVのアニメは見せてくれなかったし、たとえみせてくれても、側でおかあさんも一緒に見て "けなす" ので面白くなかった!」 と、今でも恨み言を言われる。 私が幼い時に、姉や弟とともにそれぞれに買ってもらった月刊誌が「りぼん」、「なかよし」、「ぼくら」、「冒険王」だった。 同じように3歳違いの娘と息子、 それぞれ小学生になる時に月刊誌を探して、上の娘の時には幸いにも 「 「LALA」に変わり、これがいまだに続いている。 下の男の子の時には、少年誌は悲惨だった。 漫画好きで、男の子雑誌も読んで育った私が、どんなに甘い目で探しても「息子」に読ませたい月刊誌がなかった のだ。 とにかく、男の子は、みんなが「コ○コ○コミック」の時代。 懐古趣味でいうのではなく、昔の「冒険王」や「ぼくら」のように、小学校低学年男子に読ませたい、夢のある少年月刊漫画雑誌が無いのが、残念でたまらなかった。 幸い読書力もついていたので、息子は、ビックコミックオリジナル。 そして、今やっと、小学校低学年にはちと無理があるが 「IKKI」という素敵な男子向けの月刊誌が、我が家の月極め購読雑誌として加わった。 あと1冊、第二・第四火曜日発売の講談社の「イブニング」、これは創刊号からの読者だが、どんどん面白くなってきている。 「軍鶏」も移籍してきているし、 「もやしもん」、「ヘルプマン」、「K2」、「山おんな壁おんな」、「極悪がんぼ」、 そして「イブニングパブ のこりび」・・・まだまだあるが、残念なことに、猫好きには「マイケル」でおなじみの小林まこと氏「格闘探偵団」は次号で完結。 さてさて、 Q4:よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊 これが一番困る。 外せないものを思いつくままに書いてもあっというまに20冊。 無理! 明日、考えようっと! 明日(えっ、今晩?)、無事に5冊に絞れることを祈って ブログランキングへのクリック どうぞよろしくお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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