Buen Provecho　ぶえん・ぷろベちょ　

↑お祭りで、ソーセージを売ってた男の子たち


その話は、おとんが、教えている学校のトイレから出てきたときから始まりました。

「ここの学生、変だぞ。
ほこりかぶるからか、トイレで顔洗ってるんだけどさ、
片手で顔洗うんだ。
まあ、片手に荷物持ってるからかね。」

それから１０日ほど観察したおとん。
顔洗うのを見るたびに、
片手で猫のように洗うんだと言います。

手洗うところで
荷物を持ってなくても、片手で洗う。
ついでに頭まで洗うヤツもいる＠＠

おとんの大発見？！
ドミニカ人は
顔を片手で洗う！？

それから、同僚のジョバンニさんに聞いた。



「ジョバンニはどう顔を洗うの？？
両手？？片手？？」
「もちろん　片手
両手だとうまく洗えない。
ちなみに、私だけじゃない。
ドミニカ人は男性も女性も
片手で顔を洗う。」

どっひゃ～～～～(^_^;)

ジョバンニ「日本人は片手じゃないのか？」
おとん「ううん、両手で、こうやって水をすくう
　　　　ジョバンニ、なんで、ドミニカ人は片手なんだ？」

ジョバンニ「コストゥンブレ！（＝習慣だ！）」

そう、コストゥンブレ。
習慣の違い。
これは文化の差なんだねえ。
顔がきれいになれば、両手だろうと片手だろうと違いはないけれど、
この習慣の違いにはちょっと感慨深いものを感じてしまった。
こういう違いは、そのまま受け入れなければならないもののひとつ。

で、これに興味を持ったワタシたち、
あちこちで聞いてみました。

やはり、ドミニカ人、片手で顔を洗います
「なんで、日本人、両手で洗うんだ？？」と聞かれる。

ワタシの通っている大学の外国人のスペイン語クラスでも聞いてみました。
まずは、ハイチ人の仲良しのナオミちゃんから。
「ねえ、ナオミはどうやって顔を洗う？両手？片手？」
「まむにあ、変なこと聞くのね。
片手に決まってるじゃない。」

・・・・やっぱり(-_-;)

「左手にコップを持って、その中の水を右の手の平に受けて・・・石鹸はこうつけて」

それから、カナダ人のマリサに聞く。
カナダ人も片手で洗うと・・・＠＠

教室の中が
「何で、片手なの？？」
「何で両手なの？？」
「ポルケ？？Por Que??(スペイン語のなぜ？）」でいっぱい・・・
両手で洗うのは
ワタシとイギリス人のパロマだけなので、
両手、形勢わろし(^_^;)

そこに現れたマルチネス先生。



「私は、ドミニカでは片手で洗うが
ヨーロッパやアメリカに行くと両手で洗う」

・・・・そうなの？？

「要は、水が豊かかどうかの問題なのだ。
水が大切なところでは、片手で洗う」

というわけで、
日本人の皆さん、
「コストゥンブレ」。
水は大切にするもんなんですね。

後から、海外経験の長いdomimamaさんに聞いたら
ホンデュラスでも片手で洗うそうです。

知らなかったのは、ワタシとおとんだけだった・・・？？？

ちなみに、これを知って
「トリビアの泉」のHPを開こうと思ってるあなた、
だめです。
もう送っちゃったもんね～～～

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この金曜日から、
サマナというところに、
鯨のジャンプを見に行ってきます。
で、日記は来週までお休みします。
ホエールウォッチングは今が旬！！
むっちゃ楽しみです