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カテゴリ:COMICS & MOVIES
悩ましき3名様、一人目→ 小林よしのり氏
二人目に→ 櫻井よしこ氏 と書いて、シンガリは■福本伸行氏です。 で、お一人目とお二人目はそれなりに、ナンとはナシに、繋がりらしきものがあったのだと思います。 私の内でも、ナンとはナシの繋がりが、それなりにありました。 でも、漫画家:福本伸行先生に関しての繋がりは、ほとんど私の妄想とも言っていいほどの「当て推量」。。 だって福本先生、語ってくれないのですもの。 一番最初のご紹介の時に「カイジ」の、と言いましたが、実は私、「カイジ」はそんなに一生懸命は読んでいません。 支持者がたいへん多かったし、読めばそれなりに面白かったのですが、絵柄があまり好みではなく、単行本を手に入れるに至らなかった。。。 なので、ビッグコミック・オリジナルに 「最強伝説!黒沢」 の連載が始まった時は、それなりに嬉しくはあった訳です。 そんなふうな、"それなりの嬉しさ" だったのですが、これが、やたらと面白い! 主人公は、ある意味とても朴訥・・といえなくもない、 不器用な生き方しか出来ない、 だから(?)結婚もしていないあるいはできない、 でも、マジメに工事現場で働いている、オヤジです。 (ご要望もあったので、初めてですが、 最強伝説黒沢(1)←携帯版リンクも置いてみます。 どんなふうに表示されるのかな? ちゃんと表示されるのでしょうか・・・) この「主人公:黒沢」、風体は、ハッキリ、 「冴えないヤツ」です。 ごつくて、おっかない顔、デカイ体で、肉体労働を続けてきたのに、 哀しいかな中年になってお腹もブヨったりしてきています。 見かけがもう少しヤワだったら、 ●オヤジ狩りの対象にだってなりかねないし、 ●ホームレスの間に入っても違和感のない存在で、 ●腹を割って話すような仲間とていません。 主人公と同じ年代の父さんが見たら、大抵は、 「俺の方がまだマシかなぁ」 なんて思うかもしれません。 なんですが、これがまた、やたらと存在感 "ありまくり" なのです。 丁寧に丁寧に、福本氏は、この黒沢のダメさ・冴えなさ、空回り加減を描いてくれました。 でも、ダメで、冴えなくて、空回りして・・・を見せられれば見せられるほど、 「誰だって、一歩間違えば、こうなのかもしれない」と思えてきます。 今、自分が黒沢のようでないのは、たまたまなのかもしれない、とさえ思えます。 そんな黒沢が、ひょんなことから・・・ と、物語は進んでいって、ビッグコミック・オリジナルの、楽しみな作品のひとつになっていたのですが、突然、 えっ?もしかして、もう終わるの? となり、その翌週には、最終回。。。 確かにもうそろそろ終わってもいいような流れにはなっていましたが、もう少し、もう少し、「終わりに向けてのドラマ」が用意されていたのでは?と、いう展開でした。 連載が終わる時の、直前予告もなければ、最終回らしい雑誌のあおり文もなし。 ですから、「打ち切りなのか!?」と、結構、話題になりました。 話題になったのに、福本先生、何も語ってくれない。。 同じ小学館の兄弟雑誌である、ビッグコミック誌に、小林よしのり氏の親父モノが連載されはじめて、間もなくの出来事。 小林作品、こちらは、定年退職して孫も居る親父さんで、市民としても家庭人としても、たいへん真っ当な硬派親父。 この偶然の交代劇を私なりに、色々邪推・妄想、した結果が、今回の3名様の一人に福本氏を入れた理由です。 ビッグコミック・オリジナルに、 何かひっさげて、 戻ってきてください、 お願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/11/07 03:09:22 AM
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