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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:なんで?何で?なんで?
あと1週間で帰国だぁ~~~ と浮かれて、 スーツケースも引っ張り出して、荷造りをはじめようとしていた日曜の午前9時半。 それまで、機嫌よく朝ごはんをきちんと食べて、 「お~~い、プールにいくぞぉ~~」と行っていたおとんが、突然、苦しみ出した。
腸の下のところが痛いと。 どうもおかしいと思っていたヘルニアが急に悪化したらしい ベッドの上で、七転八倒してます。 非常事態発生。
まず、健康管理員のIさんに電話。 指示をあおぐ。 運び出したくても、おとん、座ることも無理。ベッドの上で唸ってる。 「こんなに痛いのに座れるかよ~~!!!車まで行けるわけないだろ!!!よく考えてみぃ!!!」 だいぶ痛いようですが、ヘラズ口も立派にきけます。(←いつも通り) それでも、脂汗流してますから、かなりまずい。 Iさんに再び電話して、救急車を頼んでいただく。
ドミニカ共和国には日本のように公的機関がやってる救急車なんてありません。 民間の会社がやっています。当然、有料です。 救急車を頼んで、1時間待つ。
その間に担当調整員のmarutaさんがかけつけてくださる。 スペイン語ペラペラだから、本当にありがたい。 1時間待った救急車。救急車の会社のドクターが乗ってきてます。 おとんを担架にくくりつけて、家(アパートの3階)から降ろそうとしたら、 ・・・なんと、アパート、停電でエレベーターが動かない アパートの番をしているムチャーチャのおにいちゃんとmarutaさんと救急車の運転手さんとドクターの男手4人で降ろしてくださいました。
こちらの救急車は、日本のように緊急車両だから優先に、なんてしてもらえません。 サイレンも鳴らしながら走りません。 クラクションを同じ程度にサイレンを使うんですね。 交差点にポリシア(警察)がいても、赤信号を通してはくれない。 救急車が本当に一般化してないんです。 日曜日の午前中だったので道はすいていたから、早かったけど、道が混んでいたら・・・大変でした。 そして、これで、救急車代は1,500ペソ。(5000円弱) よく揺れたけど、ベンツでした。 みなさん、日本の救急車のシステムって、 なんてありがたいんでしょう!!!!
病院は、提携のクリニカにIさんが連絡してくださってたので、 救急で、すぐに診てくださいました。 外科の先生が「これはすぐに手術しないと」とおっしゃって、 手術をすることになりました。
こちらのクリニカ(私立病院)は、 この病院の中にお医者さんが各自オフィスを持っていて、 そこで患者さんを診断して、自分が診られない科だと、同じクリニカの他の先生を紹介してくださる。 今回も、担当の先生が外科の先生に連絡してくださって、外科の先生がすぐに来てくださいました。 そして、手術だってことで、心臓内科の先生と麻酔科の先生に召集をかけてくださいました。 日曜日、おまけにドミニカ共和国では父の日だったんですが、 どの先生も、早くいらっしゃってくださって、ありがたい限り。 麻酔科の先生は、すごい美人でしたが、 おとんは、痛くて、おまけにメガネをはずしていたため、よく見られませんでした。 残念
おとん、血栓防止のために、 足に白ヤギさんのような「タイツ」を履かされる。
手術は1時間ほどで終わりました。 心配していた腸も、だいじょうぶだったようです。 本人が、またどうしても出せ、と言ってるので、 元気な姿を。 日曜に入院、手術をして、 水曜日には退院になりました。 非常に回復も早く、元気になりました。 ご心配していただいた皆さん、おとん、元気にしてます。 ご心配ありがとうございます。
今は、家で、おとなしくしてます。 ちょっと傷は痛むようですが、たいしたことはありません。
でも、残念ですが、お盆に帰国は無理ということになりました。 2ヶ月は無理みたいです。 しかたないです~~~~ これが、1泊しなきゃならないニューヨークで、とか それから、飛行機の機内でなっちゃったら・・・と思うとぞっとします。
Iさん、marutaさん、 本当にお二人には助けられました!!! ここで、心から御礼申し上げます
さて。 おとんの命に別状がないとわかると、 また、好奇心いっぱいの私です 続きをまた、書きますね。 「ドミニカ共和国で入院ってどうよ!!??」
おとん、がんばれ!と思う方は、ちょっとぽちっとしてくださいね。 ドミニカ共和国で元気に生きてくよぉ~~~!!!↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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