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カテゴリ:病院
さて、その後病院に電話して家を出ました。
車の中で陣痛にのた打ち回りながらようやく5時半に着いたら子宮工が3cm開いてました。 そのまま分娩室へ。 陣痛はこの世のものとは思えないくらいの激痛。 まさにお腹の内臓を棒でぐちゃぐちゃにかき混ぜられてるような拷問。 それこそ生き地獄。 最初は「死ぬー!!」と叫んでいたものの、そのうちに「死にたい。」になってました。 死んだほうがマシと思うくらいの痛さでした。 あまりの痛さに分娩室がどんな様子なのかさっぱりわかりませんでした。 笑気ガスも効いてるんだからわからないというか、マスクなんて口に当ててられる余裕はなかったです。 助産婦は「深く息して~。」とか言ってたけど、そんなの無理。 陣痛が来るたびに大絶叫でベッドのふちをガンガン蹴飛ばしてハァハァ言ってました。 あまりにも自分がかわいそうで途中で泣けてきた。 お腹には変な機械がついてるし、陣痛がきたらただベッドの上で痛みに耐ええるだけ。 本で見るような陣痛逃しなんてできなかったよ。 そんなわけで、水中分娩なんて暴れすぎてできず。 子宮口が6cmくらい開いたところで、あまりの痛さに陣痛間に放心状態になりました。 よって、下半身麻酔をしました。 私の血管からは知が取りにくいらしく、腕は穴だらけ。 助産婦に「こんな人は始めてよ。」と驚かれるくらい。 まぁ、麻酔が効いたらとても楽になりました。 麻酔を打ってくれた先生は神様、ここは天国状態です。 パピィは私が落ち着くと、分娩室でビール飲んでプリングルスを食べてました。 で、子宮口が10cm開いたらいきみに入りました。 麻酔が効いてるはずなのに、なぜかお尻がしびれて心地が悪かったです。 1時間後に麻酔が切れて、またしらふで痛さを感じました。 でも、いきめるのでただ耐えるだけの陣痛よりはマシ。 がんばっていきんでるのに、なかなかミニミィが出てきません。 私「何で出てこないの~!?」を連発。 いきみに2時間もかかりました。 で、結局日本の分娩代のような足を広げる体勢にされて、先生にいきむときにお腹を押されてようやくミニミィが出てきました。 この体勢が一番いきみやすかったです。 生まれる瞬間は股間が微妙に熱くなったかな? 出てきた感じはプルンって感じかな? どうやらミニミィの頭が上を向いた状態だったのでなかなか出てこなかったらしい。 よって生まれたばかりのミニミィの頭は長くてとうもろこしみたいな形をしてました。 へその緒はパピィに切ってもらいました。 会陰マッサージの苦労も実らず、切られました。 でも、切る前に部分麻酔をしたので痛くなかったです。 生まれたときの気持ちは「やっと終わった・・・。」です。 痛みから逃れた方がうれしかったです。 生まれたばかりのミニミィは暖かくてベトベトしてました。 匂いをかいでみたけど、新生児の匂いっていまいちわからなかったな。 病院に来たのが17:30で生まれたのが21日の01:47。 いやぁ~、長かった。 ミニミィを胸に抱いて一安心してると、また陣痛が!! 胎盤が出てきました。 痛かったよ。 パピィはというと、ミニミィを見ながら感動で目をウルウルさせてました。 ミニミィは51cmの3830gで誕生。 予定より8日早い38週と6日目で出産。 でも、ミニミィは十分に大きいです。 普通の赤ちゃんはぷくぷくしてるけど、ミニミィはどうやら縦に長いらしい。 病室に入ったのが朝の4時。 疲れ果てたけど、興奮して眠れませんでした。 人生で一番大変な日でした。 この痛さを味わわないで子供ができる男がうらやましい。 とてもじゃないけど、ビデオなんて撮ってる余裕なんかない出産でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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