ゆるっと生きましょう

『どーしてこうも相手によって違う話が出てくるのかね～！！』
という私が怒り狂った話です。

私は遺族年金をもらっていました。
前ダンナのぶんで。
遺族基礎年金と遺族厚生年金。

ですが再婚した、ということで先月社会保険事務所へ行き、その旨を伝え手続きをしてもらいました。

普通に、対応してくれた担当の人に事情を説明しました・・・「今日、再婚の手続きを市役所でしてきました。遺族年金も手続きが必要でしょうから来ました。子供は再婚相手と養子縁組をするので、その手続きも今日終わらせてきました」・・・こんな具合に。

そしたらその担当、当たり前のように資格喪失のための手続きを。
まー、私も自分の分は再婚したらまず資格がなくなるのが分かっていたので書いたのですが、同じ用紙が3枚。「同じように子供の分も書いてくれ」という。
『あれぇ？　子供の分は私と一緒に住んでいたら支給停止するだけではなかったっけ！？』と思ったので、
「再婚相手と養子縁組をして、子供達は私と一緒に暮らしますけどこの手続きでいいのでしょうか？」
と聞いてみた。
なにげに「はい」と言われ、？？？だったものの、そのまま手続きをした。

資格喪失　＝　全く資格がない
支給停止　＝　資格はあるが、事情（私の場合私と一緒に住んでいる）があって支給が止められている状態
・・・大きな違いである。

家に帰った私は、早速ネットで調べてみた。
資格を喪失するところに
養子となったとき（直系血族および直系姻族の養子となったときを除く）

と書いてある。
私は再婚したが、私の直系の子である子供達を再婚相手が養子にする、ということは「直系姻族」の養子になった、ということではないのか！？

人生何があるかわからない、ホントに。
そして、子供達は前のダンナからのそういう権利を持てるモノなら持たせてあげたかったのです。
私と一緒に住んでいる限りお金は出なくても、権利はある、ということで。
『パパからの贈り物』・・・いつか、大きくなったときそう話してあげられればいいなと思って。

そこで、翌日社会保険事務所へ電話してみた。電話に出た人に
「もしもし～、昨日こんな言われてこういう手続きをしたんですけどー、子供は支給停止になるだけじゃないんですか～？」
・・・すごく待たされた。
そして、「はい、そうでした。すみません。」の一言である。
ついでに「何月分まで今まで通りに支給されるんですか？」
と聞いてみたところ「2月分までです」

ここでも『あれっ？　確か資格を喪失した月まで支給されるとネットで見たような・・・』
それを伝えてみる。
「いや、２月分までです」

子供の手続きの間違いを戻すために『年金支給課』へ電話が回された。
そこで、また何月分まで出るか聞いてみた。
「3月分までです」

・・・かなりムカついた←出るのは嬉しいけど（笑）

そして、支給停止の手続きのための話をしていた。
あれを送ってくれ、とか。

数日後、その年金支給課の人から電話があって・・・
「調べてみたら、お子さんの分の遺族厚生年金の分はこれからも支給されますので、その手続きを・・・」

はぁ！？　出るモノをなぜ３人も出ない（資格喪失も含めて）と言うんだ！！
とかなり頭に来ました。

・・・出るのは嬉しいけど。

最初の手続きだけで終わっていたら危うくもらえたものが全くもらえないことになっていたのだ。

この歳で遺族年金をもらう人は少ないと思う。
そして再婚する人も。
多くはないだろう。
でも、、、今まで１件もなかったわけではあるまいし、なんでわからないのだろう！？

おまけに、上記のことから１ヵ月以上経った昨日、また年金支給課の人から電話があり・・・
「戸籍謄本と住民票を送ってくれ」だと。
なんでいっぺんに済まないんだぁ～～～～！！！！！
数日後ならまだしも。

あの人達は、一体どんな仕事をしているのだろう！？と怖ろしくなる出来事でした。

これをここまで読んで下さった方へ！！
遺族年金だけでなく、もらえる、もらえない、そういう話の際には、きちんと自分で予備知識を付けてからいきましょう～！
でないと、実際損をしている人がいるのかもしれませんよ。


調べても分かりづらいので、私みたいな方がいたときのために。
『再婚後、再婚相手と子供が養子縁組をし、母親と一緒に子供が暮らしたとき』
　妻　　→　遺族基礎年金・遺族厚生年金ともに資格喪失します。
　子供　→　遺族基礎年金は母親と一緒に住んでいる限り支給停止です。
　　　　　　遺族厚生年金は支給されます・・遺族基礎年金が無くなるのでそれまでに比べれば微々たるものですが、金額の問題ではないですよね。


　ちなみに、こういう状況になった場合、子それぞれの預金通帳に振り込まれるそうです。
　だから、子供名義の通帳を作らなくてはなりません（もしくは毎回郵便局にてもらう）。