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カテゴリ:赤毛のアン倶楽部-乙女チック手作り
実家から沢山送ってもらったフジリンゴがボケてきた(←方言ですかね?シャキシャキ度が減って、味も歯ごたえもぼんやりした状態の事です。)ので、ジャムを作ってみる事にしました。
古くなってきたら大抵、煮リンゴや焼き林檎にしていただくので、そういえばジャムを作るのは初めてかも! 参照したレシピは↓こちらの本。婦人之友社『ジャムと砂糖煮』 初版が昭和55年のもの。数種のっているレシピのなかから、深沢トシ先生の『りんごジャム〈2〉』を参照することにしました。 あくまで『参照』です。 初めて作るものでもレシピ通りに作らないのがイイタヌ流! まずは、材料。(左側の太字記載が本のレシピ。右がイイタヌアレンジ。) 〜〜〜〜 ⚫︎紅玉りんご(1kg)…ふじりんご(330〜350gのリンゴ×3個) ⚫︎砂糖(600〜800g)…グラニュー糖(500g) ※普段使用している三温糖がほとんどなく、買いにいくのも面倒なので、たまたま買ってあった高級品グラニュー糖を贅沢にも使うことに。分量をレシピより減らしたのは『昔の料理はめちゃめちゃ甘い』という先入観によるもの。 ⚫︎レモン(切れ端でよい。1〜2片)…サンキスト100%レモンジュース(大匙1杯※生レモン果汁半個分に相当。+途中で大匙1杯追加しました。) ⚫︎バニラエッセンス(2滴)…入れるつもりだったけど、結局入れ忘れました。 〜〜〜〜 …というわけで、一つとしてレシピ通りの物が無い状態でGO! 作り方は… 『リンゴを洗って皮ごとイチョウ切りにする』 …ここはその通りにしました。 『鍋に材料全部を入れ、中火の弱で煮はじめます。』 …『中火の弱』って??難しい事言いますね。水をいれてない状態で砂糖を火にかけるという事にビビり、『弱火』にしておきました。 『あくは最後までていねいにとり、形をくずさないようときどき鍋をゆすります。』…焦げ付くことなく、ちゃんとシロップが出来てきました。それにしてもあまり、あくは出て来ていない(気がした)ので、ほぼ取らず。焦げるのが心配だったので、時々お玉でかきまぜておきました。 『リンゴがすき通ってきたら出来上がり』…ところがなかなか全部がすき通ってこない!厚さにバラツキがあったからかな〜?と思いつつ、しばし煮続ける。 それにしても、水分がサラサラのままで、なかなかジャムらしくゼリー状になってこないので、どうしたものか…。とりあえず、レモン果汁を大匙1杯追加投入してみました! それでも固まってこないので、流石におかしいだろうと、パラパラ他のページを見てみると、冒頭に『おいしいジャムをつくるには』という、初心者必読らしき項目があるではありませんか! 読んでみると… ◼︎短時間で仕上げる 〜材料1kg位なら二十分は煮ないように。 な…なんですって??? 時間なんて見てませんでしたよ〜!! 既に二十分以上煮ている気がします…。 もっと早く言っといてよ〜!! ◼︎火加減は中火 〜とろ火で気長に煮ていると煮詰まりすぎて固いジャムになってしまいます。 …とろ火で気長に煮てしまいました。 そして『固いジャム』ってのが意味不明。なかなか液体が固まらなくて困ってるのですよ! 今更ながら、ここから中火に変更。 それでもって 『◼︎いつ火をとめるか』に書いてあった『スプーンテスト』ですくったシロップがポタポタ流れ落ちてくる状態、『温度計法』にかいてあった通り、鍋の中が104〜105度になったので、火をとめました。一応、リンゴは全て透き通りましたし…。 それにしても、液体部分は依然ジャムらしくなく…どちらかというと水飴…。 イイタヌが最も知りたかった『とろみが足りないとき』についてもちゃんと記載がありましたが…、 『◼︎ペクチンを加えてもよい』 〜手製のペクチン(別ページに夏ミカンの皮から作る方法有)か、市販の粉末ペクチンを加えるとよいでしょう。 …とのことで…すでに時遅し、為す術無しとスッパリ諦めました! 出来上がりはコチラ↓ 色は美味しそうじゃない? 食べてみると… 甘い!! ハンパなく! そして固い! 長時間煮ると『固いジャム』になるというのは、こういう事かと納得…。 シロップ部分は『リンゴ風味の水飴』と言うのがしっくりくる感じ。果実部分は…なんだろう…例えられる物が思い浮かびません。リンゴのシャキシャキ感がまるで失われ、クチャクチャした物に変わったとしか言い様が無い…。 でも、でも、これはコレで美味しいのですよ! 甘くてキラキラ輝いているというだけで、コレは『素敵』と見なして良いと思いますよ、イイタヌは! 二度と再現できないかもしれない貴重品とも言えます。また適当に、素晴らしい物を作ってしまいました〜♩ ただし、本当に甘いので、容量用法は気をつけないといけませんね。 クリームチーズの上にチョットだけのせて食べると、チーズケーキみたいで激ウマ〜! ウェック瓶につめました〜! 1瓶はすぐ食べる用に密閉せず。2瓶は脱気密閉しました。この甘さなら2〜3年保存できそうかも?? 〜〜
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Last updated
January 23, 2015 01:59:37 AM
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